自作Nゲージ STAR21 (25) <完成!>
2024年12月の設計開始から1年8カ月の時を経て、ついにフルスクラッチのSTAR21が完成しました!自作Nゲージは仙台市交通局1000N系、E331系、KORAIL311000系に続いて4作目。今回は初めての新幹線車両であり、両先頭車で形状が違うなど過去の作品にはない新しい要素が盛りだくさんでした。各車両を紹介していきます。1号車 952-1STAR21といえばこちらの先頭車を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。超特急ヒカリアンでもキャラクター化されました。現在は米原の鉄道総合技術研究所にWIN350(500-901)、300X(955-1)と並んで保存されています。2号車 952-23号車 952-3模型では動力車です。STAR21は車体の高さが低く側窓の位置も低いので、動力ユニットが窓からはみ出してしまいました。4号車 952-4グリーン車です。窓形状が特殊で、窓抜き作業が大変でした。5号車 953-1この車両を境にボギー車と連接車が切り替わり、ボディカラーもライトグリーン→スノーグレーに切り替わります。現在は利府の新幹線総合車両センターで953-5と連結されて保存されています。6号車 953-27号車 953-3この車両を境にボディカラーがスノーグレー→ベージュに切り替わります。8号車 953-49号車 953-5425km/hの速度記録を達成した際はこの車両が先頭に立っていました。現在は利府の新幹線総合車両センターで953-1と連結されて保存されています。続いて細部のこだわりポイントを紹介していきます。先頭部を比較。952-1は先端に向かうほど車体幅が絞られていくので小顔でスマートな印象です。953-5は車体幅の絞り込みが無く平べったい形状ですが、いわゆるブラックフェイスのデザインであり引き締まった印象です。952-1ライト点灯状態。新幹線の前照灯で左右1灯ずつしかないのは、他には1000形しか思い浮かびません。実際、後の改造で連結器カバー部分に2灯のHID灯が追加設置されました。953-5ライト点灯状態。左右2灯ずつの角型ライトはE1系に通じるものを感じます。ボディのディテールを観察。床下パネルのボルト穴はΦ0.3ピンバイスで穴を開けて再現。ルーバーや点検ハッチはデカールで再現しました。屋根上は特高圧引通線をボディから浮かせた状態で取り付けて、市販品では実現できない精密感を追求しました。パンタグラフ。952形と953形で全く異なるパンタカバーを装備しています。内部の正確なディテールは分からないので、省略したり想像で作ったりした部分があります。屋根上のすべり止めはt0.1プラペーパーで表現し、つや消しクリアーで質感の違いも再現しました。t0.1プラペーパーは非常に薄いですが、それでも実車のすべり止めと比較すると厚みがあり大袈裟に見えるかもしれません。しかし模型としては屋根上を賑やかにする良いアクセントになっていると思います。連結部にはTOMIX製品を真似た可動幌を取り付け。車体下部まで覆う全周幌です。カプラーの首振りを邪魔しないように、可動幌の下部を欠き取っています。連接車にも可動幌を設置。こちらは台車が一部だけ顔をのぞかせています。連接車は、台車上のピンにフックを引っかけることで連結する仕組みです。台車の軸距は2種類存在し、952-1、952-4の2両は軸距が短く、それ以外の7両は軸距が長くなっています。軸距が短い台車はE3系用、軸距が長い台車はE2系用を使用しました。STAR21登場当時に現役だった200系、400系と並べてみました。STAR21は車体断面が小さく、他の車両と並べるとそのコンパクトさがよく分かります。1年8カ月という長い製作期間を費やした分、完成時の達成感は非常に大きいです。新幹線のフルスクラッチは初めてでしたが、これまで蓄積した工作経験もあり、設計時に頭の中でイメージしていたものをほぼそのまま形にすることができました。一つ一つの工程がとても手間のかかるもので、製作期間中は投稿頻度が少なくSTAR21以外の記事はほとんど投稿できない状態でしたが、ご覧いただきありがとうございました。今後しばらくは、市販車両のディテールアップを中心に記事を投稿していくつもりです。