自作Nゲージ STAR21 (19) <車体ベース色の塗装>
STAR21の組み立て作業が終わったので、塗装工程に入りました。まず、下地としてMr. フィニッシングサーフェイサー1500を塗装。サーフェイサーを塗ることで、パーツの継ぎ目処理が甘い部分やパテを盛った箇所の気泡が明らかになるので、補修して再度サーフェイサーを塗って仕上げました。床板も同時にサーフェイサーを塗装しました。ここからいよいよ車体色を塗っていきますが、いきなり本塗装には入らずに事前テストを行います。過去に全塗装を行ったE231系900番台(tomix改造)や相鉄新7000系(鉄コレ改造)では、本塗装を終えた後に色味に納得がいかず、塗装を剥がして塗りなおす苦労を味わいました。今回はそのような事態を避けたいので事前に入念な塗装テストを行い、「この色で問題ない!」と自信を持った状態で本塗装に進むことにしました。塗装テストには作りかけの952-3ボディを使用。途中まで組み立てたものの、不具合があって作り直すことにしたのですが、作りかけのものを捨てずに保管しておいたものです。STAR21の車体ベース色はライトグリーン、スノーグレー、ベージュの3種で塗り分けられています。ライトグリーンはガイア ボトムズカラー AT-11 アイスグリーンを使用しました。スノーグレーは市販の塗料では適当なものが無いため、クレオス C1 ホワイトと、クレオス C307 グレーFS36320を混ぜて青みがかった明るいグレーを作りました。ベージュは暖色系のグレーという感じなので、クレオスC97 灰色9号を使用しました。窓周りの帯はクレオス GX1 クールホワイトと、クレオス ラスキウス アウラ CL108 浅葱色を使用しました。塗装テストで色味を確認した後、本塗装を開始。まず952-1~953-1の5両をアイスグリーンで塗装します。基本的にボディと床板は別に塗装しますが、車体色が切り替わる953-1は塗分けラインがボディから床板にかかっているので、車両を組み立てた状態でマスキングし、塗装しました。続いて953-1~953-3の3両を、調色したスノーグレーで塗装。パンタカバーが立体的な形状なので、奥まった部分の塗り残しが生じないように注意します。車体色が切り替わる953-2と953-3は、車体を組み立てた状態でマスキングして塗装しました。953-3~953-5の3両を灰色9号で塗装。車体色が切り替わる953-3は、車体を組み立てた状態でマスキングして塗装しました。最後に、ライトグリーンの5両については床下および952-1のパンタ準備工事と思われる部分の一部を、AT-11 アイスグリーンとGX1 クールホワイトを混ぜて作った明るいライトグリーンで塗装しました。実はこれらの車両、意図して実車と異なる塗り分けにしています。その経緯について次に説明します。パワポで説明用のイラストを作成しました。上段は実車の塗分け。952-2~953-1についてはボディと床下が同じライトグリーンで塗られていますが、952-1はボディのみ濃い色合いになっています。ただしパンタ準備工事と思われる部分の一部と妻面寄りのドアは薄い色合いで、床下のLCXアンテナと思われる四角い部分がボディと同じ濃い色合いです。いくら実車がそうなっているとはいえ、先頭車だけ色味が違うというのは不自然に思えます。そこで模型では中段のように、952-1~953-1すべてにおいて、ボディを濃い目のライトグリーン、床下を薄目のライトグリーンで塗分けることにしました。ネットで調べると3DプリンターによるSTAR21の作例がいくつか出てきますが、それらもこのような塗り分けになっています。実車とは異なるものの模型として自然な見栄えになるため、私もこの塗り分けを採用することにしました。952-1については、パンタ準備工事、LCXアンテナと思われる部分の色の違いは模型としてアクセントになるので再現することにしましたが、ドアの塗り分けはかえって不自然になりそうなので、塗り分けしないことにしました。参考として、下段には超特急ヒカリアンのおもちゃの塗り分けを示しています。こちらは床下が白で塗装されていました。大げさにも思えますが案外違和感がなく、デフォルメが効いてメリハリのある仕上がりになっています。9両すべての車体ベース色の塗装が完了しました。次は屋根上と窓周りの塗装に入ります。