床板の組み立て作業がひと段落したので、車体の製作を始めました。

 

t0.3プラ板で側構体を作ります。9両分の罫書きをまとめて実施しました。

側構体は高さ13mmほどですが、意図的に余白を設けています。

 

まず、余白が付いたままの状態でプラ板に丸みを付けます。

側構体だけを切り出してから丸みを付けようとすると、幅13mm程度の細長いプラ板に丸みを付けることになりますが、これは非常に困難であると想定されます。

余白が付いた状態であれば比較的大きなプラ板を丸めることになるので、側構体単体で丸める場合と比較して大きな曲げモーメントを発生させることができ、少ない力で綺麗に丸みを付けることができます。

 

窓をくり抜きます。窓の四隅は45°にカットしておき、後でRを付けます。

 

ドアにはスジボリしておきます。

 

ここまで来てようやく側構体の余白を切り取ります。

そして45°にカットしていた窓の四隅をデザインナイフで削り、Rを付けていきます。右側の窓がRを付ける前、左側の窓がRを付けた後です。

 

現時点で952-2と952-3の側構体が出来上がっています。

残り7両。まだまだ長い道のりです。