お久しぶりです。蒸し暑い日が続き、すっかり夏らしくなりました。

前回の更新から1か月以上経ってしまいました。STAR21の工作はコツコツ進めており、「キリが良いところまで進めてからブログ更新しよう」と思っていたら、いつの間にか1か月以上経ってしまいました。

 

前回の記事で予告した通り、今回は屋根板の取り付けについてです。

 

屋根板はt0.3プラ板です。側板と同じように、余白を付けた状態で丸みを付けます。屋根板単体では細長くて丸みを付けにくいので、余白を付けることにより大きな曲げモーメントを発生させることができます。

 

丸みを付けた屋根板から余白を切り取り、ボディに接着。

次に、車端部の屋根肩の取り付けに進みます。

 

車端部屋根肩にはウェーブの外径5mm、肉厚0.4mmのハーフパイプを使用。

ハーフパイプを2分割してクォーターパイプにし、これを屋根肩に接着します。

 

ハーフパイプを分割するための治具を製作しました。

 

治具の真ん中の穴に、短く切ったハーフパイプをセットします。

 

ハーフパイプの中心線に定規を置き、定規に沿ってカッターでハーフパイプをカットします。

 

めでたくハーフパイプを2分割し、クォーターパイプにすることができました。

 

クォーターパイプを車端部の屋根肩に接着。

長さに余裕をもって切り出しているので(右)、はみ出た部分をカットします(左)。

 

車体断面を見た図。

車端部の側板・屋根板はt0.3プラ板を2枚重ねにしてt0.6となっていますが、屋根肩部分のみt0.4なので、0.2mmの段差が生じます(左)。

そこで、屋根肩の内側にt0.2プラペーパーを貼り付けて、ボディの厚みが揃うようにしました(右)。

 

側板・屋根板・屋根肩の継ぎ目にウェーブの黒い瞬間接着剤を充填し、ペーパーで削って屋根肩を成形します。段差が大きいところはラッカーパテを使用しました。

屋根肩をペーパーで削る際は#400サンドペーパー→#600スポンジやすり→#1000スポンジやすりの順番に削り、きれいな曲面が出るように注意しながら作業しました。

 

屋根と合わせて先頭部も成形しました。こちらは952-1。「おでこ」部分は三次元曲面を描いておりプラ板だけで作るのが困難だったため、ポリパテを使用しています。

 

こちらは953-5。前面窓両脇の、車で言うAピラーの部分は、車端部屋根肩と同じくウェーブの外径5mmハーフパイプを使用しました。

 

なかなか良い感じです。