ゴールデンウィークが明けました。私は地元に帰省し、高校時代の友人に会うなどしていました。

そして現在製作中のSTAR21も実家に持っていき、実家で製作を進めていました。

前回の記事で予告した通り、側構体を裏から補強したのち、ボディを箱型に組み上げました。

 

側構体の裏側に補強板を貼り付けた様子。ボディを床板に固定するための突起も取り付けており、こちらはエバーグリーンの1×0.38角棒を使用しました。

 

東京方先頭車の952-1は乗務員扉の手すりが露出しているので、Φ0.2真鍮線で製作。

プラ板で作った治具を用いて、真鍮線を車体側面のカーブに合わせた形に曲げていきます。

 

出来上がった手すりをボディに差し込み、裏からアロンアルファで接着。ドアハンドルはランナー引き伸ばし線で再現しました。

 

いよいよボディを箱型に組んでいきます。

こちらはボディの骨格となるパーツで、屋根を取り付けるための土台と妻板を組み合わせた構造です。このパーツにより車体幅と断面形状が決まるので、歪みの無いように注意しながら組み立てました。

 

骨格パーツに側構体を接着。電車らしくなりました。

妻板が車端部よりも引っ込んだ位置にありますが、これはtomixの新幹線のような可動幌を取り付けるスペースを確保するためです。

 

9両分のボディを組み立てました。

 

骨格パーツは車両ごとに形状を変えています。

写真左:ドアは窓の位置が高いため、ドア窓から骨格パーツがはみ出さないようにドア部分を欠き取った構造としています。

写真右:パンタ車は、配管止めを屋根に差し込んで裏側から瞬間接着剤を流し込んで固定する予定です。屋根裏にアクセスできるようにするため、パンタ下の部分をくり抜いています。

 

写真だけでは分かりにくいかもしれないので、車体の断面図を作成しました。薄いグレーがボディ、濃いグレーが床板です。

 

左がもっともオーソドックスなものです。

中央はM車で、動力ユニットの幅がT車の床板よりもわずかに広かったため、ボディ内壁の板厚を薄くして対応しました。

右は連接車で、車体裾がほかの車両よりも短いため、それに合わせてボディ内壁の板厚を変更しました。

 

 

次は屋根の製作に進みます。