かめおかゆみこです。
この「お悩みごと・お困りごと回答動画」は、2020
年、メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」6000号を
記念して、 読者さんのために企画したものです。
その後、読者のY・Sさんのご協力で、文字起こしを
つけることができました。これから、順次、一般公開
に切り替えていきますので、 どうぞお楽しみに♪
(2023.1.1)
お悩みごと・お困りごと回答動画03
★ 「失敗や人に悪く思われることを恐れて、勇気が
出ないときがあります」
こんにちは。かめおかゆみこです。
いつも動画をご覧いただきありがとうございます。
今日の横浜はすーごい風です。あなたの地域はい
かがですか? 収録中にこの風の音が入るかもし
れませんけれども、ご了承ください。
さて、今日のお悩みごとです。たもさん・男性です。
「失敗や、人に悪く思われることを恐れて、勇気が
出ないときがあります」
たもさんと同じような悩みを持つかたって、実はけ
っこう多いんですね。
これね。そう思ってしまうたいていの人が、自分は
欠点があるからだとか、力が足りないからだとか、
自分はダメなんだっていうふうに思い込んでるんで
すが、私に言わせたら、それはぜんっっぜん勘違い
です。
思い込みです。誤解です。錯覚です。妄想です。
なぜそう思うかというと、私は、多くの人がそんなふ
うに思ってしまう原因が、実は学校教育にあるって
考えてるんです。
ま、もちろんすべての学校ではないんですけれど
も、多くの学校が、マルではなくバッテンを、たくさ
ん体験するような教育の仕方をしてるからなんです。
たとえばテストだって、満点は100点一つしかありま
せん。たとえ99点取っても、1点間違ってたから99点
ですよね?
それが、60点だったり、30点だったり、0点だったり、
そんなふうに、できないとか、うまくいってないとか、
自分を否定する方向に思わせるようなやり方が、テ
ストだけじゃないですけれども、いろーんなかたちで
蔓延しているのが学校教育だと私は思っています。
メルマガの読者さんの中には学校の先生もいらっし
ゃいますから、学校の悪口を言うつもりはないんで
すけれども、学校そのものというよりも、この日本の
教育システムが、子どもたちのやる気を沸かせて、
元気になって、ワクワクして授業に取り組む…って
いうようなシステムになっていない、
というふうに私は思ってるんですね。
だから多くの人は、自分はできないとか、ダメだと
か、力がないとか、そんなふうに思い込んでしまうわ
けです。
そして、学校だけでなく、周りの大人たち。親も含め
てたくさんの人たちが、子どもに対してそういう反応
をしていることが多いんです。
だから私は、そう思い込んでいる人たちに、気が付
いてもらいたいと思っています。自分は悪くないって。
そして、さっき周りの人たちのことも悪いみたいに
言っちゃいましたけれども、本当はその人たちも、勘
違いをしてるだけなんですね。
なぜかというと、その人たちの親や先生や周りの大
人の人たちもまた、そんなふうにその人を育てたか
らなんです。ある意味、悪循環がずーっと続いてき
てしまったんですね。
ですから、気がついたらそこで終わらせましょう。
そして、新しい視点で、次のステップを踏み出して
ほしいんです。
新しい視点とは、自分が自分を認めること。
失敗や周りの人の評価を恐れる人は、この、自分
が自分を認めるっていうことがなかなかできません。
ついつい、周りの評価で自分を判断するっていうこ
とが、習慣になってますからね。
でも、周りの評価は、常に一定ではありません。そ
して絶対でもありません。その評価に頼っていて
は、一生、振り回されるだけなんです。
でも、自分が自分を好きになって、自分が自分を認
めて、自分が自分を信頼することができるようになれ
ば、これは、ゆるぎないものになります。自分という
応援団が、一生ついてくれることになりますからね。
そんなことはなかなかできないって、思うかもしれま
せんけれども、これもメルマガで繰り返し繰り返し、
しつこくしつこく伝えているように、量稽古が必要な
んです。
たもさんも含めて多くの人は、今まで、自分を否定し
たり、自分を批判したり、周りの人に気を遣って、自
分を押し殺したりっていうことの量稽古をやってきた
んです。無意識かもしれませんけれども。
だから、今度は、そうじゃない方向の量稽古をすれ
ばいいだけなんです。
「いいだけなんて簡単に言うなよな!」って思われる
かもしれませんけれども、ここは、簡単に言ったほう
がいいんです。
なぜかというと、「あー、それは難しいなあー。どうし
よう。できるかなあー」なーんて思うと、脳が、
「えー。そんなに難しいのか。できるかなあ」って、
不安になっちゃうんです。
脳ってのは基本的にビビリでヘタレですからね。
だから、ここはちょっと役者になって、
「そっかあ。自分を好きになって自分を認めて、
自分を応援団にしていけばいいんだ。
かーんたん簡単!」って、言うことによって、
脳をちょっとだましてあげるんですね。
あの、脳には聞かれないようにしたほうがいいんで
すけれども。(笑)
そうして、これからの生き方の中で、自分を認めて、
自分を受け入れて、自分を好きになるっていうプロセ
スを、丁寧に丁寧に、歩んでいけばいいだけなんです。
量稽古は、人を裏切りません。
もちろん、今まで繰り返してきたパターンがあります
から、最初のうちはなかなかうまくいきません。
でも、スモールステップで、一歩一歩、丁寧に歩いて
いけば、必ず前に進んでいけます。
私は最近、カメの歩みよりもさらに、カタツムリの歩
みってのが、気に入ってるんです。
カタツムリって、一見すると、ぜんっぜん進んでない
ように見えるじゃないですか。
でも、ほかのことやっててふっと振り返ると、ちゃー
んと前に進んでる。そのぐらい丁寧でいいんです。
気が付くと、世界が変わっています。
たもさんは、この世に一人だけのたもさんです。
その自分を認めて、大好きになって、これからの人
生を、楽しく生きてほしいなって思います。
すべての人が、その人らしく輝いていける世界。
それを応援したくて、私はこの活動を続けています
から。
メルマガを通して、また、いろいろな活動を通して、
これからも応援できたらうれしいなと思っています。
本日は最後までお聞きいただきありがとうございま
した。それではまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
(文字起こし担当/Y・Sさん)