フレッシュな日常用から重厚な辛口、そして貴腐ワインやアイスワインなど高貴な甘口にまで至る多彩な味わい。

しかも驚くほど長い年月をかけて熟成という名の美しい変貌を遂げていく(そうじゃないのもあるけれど)。

だが何よりもその見事に研ぎ澄まされた酸と煌めくようなミネラル、そして葡萄本来の果実味との究極の調和。

加えて 生まれ育った地所のテロワールを克明に描出するという点に於いてもこの葡萄の右に出るモノはない。

飲めば飲むほどに リースリングこそ世界最高の葡萄である という思いは確信へと変わっていくのである。

この拙い記録をきっかけに、リースリングという類まれなる葡萄から造られるワインを少しでも知っていただければ幸いである。


2009年9月・醸造所訪問&旅行記

  モーゼル : アンスガー・クリュッセラート     特級畑 トリッテンハイマー・アポテーケ

         エルツ城&トリアー観光       モーゼル銘醸畑巡り

  ザール : シュロス・ザールシュタイン

  ルーヴァー : マキシミン・グリュンハウス(フォン・シューベルト)

  ナーエ : エムリッヒ・シェーンレーバー


2007年5月・醸造所訪問記

  プファルツ : ミュラー・カトワールA・クリストマンゲオルグ・モスバッハビュルクリン・ヴォルフ

  ルーヴァー : カールスミューレマキシミン・グリュンハウス(フォン・シューベルト)

  ザール : シュロス・ザールシュタイン


これまでの記録 → (旧)緑家のリースリング日記

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2017年08月15日

そつ無しエッシェルンドルファー

テーマ:★ Horst Sauer

お盆休みも終盤になるとダレダレになってしまい、何もしないまま時間だけが猛烈な速さで過ぎて行く。

まぁ休みでさえ何かをしたり何処かへ行ったりしないと罪悪感に苛まれるこの貧乏性こそが異常なのであって

休みこそ何もしないで心穏やかに過ごすのが本来あるべき姿なのではないか、などと開き直ってはみるものの

やっぱり限られた人生を徒に浪費している感は否めない。結局は時間の使い方が下手な人間の典型なのだ。

 

そんなこんなで書斎の掃除とお盆の行事をした以外は、な~んにもしなかった休みも今日でおしまい。

食べる方は食べる方で肉ばっかり食べてたような気がするが、今夜もやっぱり肉で豚テキの山葵バターソース。

最近ちょっとしっかりしたワインが多かったので、今夜は軽めの若いジルヴァーナーで。

ホルスト・ザウアー醸造所の2016年産エッシェルンドルファー・ジルヴァーナー・トロッケン。

 


スクリューキャップ。緑色がかった明るいライムイエロー。液縁に泡の様な気泡が少々。

青リンゴや青いバナナ、洋梨などのフレッシュで青い果実香。

少し草っぽさや煙っぽいところも感じられてソーヴィニョン・ブランを思わせる香り。

 

意外に小ぶりな果実味と、伸びないが骨太な酸、甘苦いミネラル感の軽いバランス。

これまた意外に酸のアフター。クリーンな造りで至ってシンプルだけれども、食事酒に相応しいワインだなと。

翌日。どれが突出する事も無く、各要素の纏まりが良くなっててスイスイ飲み易い。まったくそつの無い1本。

85/100   (過去のヴィンテージ→2015年産2014年産2013年産2012年産2011年産2010年産

 

2016 Escherndorfer Silvaner Qualitaetswein trocken

Weingut Horst Sauer (Escherndorf/Franken)

A P Nr 4397-012-17,Alc 11.5%vol,8.20€

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2017年08月13日

1つ星で充分かなぁ

テーマ:★ Markus Molitor

1930年代初めに法的に赤ワイン造りが禁止される以前のモーゼルには

多くの畑にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)が植えられていたという事実は意外に知られていない。

何せ個人的にもリースリングと言えばモーゼル、モーゼルと言えばリースリングの故郷、というイメージが強くて

シュペートブルグンダーが古くから造られていたなどと言われても俄かには信じ難いものである。

(もちろん今はそんな法律など無い)

 

そんなモーゼル産シュペートブルグンダーを片っ端から色々飲みまくった訳じゃないので偉そうな事は言えないが

気候の温暖化や需要の増加により、モーゼル地方に於いて赤ワイン造りを手掛ける生産者が増えた現在でも

価格的にもメディアの評価的にも、マルクス・モリトールがモーゼルの第一人者である事に変わりはないだろう。

 

モリトールのワインリストは御承知のようにアイテム数が膨大で、ややこしい事この上ないのだが

そんな中、赤ワインはベーシックな醸造所名キュヴェを除けば、*印が1~3つに格付けされているようである。

3つ星のキュヴェの中には100ユーロ近い値が付けられているモノもあってなかなか手が出ないけれど

1つ星ならまぁ何とか許容範囲内。でもこれとて買ってから3年は寝かせてあったもの、開け時が判らないのよね。

 


少しオレンジ色のトーンが感じられる暗い色調のルビー・ルージュ。

上品なモカコーヒーを思わせる香りをメインに、若干の革っぽさと赤いチェリー系の果実香が少々。

キリッとした酸の効いたチャーミングな果実味のライトな味わい。

 

タンニンは元々それ程多くなかっただろう筈だが、既に適度にこなれており

それ以上に苦み走った(恐らくミネラル味に由来するであろう)収斂味が舌の上に長く持続する。

この辺のある種の引っ掛かりは

アール産やモーゼル産に共通するシーファー土壌産シュペートブルグンダーの特徴の1つなのだろう。

良く言えば力の抜けた柔らかな味わい、悪く言えば酸にしろ果実味にしろやはりちょっと貧相な印象。

 

一方バリックの効きだけは産地が違っていても平等な訳で

時間とともにグラスの中はコーヒーやビターチョコっぽい香りで満たされる。

3杯目に入るとますます飲み口は優しくなる。これならもうちょっと早く開けた方が良かったような気がする。

翌日は酸とタンニンが前に出てザラッと収斂性がアップするも、味筋に然したる変化は無し。86/100

 

 

因みにこのブラウネベルガー・マンデルグラーベンという畑は

硬い珪岩や砂利の混ざった石がちのシーファー土壌、という以外にこれと言った情報の無い

ブラウネベルク村を取り囲むように背後、つまり村の南側に広がる

平坦な区画やら斜面になった区画やらがごちゃ混ぜになったかなり広い畑のようである。

 

ユッファー・ゾンネンウーアなどのブラウネベルクの特級畑があるのは村の北側、つまりモーゼル川の対岸の話。

まぁそんな畑だから、リースリングを植えても成功する可能性が少ないとみてのシュペートブルグンダーなのか?

3年前にもう少し評価の高い畑の2つ星のシュペートブルグンダーを飲んだものの然程感動する物でもなかったし

大枚を叩いてまで3つ星に手を出すのはちょっとリスクが高過ぎる。個人的には1つ星で充分かなぁ...。

 

2010 Brauneberger Mandelgraben * Pinot Noir Qualitaetswein

Weingut Markus Molitor (Bernkastel-Wehlen/Mosel)

A P Nr 2 576 609 12 13,Alc 13.5%vol,21.76€

 

 

おまけ。今夜は牛ランプ肉のステーキ。

最近肉ばっかり食べてるなぁ...。

 

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2017年08月12日

ますます良い感じ、クヴァルツィット

テーマ:独 Rheingau

お盆休みの2日目は一念発起して、既に物置状態となって久しい書斎の大掃除を朝から。

実は年末に掃除するのをサボってそのまま放置してしまっているのがどうも心に引っ掛かっていたもので

こんな時期だが意外に暑さは苦にならず、夕刻にめでたく完遂。これで心置きなく休みを満喫出来るというもの。

 

一昨日は職場の暑気払いで懐石料理、昨日は弟を交えての寿司宴会と、2日続けての日本酒だったので

今日は久しぶりにリースリングをじっくり愉しんでみたい。

ラインガウのペーター・ヤコブ・キューン醸造所、2015年産エストリッヒャー・リースリング「クヴァルツィット」。

おっと、コルク栓に回帰してますな。蛸のカルパッチョ、チクワのバルサミコソース炒め、なんかをアテに。

 


外観は緑色がかった明るいレモンイエロー。のっけから朽ち木や腐葉土を思わせる鉱物系の香りで

次いで蜂蜜がかった林檎やアプリコットなどの果実が香る。スワーリングすると心地良いペトロール香が開く。

口当たりは決して大柄ではないものの充実した果実味。

酸は見事に凝縮されていて、舌をギュッと力強く締め付けた後、スーッとアフターにまで綺麗に伸びて行く。

終盤はこの酸と一体感のある柑橘の薄皮系のミネラル味がなかなか強烈。

 

ドッシリと飲み応えのある果実感、そこそこ抑えられているであろう残糖、

そして何よりも2015年産には珍しい部類の強く美しい酸。

その美酸を以てしても重心高めとは行かないミネラル感には

残念ながらネーミングのQuarzit(珪岩)に通じる清涼感を利き分ける事が出来なかったけれども。

 

翌日も凝縮感たっぷりで、やや果実味が差を詰めるもやっぱり酸が主役。

ミネラル味ははやや引っ込んだバランス。残糖3.9g/l、酸量8.8g/l。

エストリッヒャー・ドゥースベルク畑の異なる区画からの収穫を集めて造られたとのことで

「珪岩を織り交ぜた底深い黄土の土壌は、リースリングにスパイシーなジューシーさを与える」のだとか。87/100
(過去のヴィンテージ→2014年産2009年産
 

*

 

230年に亘るワイン造りの歴史を持つペーター・ヤコプ・キューン醸造所は、2004年からビオディナミ農法に転じ

2009年には最古のビオ生産者団体・デメター(Demeter)の認証を取得したバリバリのビオディナミ生産者である。

現在の作付け面積は21ha。うち90%がリースリング、10%がシュペートブルグンダー。

 

日頃「ビオワインは好きじゃない」なんて言っておきながら、ビュルクリン・ヴォルフ、バッサーマン・ヨルダン、

クリストマン、レープホルツなどのプファルツ勢を中心に、結構ビオ生産者のリースリングを飲んでいたりする。

先日もgriotteさんのお宅にお邪魔して、御相伴に与ったアルザスのジュリアン・メイエーのピノ・ノワールを

違和感無く飲んで喜んでいるのを先輩方に呆れられたぐらいだから、知らないうちに慣れてしまっているのかも。

 

2015 Oestrich Riesling Qualitaetswein trocken - Quarzit -

Weingut Peter Jakob Kuehn (Oestrich/Rheingau)

A P Nr 29 248 026 16,Alc 12%vol,15.50€

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2017年08月06日

最近ちょっと不発気味

テーマ:★ Ansgar Clüsserath

嵐の前の静けさと言うのか、九州地方に接近した台風が近畿直撃ルートを辿る公算が高まったにもかかわらず

今日は朝から快晴でグングン気温が上昇。

その酷暑の中、お墓の掃除と経木を貰いに菩提寺に行き、スーパーその他をいろいろ回って食料品の調達。

ふぅ~、途中カレー屋さんで昼食休憩を挟んだとは言え、トータル4時間半の行程...あーしんど。

 

さてお盆前のひと仕事が終わったので、今夜は取って置きの1本を。

アンスガー・クリュッセラート醸造所の2015年産トリッテンハイマー・アポテーケ・リースリング・トロッケン。

 

 

蠟封されたコルクを抜いてグラスに注ぐと、微かに緑色と少し黄金色がかったレモンイエロー。

熟したリンゴや黄桃、花梨などの果実に少し蜂蜜が香る上品な香り。

この香りからすればやや拍子抜けのスマートな果実味と、当たりは柔らかいものの伸びの良い綺麗な酸、

そして中盤からアフターにかけて本領発揮の柑橘の薄皮系ミネラル味。夏蜜柑的な味わい。

 

白桃ではないものの桃を常に感じさせるフルーティーさがありつつ、凝縮感はあまり無く、ミネラリッシュな味わい。

濃いウマ系をとの期待をやや裏切る薄ウマ系。2杯目3杯目と進むに従い、酸が引っ込んで弱くなって来た。んー

翌々日は、この造り手には珍しく少しフローラルな風味が感じられる。

果実味が若干肉付きを増したぶん全体の力感は増しているが、少々のっぺりとして総じて起伏に乏しい味わい。

 

それにしてもこの2015年産アポテーケ、何故満足感に乏しいのだろう?

そんな事を考えながらチビチビと...あー、そうか。厳しさと優しさがイマイチ足りないんだわコレ。

ビシッとしたキレの良い酸と、取っ付き難いミネラル感の妥協の無いフレーム、

そしてふんわり柔らかな果実の肉付き。この相対する2つの要素が1つのボトル内に併存してこそのアンスガー。

2014、2015と、最近ちょっと不発気味だが、まぁヴィンテージ差というのもワインの面白さのひとつだからなぁ。

86/100  (過去のヴィンテージ→2014年産2013年産2012年産2011年産2010年産2009年産2008年産

 

2015 Trittenheimer Apotheke Riesling Qualitaetswein trocken

Weingut Ansgar Cluesserath (Trittenheim/Mosel)

A P Nr 3 607 269 11 16,Alc 12%vol,20.30€

2017年08月05日

クナウスとローストビーフ

テーマ:独 Württemberg

よくある間の悪い話だが、こないだの日曜日に久しぶりにローストビーフを作って

「もうしばらくは要らんなぁ」と思うほど堪能したばかりだと言うのに

今日の昼前、知人から冷凍のローストビーフが送られて来た。しかも冷凍庫の無い職場に。(^_^;)

仕方がないので普通の小型冷蔵庫に入れたものの、その時点から解凍は始まる訳で

必然的に今夜の我が家の食卓は急遽ローストビーフに。いや、まぁとっても有り難いお話ではあるんだけれども。

 

合わせたのはヴュルテムベルクのクナウス醸造所、2014年産レンベルガー・トロッケン「S」。

飲むのは2月に京都でのクナウスさんを囲む会に参加して以来だが

上等のローストビーフだから合わせる相手にとって不足はあるまい。

 

 

スクリューキャップ。紫色がかった暗い色調のルビー・ガーネット。

少し冷えていたせいか香りは果実感に乏しく、香木や消し炭、鉛筆の芯等のニュアンスのある木や鉱物が主体。

口当たりは予想外に酸がシャープで果実味は比較的スマート。この酸と相俟ってタンニンのしっかりした収斂感。

 

グラス2杯目に入ると、カシスっぽい甘酸っぱい香味が開いてフルーティーに変化するが

これがまた意外なほどスマートな味わい。

レンベルガーってもっと垢抜けないイメージなのだが、これはシュペートブルグンダーに近いイメージ。

 

翌々日はレンベルガーらしいボテッと肉厚な果実味が、ボリュームアップしたタンニンの収斂味と共に前に出て

開栓日とはガラッとイメージが変わって、本来のレンベルガーらしい味わいになっている。1本で2度美味しい?

85/100

2014 Lemberger Qualitaetswein trocken - S -

Weingut Knauss (Weinstadt/Wuerttemberg)

A P Nr 2885 23 15,Alc 13%vol,輸入・販売元「ヴァインベルク」,3500円

2017年08月01日

酸あっての青色粘板岩

テーマ:★ Heymann-Löwenstein

今夜はキリッと冷やしたモーゼル。

ヘイマン・レーヴェンシュタイン醸造所の2015年産リースリング「フォン・ブラウエム・シーファー」。

青色粘板岩好きにとっては、特にそそられるネーミングである。

 

 

スクリューキャップ。外観は黄色がかったレモンイエロー。アプリコット系の果実香に土の香りが加わり

スワーリングすると火打石を思わせるキナ臭い鉱物の香りが前面に出る。

アタックからもミネラリッシュなフレーヴァーが全開で、一貫して苦み走った味わいがアフターにまで持続する。

ベーシックな「シーファーテラッセン」もそうだったが酸は穏やかと言うより弱めで、果実味も中肉でやや小ぶり。

 

意外に残糖も控えめで、辛口と言って差し支えないレベル。6g前後か?(実際は4~5g/l)

酸が地味なのでどうしても重心低めな味わいに感じられてしまうのだが

確かに青色シーファーのミネラル感が前面に出た教育的な1本。ただ酸性人にはちょっと物足りないんだよなー。

 

翌日。果実味が少し肉付きを増し、酸も若干存在感を増しているが、それでも相変わらずミネラル味が突出。

夏蜜柑を薄皮ごと食べたらこんな味わいになるのだろうか。

翌々日。相変わらずミネラリッシュだがかなりバランスが良くなってきた。残糖は辛口寄りの半辛口ってところか。

85/100  (過去のヴィンテージ→2014年産2008年産

 

2015 Riesling Qualitaetswein - von blauem Schiefer -

Weingut Heymann-Loewenstein (Winningen/Mosel)

A P Nr 1 658 19 15 16,Alc 13%vol,20.50€

2017年07月30日

ヨーナーとローストビーフ

テーマ:独 Baden

8月を目前にして早くも夏バテ気味である。

ちょっと栄養をつけるべく、今日はデパートに行ったついでに肉屋で牛肉の塊を買って来て

嫁さんの指導の下、久しぶりにローストビーフを作ってみた。手前味噌だがなかなかのモノである。

 

合わせるのはこれまた久しぶり、バーデンのカール・ハインツ・ヨーナー醸造所

2013年産ブラウアー・シュペートブルグンダー。入手困難な点を除けば、外れの無いお薦めの造り手である。

 

 

スクリューキャップ。紫色がかった暗い色調のルビー色。

色の濃いチェリーやカシスにスミレの花の香り、少し香木のニュアンス。

口当たりは柔らかな果実味で、程好く果実の旨味があって喉越しも滑らか。

酸は穏やかだがボリュームに不足は無し。

果実味に包まれているせいか、多少粉っぽいもののフレーム感のあまりないミネラル味。

 

タンニンは軽めなのか既にこなれているのか、舌の上に軽い収斂味を残すのみで飲み頃感あり。

フーバーのシュペートブルグンダーにも似た、如何にも気候に恵まれた感じの「バーデン産的」甘旨い味筋。

ローストビーフとももちろんパーフェクトなマリアージュ。

因みにこの2013年は、収穫期の低温と降雨が多かったため収穫をかなり早めざるを得ず

結果として酸のレベルが例年よりも少し高くなったのだとか。残糖1.7g/l、酸量5.5g/l。

 

 

4日後も然したる変化は無く、マッタリとした果実味主体の朴訥とした味わい。

ボトルの下の方になればなるほどタンニンが多くなって収斂味が増すのは御愛嬌。87/100

(過去のヴィンテージ→2011年産2008年産2007年産

 

2013 Blauer Spaetburgunder Qualitaetswein

Weingut Karl Heinz Johner (Bischoffingen/Baden)

A P Nr 389 17 15,Alc 13.5%vol,23.90€

2017年07月28日

いったいどっちやねん

テーマ:★ Emrich-Schönleber

麻婆豆腐にはプファルツ産、と勝手に決めているが、適当なリースリングがスタンバっていなかったので

今夜はエムリッヒ・シェーンレーバー醸造所の2015年産モンツィンガー・リースリング・トロッケン「ハルガンス」を。

特級畑モンツィンガー・ハーレンベルクの辛口セカンドワインが、2014年産から「ハルガンス」と改称されたもの。

 


微かに緑色がかったレモンイエロー。熟したアプリコットやリンゴの甘い果実香に蜂蜜のヒント、

そして土を感じさせるモーゼル的な鉱物香。白桃と黄桃の中間的なフレーヴァー。

 

口当たりは意外にミネラリッシュで硬い。

スマートな果実味と、存在感はちゃんとあるもののあまり前には出て来ない奥ゆかしい酸。

中盤からアフターにかけて舌の上を収斂する苦汁系のミネラル味が印象的。

肩の力の抜けたミネラルウォーターのような穏やかな飲み口だが、ちょっと凝縮感に欠けるか。

 

3日後。酸が強烈に主張し始めて、くたびれた胃袋に染みわたるような目の覚めるような味わい。

こうなると酸とミネラル味の一体感が秀逸。うんま~い。

ところが4日後はまた酸が引っ込み、ミネラルウォーター的な硬い味わいに逆戻り。

いったいどっちが本来の姿やねん?これぞ開け時が難しい造り手シェーンレーバーの真骨頂?85→87→85/100

 

(過去のヴィンテージ→2014年産2013年産2012年産2010年産2009年産2008年産2007年産

 

2015 Monzinger Riesling Qualitaetswein trocken - Halgans -

Weingut Emrich-Schoenleber (Monzingen/Nahe)

A P Nr 7 748 066 09 16,Alc 12.5%vol,20.90€

2017年07月22日

宣伝文句に偽りなし

テーマ:仏 Bourgogne

今夜はちょっとした牛肉料理が食卓に上ったので、久しぶりに赤を。

自宅で赤を開けるのはいつ以来だろう?そもそもが白屋なので、暑くなるとますます赤から遠ざかってしまう。

先日畏兄ラブワインさんからお土産にと頂いた、ドメーヌ・コワイヨの2014年産マルサネ・ロンジュロワを。

 

飲む前に少しばかり予備知識をと、ちょっとググってみた。

「果実味たっぷりで、力強く凝縮感がありながらも早くから飲める柔らかさを持ったワインを造りたい」

というのが造り手のコンセプトだとか。ふむ、なるほど。

 

「ロンジュロワはマルサネ地区の中でも北方に位置する区画で、1級への格上げが期待されている良区画」

「大きな畑であり、斜面上部は板状の石灰岩の上にあるが、下部の土壌は分厚い赤色の泥灰岩から成っている」

のだそうな。ふむふむ、なるほどなるほどー。

 

 

外観は黒みがかった深みのあるルビー色。香りもなかなか奥行きがあって

ブラックチェリー系の果実香に香木や鉛筆の芯のニュアンス。ちょっと鉄っぽさもあるか。

目の詰まった、それでいて重々しくない果実味とシャープで伸びの良い酸、存在感のあるビターチョコの香味。

ザラッとしてはいるもののタンニンは程好い量感。なるほど若い時期から飲んで結構愉しめるピノだなと思う。


翌日は酸が前に出て、アタックからアフターに至るまで筋金入りの酸の独壇場。

3日後も鉛筆の芯の香りは健在。相変わらずバランス良くて程好くタニックで、さすがはブル・ピノだなと。

この感じだと、このドメーヌが所有している区画は斜面の下部の方って事になるんでしょうかねぇ?

兎にも角にも久しぶりにブルゴーニュとの晩酌、愉しめました。ラブワインさん、ごっつぁんでございます。<(_ _)>

 

2014 Marsannay - Les Longeroies -

Domaine Coillot (Marsannay/Bourgogne)

Alc 13%vol,輸入元「モトックス」

2017年07月21日

スリムでフローラル

テーマ:★ Bassermann-Jordan

今日の晩酌の友はバッサーマン・ヨルダン醸造所の2016年産フォルスト・リースリング・トロッケン。

この4月に前年産を飲んだばかりだが、今ヴィンテージはフレッシュなうちに。

 

 

スクリューキャップ。外観は緑色がかった薄いライムイエロー。

青リンゴや洋梨を思わせるフレッシュな果実香と少し燻製のニュアンス。

口当たりは予想外にスマートと言うか、寧ろ細身の果実味。残糖はかなり絞られている印象...2g程度か?

そのせいか酸はシャープで殊更伸びが良く感じられる。(実際には残糖4.3g/l、酸量7.2g/l)。

中盤以降この酸に並走する感じの苦汁系のミネラル味と、そのホロ苦い余韻。

 

4日後。果実よりもフローラルに変化したフレーヴァーが印象的。酸も相変わらず元気だが

果実味が肉付きを増して開栓日よりもバランス良くなっていて、おまけに非常にミネラリッシュな味わい。

更に6日後。華やかでフルーティーな香味。

酸もミネラル味も包み込んだ果実味が主体で、なかなか酒質もしっかりしている。85/100

(過去のヴィンテージ→2015年産

 

2016 Forst Riesling Qualitaetswein trocken

Weingut Geheimer Rat Dr. von Bassermann-Jordan (Deidesheim/Pfalz)

A P Nr 5 106 064 090 17,Alc 12.5%vol,13.00€

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