ちょっとインパクト不足かな | 緑家のリースリング日記 ~Probieren geht über Studieren~

ちょっとインパクト不足かな

昨晩は格別忙しかったこの1年を象徴するような仕事納めとなり、日付が変わる頃になんとか無事に帰宅。

既に悠長に晩酌しているような時間ではなかったので、残り物で夕食を済ませ

今日は朝からお墓やら職場やらの掃除と片付けを済ませてから、漸く心落ち着けて晩酌に臨めるというもの。

相棒は何にしようか...そうそう、先月届いた2022年産のブルーダーベルクGGをちょっと味見しておくとするか。


 

軽く緑色がかった輝きのあるレモンイエロー。グラスに注ぐと非常に細かい気泡が斑状にビッシリと付着。

トップは少しフローラルなニュアンスのある蜂蜜で、黄桃の甘い香りがこれに加わる。

スワーリングすると更にマンゴーやバナナ、花梨などの果実香が加わって実に華やか。

 

口当たりはジューシーな果実味だが肉付きはスマート。

酸がこれを後ろから追い越して伸びて行くが、意外にもミネラル感はアッサリしているのか目立たない。

抜栓直後は酸主体の味筋で、やや単調に終始。

先月淡路島に持って行ったグリュンホイザー1Gとの違いを利き分けてみたいところ。

 

 

時間が経過すると若干Schieferwuerzeが顔を覗かせるが、これもまたアッサリめ。

悪くは無いけど全体にもう少し主張であるとか、インパクトであるとかが欲しかった。87/100

(過去のヴィンテージ→2021年産2020年産2018年産

 

2022 Maximin Gruenhaus Bruderberg Riesling trocken Grosses Gewaechs

Weingut Maximin Gruenhaus (Mertesdorf/Ruwer)
A P Nr 3 536 014 12 23,Alc 12%vol