前記事で、ストリートアートを見るために、ストビューでふらふらしていると書いたら、
びびさん、もしかして、デーンのアトリエとかも、ストリートビューで見に行ってるんですか?
というご質問をいただいたので(笑)、ここにも載せてしまいます。
結論から言うと、判明してます。。
土地勘、まったくないので(笑) ← そりゃそうだ。
苦労しました(笑)
嘘です。探す気になれば、映像見たら、ヒントだらけです。
ロケ地となった施設は、かなり高い建物も併設されてるのですが、コンドの部分は映さないようにしてますね。← それがあったら、もっとわかりやすかったのに~という愚痴です(笑)
居住者の皆さまに申し訳ないので、建物名は伏せますが、
ヨットクラブと併設されたコンドミニアム
です(笑)
地図は載せるという。。
ドラマで使用された部分は、廃墟というか、1年前の情報によると、コロナ禍での営業停止中だったみたいです。
ここの比較が一番、わかりやすいかな?
↓
個人的には、ヨックが「オレ、誘拐されてま~す」と叫んだ警察署が、ちゃんと裏手側にあったのが嬉しかったです(笑)
ですが、普通の警察署ではなくて、どうやら警察学校(?)みたいで、でも、コンドの本当の裏手(すぐこの並び)に、Bang Kho Laem Police Stationという警察署にあるので、ちょっと紛らわしいかもです。
あ・・あの監視に使った愛の廃墟ビルは、探せてません。
というか、周囲がコンテナとか、倉庫で、ストビューはクローズっぽいので、最初からあきらめてたんですよね。
なにか、閃いたら、探してみるかもです。てへぺろ。
では、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『NOT ME』
原題:เขา...ไม่ใช่ผม
原作:++saisioo++
(GMM 25 2021/12/12-2022/03/20 全14話×45分)
13+
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12話(前半) 種明かし
~廃墟 デーンのアトリエ~
さて、特に、なにかのシーンを挟むことなく、前回ラスト、ブラックがブラックであることを認めたところからの続きです。
「今後一切、俺たちの活動に首を突っ込まず、お前にも二度と会わず、元の世界に戻れ、と言ったんだ。だから、もう、戻ってくることはない」と、ショーンに通告するブラック。
ショーン「あいつは、お前の言うことなんか聞かないぞ。俺の命も救い出した。俺は、あいつを探し出す!」
強気なショーン。
言いたいことはそれだけだ、と、手錠の鍵を外そうとした時、そのカギを取り上げ、放り投げるブラック。
立ち上がり、すぐに、鍵を探そうとするショーン。
「こっちこい」
くだらない小競り合いをしていると、クンパーがやってくる。
クンパー「お前ら、手錠なんかかけて、二人して、なにふざけてる? 双子だってわかって、早速ケンカか?」
ショーン「どうしてそれを?」
クンパー「タウィの別荘を放火したときから知ってたよ」
それを聞いて、顔色を変えるブラック。
ブラック「知ってたのか? だったら、なぜ、あいつをひきずり込んだ? あいつは部外者だろ。なんで、信用したんだ?」
ショーン「いつからだ?」
二人揃って、ホワイトのこととなると、兄貴分にも詰問調です(笑)
兄と恋人から、ここまで想われて・・・ほんと、愛されてるわ~~~、ホワイト💘
クンパー「ショーン、お前、毎日、あいつと一緒に寝起きしてたくせに、なんで、気づかなかった?」
クンパーにしてみれば、そっちのほうが不思議です。(笑)
私も不思議です。
ショーン「疑いはしてたさ。でも、どうしてわかったんだ?」
クンパー「銃の訓練の際に、あいつの手に触った瞬間、ああ、危ないこととは無縁に生きてきた手だとわかったよ」
<勝手に回想>
この時(Ep.03)ですね。
ふふふ、今日のこの時のために、3枚もキャプチャーしておきました(笑)
クンパー「だが、(気づいたことは本人にも)言わなかった。」
ショーン「どうして、何も言わなかった?!」
クンパー「なぜ、言う必要がある?」
ブラック「ヒアは、弟を引きずり込むべきじゃなかった! なんで、あいつに、こんなことさせた?」
ホワイトを愛する男二人から、集中砲火を浴びても、全然、へっちゃらなクンパー。
クンパー「ブラック・・・、お前の弟はかなり優秀だ。お前以上にな・・・。俺は、あいつが誰の兄弟であろうと、かまいはしない。やる気と能力があるなら、やらせるまでだ。世の中を変えるためには、俺たちと共に戦う強い意志のある人間が必要だ。それが勝算をあげる方法だからだ。」
ブラック「だったら、俺の弟じゃなく、他の人間を誘えばいいだろ。」
この言葉からも、ショーンは、ブラックが弟のことを心から大事に思っていることに気づいたはず。。
でも、庇護よりも共闘の道を歩きたいショーン。
「お前に、あいつを止める権利なんてない」と、宣言するのです。
ブラック「お前、何様だよ? お前こそ、うちの家族に口を出す権利なんてないだろ?」
ショーン「俺は、あいつの兄貴じゃないが、その兄貴以上に、あいつのことをわかってるからな」
結局、この二人で、ホワイトの取り合いよ(笑)
むかついて、その場を去ろうとしても、もれなく、ブラックがついてきます!
ブラック「畜生!」
自分のせいでしょ。。
クンパー「ふざけてないで、とっとと鍵を外せ! ブラック、お前は俺と一緒に来い」
ブラック「・・・・・」
ショーン「早く鍵を探せよ!」
ブラック「(小声で)俺、どこに投げたっけ?」
キョロキョロと地面を見回すブラック。。
ショーン「(鍵を)投げ捨てるなんて、なんて大馬鹿だよ!」
ブラック「だったら、手首を切り落とすか?」
ショーン「斧、取ってこい」
まったく、ああいえばこういう。
一緒に、うろうろしちゃう二人もまた、見てるぶんには、超絶、微笑ましい。
ふふふ、無事に鍵はみつかったようです。
クンパーと話をするブラック。
クンパー「ブラック、事情を話せ。お前、今まで、どこにいた?」
気になっていて、当然です。
ブラック「・・・ヒアは、俺の友達の、トッドって奴、覚えてるか?」
頷くクンパー。
ブラック「俺が、あいつの会社がタウィの会社の片棒を担いでたことを突き止めたことも・・・?」
クンパー「(軽く頷き)それで、自分で対処すると言ってたよな?」
ブラック「しくじって、あいつに捕まった。それで、あいつは、タウィを失脚させるために、俺の弟を利用することを思いついたんだ。もし、成功したら、あいつは、タウィの座を奪い、自分が権力のトップの座につくつもりだ」
話の概要がつかめたクンパー。
クンパー「それで、今、お前の弟はどこにいるんだ?」
ブラック「おそらく、元の生活に戻っただろう」
クンパー「ブラック・・・人生っていうのは、そんな簡単なものじゃない。お前の弟は、お前のために、自分の人生を犠牲にしたんだぞ。すんなりと自分の生活に戻ることなんてできるはずがない。今、あの子は、本当になにもかも失ったんだ。ちゃんと、話を聞いてやれ」
クンパーに言われると・・・というか、痛いところをつかれちゃったね。
結局、ホワイトを呼び出したブラック。
ホワイト「話ってなに?」
ブラック「最後に、お前に会っておきたかっただけだ」
ホワイト「最後? 兄さん、どっか行くの?」
めずらしく、言いよどむブラック。
ブラック「・・・・・弟のことを心配する兄として、お前に頼みがある。」
ホワイト「どこにいく気って聞いてるんだよ!」
嫌な予感しかしません。
ブラック「頼むから、二度と俺の仲間に会いに、戻らないでくれないか。いまじゃ、あいつら、俺の言うことを全く聞かない。みんな、好き勝手なことばかりしやがる。こんなことが続けば、俺たちは、全員、死ぬ羽目になる。俺は、お前に、なにかあってほしくない。一度でいい、俺の言うことを聞いてくれ。俺に残された家族はお前だけなんだよ。お前になにかあったら、とてもじゃないが、受け入れられるとは思えないんだ」
ブラック「お願いだから、俺のこと、わかってくれよ。頼むよ」
ホワイト:兄は、今まで、どんなことも、僕に、頼み事なんてしたことがなかった。今、ブラックは、僕と、自分の仲間たちを救う唯一の方法は、僕がショーンへの愛も含めてすべてを置いて消えることだと考えているんだ。
立ち去るブラックの後ろ姿を見ながら、ホワイトは、心を決められるんだろうか。
~監視に使った廃墟ビル~
ひとり、バイクに乗って、訪れたショーン。
階段を昇り、
屋上に向かい、ブラック(ホワイト)の姿を探す。
このドラマの時の、Offのスリムさは、意図的に鍛えて絞り込んだシルエットじゃなくて、ただただ、いろいろなものをそぎ落とさざるを得なかった、幸せと縁が薄いショーンの感じを体現してると思うんだけど、それでも、何気ない立ち姿は、常に別格。。
オーラ出ちゃう。。
ひょいとフェンスを乗り越えてくれちゃって・・・その自然さに、目が💘にならざるを得ません。
~チャオプラヤー川 川べり~
川面を見つめているホワイト。
兄の服を脱ぎ、髪もちょっと明るめになりました。
背後から近づき、ホワイトのとなりにしゃがむショーン。
ショーン「やっとみつけた。」
ヤバい・・・と、逃げ出すホワイト。
だって、お兄ちゃんに、あそこまで言われてしまったのに、おめおめと会えません。
ショーン「おい、どこ行くんだよ?」
必死に追いかけるショーンが、先回りしようと、ドラム缶を軽々と飛び越えるところ、とか、
もっといい位置から撮っていただきたかった、というのは、私の我儘ですね、そうですね。
すみませんでした!
スローモーションだと、キャプチャしたとき、キレイね(笑)
ついこの間、お姫様のように、手を取ってもらって上った足場階段だよ。(涙)
とうとう、行き場を失うホワイト。
ショーン「どこに逃げる気だ? もう、逃げるのはおしまいだぞ」
あきらめず、コンテナに飛び移り、
その上を走り・・・とうとう、どんづまり。
ショーン「どこまで逃げる気だ?」
ホワイト「遠くに離れなきゃ」
ショーン「俺の眼を見て、もう一度言ってみろ。本気で、離れるって俺に言ってみろよ。」
ホワイト「・・・・・・・」
言えない。。。
それに、これ以上、後ろに下がったら、無事ではすみません。
そのくらい、じりじりと下がっているホワイト。
ショーン「言えるわけないよな、だって、お前は俺を嫌ってるブラックじゃないからだ。お前は、俺が愛したブラックだ」
ホワイト「・・・・・・・」
もう、かなり、いっぱいいっぱいのホワイト。
ショーン「双子なのも知ってる。いつになったら、俺に嘘をつくのをやめる気だ?」
迫るショーンに、後ずさり、とうとう、コンテナから落ちそうになり、
慌てて、引っ張りあげようとするショーン。
ホワイト「放せよ」
ショーン「どんなつもりで、そんなこと言ってるんだよ? いいから、俺の手を掴め!」
チラッと下をみて、ショーンの腕をつかむホワイト。
さすがに、無理やり、手を離して、自ら飛び降りても、シャレにならない高さです。
ショーン、渾身の力で引っ張り上げます。
勢いあまって、ぎゅ💘(笑)
放しません。。
ショーン「どこに行く気だ? なにか俺にいうことはないのか?少なくとも、名前くらい教えるべきじゃないのか?」
ホワイト「・・・ホワイト」
ホワイトと名前を呼びながら、抱きしめるショーン。
まっ先に、こうしたかった。。
やっと自分の胸に戻ってきたって、思ったはずだよね。
ホワイト「よく気づいたね」
ショーン「俺は、毎日お前と暮らしたんだぞ。お前が少し変わっただけで、ちゃんとわかったぞ」
これはブラックが戻ってきてからの違和感のことでしょうか。(笑)
ホワイト「そう? お前の感覚って、かなり鈍かったと思うけど・・」
ショーン「実際には、前から感じてたよ。でも、はっきりとじゃなかっただけだ」
ホワイト「お前以外に、誰が気づいてる?」
ショーン「なに、他人のことなんて、気にしてんだよ! 俺のことなんて、どうでもいいんだな。(入れ替わった)ブラックが、俺を嫌ってるふうに振舞ったとき、俺がどのくらい、自分を見失っておかしくなったか、考えたこともないのか?」
ホワイト「ウソをつくつもりはなかったんだ。どうしても、そうしなきゃならなかったんだ・・」
ショーン「しなきゃならない? ずいぶん、勝手だよな。」
ホワイト「もし、この件に関わっていなかったら、こんな風になってなかった。」
この言葉は、誤解を呼ぶ言い方です。
ショーン「でも、お前はそうしたんだ! お前が全部、変えたんだ。俺のこともな。それなのに、今になって、勝手にいなくなるだと?」
言葉ではずっと責めるように、疑問をぶつけ続けてきたショーンが、とうとう、ホワイトを抱きしめました。
とても、文句は言い足りないけど、そんな気持ちとホワイトを天秤にかけたら、ホワイトをどこにも行かせるわけにはいかないから。。。
ショーン「俺と一緒に来い。戻って、みんなに本当のことを話すんだ。なぜ、お前がこんなことをしたのか、説明するんだ」
それが出来たら、どんなに・・・・
ショーン「俺たち、みんな、お前のこと、理解するさ。だから、こんな風に消えようとするなよ。ブラックの言うことなんて、聞くなよ」
ぽろ・・と、ホワイトの眼から涙が一滴、流れ落ちました。
ショーン「俺と一緒に行こう。明日、(タウィの)倉庫にいくつもりだから。お前が必要だ。俺が一緒にいきたいのは、おまえだけなんだよ」
それでも、ホワイトの答えは・・・「ごめん」でした。
みるみるうちに、ショーンの瞳に涙があふれ出しそうになり・・・。
「もし、お前が俺と来ないなら、お前に一つだけ願い事をしたい。俺の望みを一つ聞くっていうの、まだ、覚えてるか?」
頷くホワイト。
ショーン「たった今から、二度と俺の前に、その面を見せるな! そうすれば、お前のこと、乗り越えられる」
茫然としたままのホワイトを残し、立ち去るショーン。
我慢・・・我慢・・・我慢・・・
なんて、できるはずもなく、ホワイトの小さな嗚咽がこぼれてました。
~大学 演劇練習室~
ユージンが帰り支度をしてる・・・ってことは、グラムが来るのかな。
あの襲撃以来、グラムのメンタルが心配だったんだよね。
ユージン「ああ、グラム」
グラム「どう、調子は・・?」
ユージン「うん、いい感じだと思うよ。あなたはどう? ちょっと元気がないみたい」
ずばり指摘されました。
ふと、ユージンのキーホルダーに目をとめるグラム。
例のあれです。← 勝手に、青龍と白虎のキャラクターだと思ってるんだけど(笑)
グラム「まだ、持ってたの?」
ユージン「うん。なによ、捨ててほしかった?」
グラム「あげたのは何年も前だったのに、今まで、つけてるところ、見たことなかったよ。なんで、今頃?」
~回想~
私、ここ、最初、英語字幕で見た時から、勘違いしてました。。。
こんなふうにね、グラムがユージンに紙袋を差し出していたから、
これをプレゼントしたのは、グラムだと思ってたの。
何年も前だというのが、いつの頃で、どういう状況なのか、わからないけれど、ユージンがオーダーメイドで作ってもらっていたのを、グラムが店から受け取ってきた・・という流れだったのね。
今回、ちゃんと訳して、なるほど・・・って、意味がわかったんだけど、それでも、なんか、おかしいと思うところもあり。。
ユージン「ええ? あなたが?」
ちょっと意外そうなユージン。
ここも、よく考えれば、頼んでもいないのに、グラムが勝手に受けだしてきたってこと?
ユージン「もう、私が注文したことなんて忘れられちゃったのかと思ってた」
これは、お店側が・・っていう意味でいいんだよね?
グラム「あの店、可愛いのがたくさん売ってた。俺も一つ買ったよ」
マスコットを指にぶらさげて見せるグラム。
ユージン「私のとお揃いじゃん」
箱から取り出したのは、「ほら、見てよ。こっちがブラックで、こっちが私の・・・」
Bはブラック、Gは、ユージンのG。
グラムの顔から、一瞬、笑みが消えました。
ユージン「あなたのも見せて?」
本当は、ここで、三番目のBLカップルの伏線か、と物議を醸した「君のことを、友達以上にしか思えなくてごめん」っていうメッセージカードを渡すつもりだった、と。
そして、結局、キーホルダーだけあげたってことか。
(回想おわり)
グラム「あの日、君にメッセージカードを書いたんだ。でも、君に渡すのが怖くなってしまって・・」
ユージン「どんなカード?」
グラム「・・・君に片思いしてるっていう自分の気持ちを書いてみたんだ。」
あ・・・と、当時を思い出し、思い当たったような、でも、どことなく、それほど嫌がってるふうでもなく、黙ったままのユージン。
グラム「俺、ずっと、君がブラックと一緒にいるのが一番いいと思ってた。でも、俺は、アイツのせいで、何度も君が傷つくのを見てきた。君が苦しむのを見ていられないんだ。これ以上、だれからも、傷ついてほしくないんだ」
ユージン「・・・・・・」
グラム「代わりに、俺じゃダメかな? もし、今は、そういう気持ちになれなくても、いいんだ。俺は待てる」
グラム、いつになく、真剣です。
いつか、こうして、正式に告白されるだろうっていう予感はあっただろうね。
でも、ちょい、小悪魔的な部分も感じてしまう。(苦笑)
(Filmと言えば、・・・というか、Gunくん主演の“HomeSchool”、この間、最終回だったんですよね。評判はチラホラ入ってきてはいたんですが、まだ見れてないんです)
抱えていた荷物を、一旦、台の上に置きにいく。
ユージン「今まで、一緒に踊ったこと、なかったよね、グラム? 踊ってみない?」
突然の誘いに、照れくさそうに、戸惑うグラム。
グラム「・・・でも、俺・・・どうすればいいのか、わからないよ。どんな曲で踊るの?」
ユージン「そんなに難しくないってば。このリズムで踊るのよ」
グラムの手を、心臓にあてるユージン。
え? 無茶苦茶、早かったらどうするの?(笑)
ユージン「ね?感じるでしょ?」
自分の手も重ねるユージン。
こんなふうに、ユージンと普通に話ができること、それだけでこんなにも、笑顔になれるグラムを見てると、
それだけでなんか泣けてる。。。
グラム「でも・・・すごく早く脈打ってる」
ユージン「だったら、早く踊りましょ」
Dance・・・You can dance, can't you?!! (踊れるよね?)
Mondくんのダンス動画、久しぶりにあげちゃおうかな? いひひ(笑)
もう4年以上経つの? Σ(゚Д゚)
当然、ユージンに気持ちがなければ、キーホルダーをあえてぶらさげたり、こんなふうに、踊ったりすることはない、と気づいたグラムの顔は、すっかり男の人ですの。
ふたりして、キスの間合いを計ってて。
アングルキスに見せかけて、違ってた!
グラムが、ようやく、自分のほうをむいてくれたユージンをハグしながら、満面の笑みを浮かべていた時に、
好事魔多し。。。と人は言う。
ユージン「ブラック?」
練習室の入口で、ブラックが立ってた。。。
自ら、グラムと離れたね。
ああ、これで、デーン、グラムに続いて、3人目?
やっぱり、人は、命を失いかける経験をすると、心残りをそのままにしてはおけないのね。
でも、ブラックが、可哀そうになってきた。。。
なにしろ、ブラックの中では、ユージンに別れを告げてから、大して日数は経ってないわけで・・・。
ゆっくりと近づいてくるブラック。
その目はいつものように、冷静で鋭くて・・・咄嗟に、ユージンをかばうように、身を出すグラム。
ブラック「用は済んだよな? 俺は、ユージンに話がある」
グラム「それなら、俺に言え。彼女を抱きしめたのは俺だ」
考えようによっては、一緒にいる時でよかったのかもよ。
ブラック「そんな話じゃない。罪の意識なんか感じる必要ない」
グラム「だったら、俺がいるここで、話をすればいい」
ブラック「いいだろう。お前に耐えられるならな・・」
ぐっとグラムを押しのけ、ユージンの前に立つブラック。
ユージンの全身を一瞬、見たあとで、「これが、お互いに会う最後かもしれない。抱きしめてもいいか?」
ユージン「どうして、自殺しようとする時みたいな言い方するの?」
ブラック「お前は誰よりも俺をわかってる。俺は、ただ、機会を失う前に、お前と最後のハグをしたいだけだ」
グラム「お前、どうかしたのか?」
ブラック「(グラムに)黙っていられないなら、表に出てろ」
黙って、ユージンを抱き寄せるブラック。
今までになく、強く抱きしめられ、驚くユージン。
こんな抱きしめ方、愛してなければするはずがない
それは、グラムの眼から見ても明らかで・・・思わず、視線をそらしてしまう。
ブラックは、損な性格だからさ、誤解されやすいけど、本当は、ちゃんと、人を愛することを知ってる男なのよ。
でも、ユージンのような子は、ブラックみたいな男にどうしようもなく惹かれるけれど、彼の愛し方には、合わせられない。
ただ、それだけ。。。
誰が悪いわけでもない。
だけど、こんな風に抱きしめられて、ユージンがこの先、揺れたりしないかが心配。。
グラムもまた、翻弄されないか、とっても心配。← 個人的には、もっとわかりやすい、お日様の匂いのするような子が合う気がするんだよね。
ごめん、グラム。大きなお世話だよね。
ここで切ります。。
★『NOT ME』12(前半)雑感★
ここにきて、孤高の男ブラックを、俄然、擁護したい欲求に駆られております。(笑)
頑なで不器用で、法学を学んでいるくせにアウトロー。
あ、法学部に自らの意志で入ったのか・・も気になるところではあるけれど。。
有能さゆえに、かなり上から目線で、周囲を見下してる感があるのは否めない。
でも、人一倍、自分が愛する人や信じた仲間を、人知れず守り抜こうとするダークヒーロー。
今までの自分のやり方を悔いたりはしない。
だけど、こうしてみていくと、ブラックを覆っていた難攻不落の壁を、すでに、ホワイトが内側からがっつり、ひび入れてて、それはそれで、なんか、しみじみしてしまう。。。
みんなで幸せになろうよ。
こうなってくると、それしか言えない。