夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね
◆最初から読んでもいいよ
という方はこちらからどうぞ
雇われママを4年間務めた後
25歳の時に社長から店を買い
オーナーになった話をしましたが。
この雇われ時代って
今までに関わったことがない
未知の世界の人達に
揉まれまくったという
本当に濃厚で
学び多き4年だったので
私がオーナーになる前のお話を
もう少ししようと思います
読んでくれたら嬉しいな








私が雇われママになって
まだ1年は経っていない頃に
元英語教師の
女性(ホステス)がいたの
当日、28歳くらいだったと思う。
名前はナナミさん(仮名)
彼女はアメリカ留学経験があり
もちろん英語も話せて
ユーモアのある人なんだけど
留学中に夜な夜なグラブに出入りし
アルコールに目覚めてしまい
帰国後、教員になるものの
お酒が欲しくて仕方なくて
お水に転職した人で。
彼女はまだ20代だというのに
顔や手足に見合わない
ハンプティダンプティみたいな
洋ナシ体形で
多分、アルコール依存症
だったんだと思う。
彼女は
21時に出勤してくるんだけど
毎晩、どうやって帰宅したのか
全く記憶がないらしく
起きたらすぐにシャワーを浴びて
メイクをしながら
またお酒を飲み始めて
で、出勤してくるんだけど
すごい勢いで
手が震えてる時があってね
だから、そんな時は
自分でメイクができなくて
店に来てから
私にメイクを
頼んできたことが何度かあって。
この時点で
オイオイ大丈夫?って
感じなんだけど
なんかマスカラとかが付着した
これいつから使ってるの?
っていう感じの
不衛生なコンタクトレンズを
目に入れて!と頼んできて
私はコンタクト使用者じゃないし
それが怖くて怖くて
ごめんだけど、汚くて...
マジで嫌だったのを覚えてる
彼女は
うちのお店が終わったあとは
朝の5時まで営業している店で
働いていて
朝になると行く店がなくなるので
ファミレスで飲み直し
小学生たちが学校にいく姿を
眺めながら
最後の酒を飲んで
で、家路につくという
そんな毎日らしくって。
お酒を飲めるという理由で
ホステスをしているので
もらったお給料は
使い道がなく、すべて家に
放ってあると言っていた。
で、ナナミさんは
ロックでがぶがぶと飲む人で
酔うのがとても早く
で、酔ってからが超~長い
そんな飲み方をするので
確かに彼女は席のボトルを
ポンポンと開けていくんだけど
飲んでる席で、酔いどれて
乱れ乱れて
パンツ丸出しとか
汚いもの見せるなと
帰っていくお客さんもいたりで
(でしょ~ね~)
ヒールが脱げちゃって
靴は片方で
穴のあいたパンストでいるとか
品位に欠ける姿は
本当に目に余るって感じでね
ある夜、私はアフターで
お客様と食事に行ったんだけど
ヨレヨレ千鳥足、しかも裸足で
ロレツが回らなくなり
ヨダレを垂らしながら歩いている
ナナミさんに遭遇したの
そんな彼女は
私を見つけるや否や
メイクポーチを押し付けてきて
取れてしまった
コンタクトをいれて
メイクも直して欲しいと....
(いや、もう勤務時間外のことだし
手伝う必要はないとおもう)
そんなことよりも
ヒールはどうしたのかと聞くと
わからないから
それも探して欲しいと.....
(いや、だからそれも
私がしなくてもいいことじゃ?)
てか、大人が
ヨダレを垂らしている姿が
とにかく衝撃的でね
本音は、うわ、まじか....
って思ったけど
必死にお願いする姿を見てたら
なんだかな....って気持ちになり
小刻みに震える彼女の顔を
押さえつけながら
メイクを直してあげて
ヒールも探してあげました
(見つからなかったけど)
そんなナナミさんなので
当然、あの子は席に
呼ばないでくれ
と言うお客さんが多くて多くて
(ですよね~)
で、
ナナミさんはナナミさんで
当然のように
私、行く席ないからカウンターで
飲んでてもいいよね?
と言って、仕事の放棄というか
その日は来店していない
自分のお客さんに電話をして
『ボトルのお酒飲んでいい?』
と、許可を取り、彼らのボトルを
ガブガブ飲むっていう
なんで、『仕事場』で
そんな態度が
通用してしまうかというと
ナナミさんを連れてきたのは
社長だから~
(バキュン)
このように、社長が過去に
お股のお付き合いがあった
女性やホステスを
自分の店に呼んで
特別扱いをする...
私が仕事中に
彼女たちにお願いしたり
時に注意をしたりしても
彼女たちは、すぐに社長に言い
翌日に私のもとへ
社長から電話が来て
まあまあ、あいつには
店を手伝ってもらってる
というより
小遣いをあげている
そんな感じなんだよ~
俺には可愛いヤツなんだよ
うまくやってくれよ~
って、終わりにさせられる
いやマジで
勘弁して~
こんな感じで
雇われママの4年間は
合計10人くらいの
社長とお股繋がりの女性が
かわるがわる店に居たので
(もっといたかな?)
引き続き、私の記憶に残る
困ったちゃんな女性たちの事を
書こうと思います
そういえば
ホステスではなく
社長の使う保険会社の
枕営業をしている
股友の女性を
店に入れてきたこともあったな
(その人はすぐに辞めたけど)
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