夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ハワイに留学したお話
いつも読んでくださり
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね
◆最初から読んでもいいよ
という方はこちらからどうぞ
静香ちゃんの旦那が
冷蔵庫に氷がないことに
腹を立てて
暴力を振るい
2歳の子供の後頭部を
蹴り飛ばすことが出来る人
そんなことを知ってしまった
㉘のお話の続きです
静香ちゃんが、DV旦那のせいで
生活に困ってることを
知ったとはいえ...
彼女にだけ特別扱いで
高い給料を出すことは出来ないし
すべき事ではない。
でも、正式に
週2で働くとなったからには
喋るのが苦手というのを克服し
『接客』というものを
覚えてもらわないと困る。
静香ちゃんは、本当に声も小さくて
物静かで内向的
論理的に考える人だったんだけど
静香ちゃんみたいなタイプの人と
一緒に働いたことがなかった
当時の雇われママの私は
ホステス達が、それぞれの席で
最高のパフォーマンスで
接客をするためには
私の『仕事の頼み方』というか
それぞれに合った
『指示』『指導』みたいなものが
重要になるってことを
全然、わかっていなかったんだよね
だから、いつも
私のオリジナルの指示の出し方
やり方だけで
相手にものを頼んでいたというか。
簡単に説明すると
私は感覚的に
その場の雰囲気
その人のエネルギーを感じることに
長けているので
初めて訪れてくれたお客さんでも
最初の数分の会話で
その人の好む話題、ノリ
タイプの女性などなどを予測して
それに応じた対応が
出来たんだけども。
その感覚的な方法を
私がいくら実践で見せたり
時には言葉で説明しても
静香ちゃんには、難しく
彼女は一向に上手な接客が
出来なかったんだよね
なぜなら、彼女は
情報や知識を必要とする人で
それを元に行動をしていくので
新しいお客さんの席に付く時に
その人の基本情報があった方が
安心もするし
会話の糸口が掴めて
続く会話に持ち込めることが
できやすくなるの。
逆にそれらの情報が少ないと
考えすぎてテンパってしまい
うまく、話すことすら出来ない。
一方、私はというと
連絡先も交換して
何度も来店しているお客さんの
働いてる会社や仕事
年齢や家族の有無とか
そういう基本情報というか
バックグランドを
あ、そう言えば
聞いたことなかったな~
と、全然知らない場合がよくあって。
そんなことよりも
今、この時を
いかに楽しんでもらうか!
ってことに力を注ぐタイプだったから
静香ちゃんに指示を出すときに
シンプルすぎて言葉足らず
な、ことが多かったんだよね
そんな私と
真逆と言っていいほどの
静香ちゃんが
雇われママをしている時に
入ってきて
その時からかな
『人への指示の出し方』
『教え方』というのを
相手により
変える必要があること
に気が付けたのは。
10人いたら、それぞれのタイプ別で
指示の出し方と教え方がある
相手にあった方法で伝えると
すべてがスムーズに動きやすい。
それが出来るようになると
お互いに仕事の効率があがるし
お客さんの『満足度』もあがるし
3者でwin ×win ×win みたいなね
この時に得た、指導のスキル
みたいなものは
今、子育てでも
本当に役にたってるな.....と思う。
教科1つ教えるのにも
娘が理解しやすい言葉、方向
娘が楽しめる方法を取るので
娘は、いまだに
『学ぶ』『知識を身につける』
っということを
楽しんでくれてる
(この先はわからないけど)
これって
静香ちゃんがきっかけで
学べたことだよな.....と
本当に深く思うわ
静香ちゃんのことを話していたら
このことを思い出したので
今日は、書いてみたんだけど
最後、静香ちゃんが
どうなったかを先に言うと
彼女は、DV旦那と別れ
私が留学するために店を閉めた
最終営業日まで
一緒に働いてくれました
私と誰よりも長く
一緒に働いてくれた人
それが、静香ちゃんです。
彼女が、どのように離婚を決め
自分の足で歩き始め
人生を切り開いていったのか
もう少し、お話は続きます





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