夜の世界に見切りを付けて
ハワイに留学するまでのお話を
書いています
以前のものはザックリ書いたので
詳細を足しながらの再投稿です
ホステスを20年間してきた私が
37歳の時にすべてを手放し
ハワイに留学したお話
いつも読んでくださり
ありがとうございます
気軽にコメントくださいね
◆最初から読んでもいいよ
という方はこちらからどうぞ
静香ちゃんの子供の身体に
アザがあったことから
彼女の旦那が子供にまで
手を挙げていることを知った...
そんなお話の続きです。
私は、その頃から
『気が強い』『鋼のメンタル』と
言われることが多くて
(未だに自覚はないけど)
だからと言って
感情的になるタイプではないし
相手に怒りの感情があったとしても
ある程度貯めて時期を待つというか
自分の目的に応じて
戦略を練って行動するというか
要するに
要領が良いんだと思う。
それに、不思議と若い時から
DV男を見極める
臭覚みたいなものも
備わっていたし
なので、こんな性格でも
今まで1度も男性から
暴力を受けたことがない。
静香ちゃんからその話を聞いた時
私は22~23歳だったけど
腕力で適うはずのない相手
女、子供に手を挙げる男は
大嫌い
論外


自分のパートナーには
絶対に選ばない

という考えの持ち主だったし
たとえ、暴力が1度きりで
もしくは
余程の理由があったにせよ
それは、理性が効かない
弱者にだけ強くでる人間という
現れにもなると思っていたので
その人と関わるのが無駄な時間

という考えがあったの。
そんな私が
静香ちゃんの旦那の暴力を知って
真っ先に彼女に対して
思ったことが
子供もいるのに
週に2~3千円しか
くれない男で
子供にまで暴力を振るう...
なんで
彼といるんだろう?
その時は言わなかったけど
心の中では、そう思ってた。
で、具体的に聞いてみたのよ
旦那は、どんな内容で怒り
どの程度の暴力なのか? って。
そしたらさ
マジで、世の中に
そんな人間がいることをまだ
知らなかった私は
ビックリ仰天、驚いたよね 





旦那が突然帰ってきて
氷を使おうと、冷蔵庫をあけたら
氷が切れていた
おい
なんで氷くらい

用意してねぇんだよ 



(ここで髪を捕まれ
平手打ち)
ある日もまた、突然、帰ってきて
履こうと取りに来た黒い革靴
磨かれてなくて、旦那激怒

家に居て
なにやってんだよっ
常に磨いておけよ 


(蹴りとグーパンを食らう)
暴力を振るわれる時は
いつもそんな理由らしく
(てか、それが暴力の
理由になる事が信じられん...
)

そして
旦那の怒鳴り声と暴力に怯えて
あゆちゃんが泣くと
うるせぇ、泣くなっ
黙れ




と、あゆちゃんの腕をつかみ
布団が積み重ねてある所に
あゆちゃんを投げるらしい。
(静香ちゃんは、布団に投げるから
旦那はまだ理性があると思うと
言っていたけど
いや、もうそれするだけで
アウトでしょっていうのが私の考え)
そして、この間は遂に
怖くて震えて泣くあゆちゃんの
後頭部に延髄蹴りを入れ
あゆちゃんが
部屋の隅まで吹っ飛んで
声が出ないほどに
泣いていた....と。
そこで『やめて
』と言うと

旦那はいつも
更にヒートアップするから
ヤバいんだけど
その時ばかりは、さすがに
あゆちゃんが死んでしまうと
全力で旦那にしがみついて
止めたんだって。
そして静香ちゃんも、また
蹴り飛ばされたらしい。
(旦那は180cm超えの大男)
うわ... そんな奴がいるんだ...
って、思いながら
静香ちゃんの話を聞いていたけど
本当に、この間はあゆが
死んじゃうんじゃないかって
焦りました.... って言うだけで
静香ちゃんの口からは
別れたいとか
逃げたいとかの言葉は
まだ、なかったんだよね
あとで、その事を母に伝えたら
やっぱり、そう思った...
って。
母が言うにはね
実家に置いて行かれた当初
あゆちゃんは
声を出さないで泣くんだって。
声を出さず、押し殺して
大粒の涙だけを
ポロポロと流して 

2歳なのに、ありえない程
物分かりがいいというか
手がかからないというか
寝る前の間も
ぐずりもほとんどなく
こんなに小さい子が
そんな泣き方をすることに
違和感があったらしい。
そして、食べ物に関しても
限度がわからないのか
限度がないのか
あるものは
全て食べてしまう勢いで
よく食べる子で
この子、家でちゃんと
ごはんを貰えてるのかな?
と、そんなことを思っていたらしい。
その時、母のことを
さすが、3人の子育ての経験者ね
と、そう思ったのを覚えてる。
読んでくれてありがとう

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