ダイワ ルアーニスト56UL レビューです。

ルアーフィッシング用の万能ロッドです。

渓流◎

管理釣り場○

↑スペックにはこの様に記載されています。


バスでも、小規模な野池でライトラグを扱うには使い勝手が良いです。


ダイワのロッドとしては格安です。

分かりやすくシマノルアーマチックへの対抗馬でしょう。


ガイドはステンレスフレームとOリング

この辺りは価格相応。


調子はレギュラーテーパーといったところ。

全体的によく曲がり、粘りのあるロッドです。

反面、ダルさもあります。


フリップキャストはやり易いです。

ピッチングでもそこそこ飛距離が出ます。

主に渓流で、何度かバスで使用しました。



ルアーニストとフリームス2000XH


スペック↓

全長:1.68m

継数:2

仕舞:88cm

自重96g

先径/元径:1.3mm/6.0mm

ルアー重量:1-6g

ナイロン:2-6lb

カーボン:85%

定価:6900円



記載のスペックは一般的なネイティブトラウトロッド。


この数年、私にとっては釣りと言えばシーズン中は渓流です。

ルアーを使ってネイティブトラウトを釣っています。


それまでは小学生の頃から24-5歳ぐらいまでは殆どバス釣りのみでした。


元々よくツーリングで国道168、169、龍神スカイラインを走っていました。

一度は眼下に広がる綺麗な渓流で釣りをしてみたいなぁ…とは思っていましたが、渓流釣りって敷居高いよね…というイメージで全く踏み出せませんでした。


しかしツーリングでR168を走ったある日に、川を眺めながらやってみると決意!

とりあえず帰宅後にネットで色々調べてみて、翌日、翌々日も休日だったので早速行ってみることにしました。


よくこの辺りをツーリングしていた時に乗っていた私のバイク↓

トライアンフ Daytona675 TRIPLE  

2009年モデルです。

何と、3気筒です!

マフラーはチタン製のワンオフ

デイトナ675は是非ともまた乗ってみたいバイクです。今でもお店に写真が載っています。


話が逸れました笑

本題に戻ります…


突然思い立って渓流ルアーを始めた時は、当然渓流用のタックル等は一切無く、とりあえずバス用タックル100%で始めました。


実は始めは、ルアーで渓流が出来ることも知らなかったです。

私がその頃に見たことのあった渓流釣り師は全員エサ釣りだった為です。


凄く敷居の高いイメージでした。

実際あまり低くはないと思います。


当時手元にあった使えそうなロッドは古いダイワのバスロッドのプロキャスターX 602ULです。

リールは懐かしのリョービ製1000番と、07ルビアスの2500番、06ツインパワー2500番

とりあえずこれで始めました。


ルアーもバス用のミノーやバイブレーションを使っていました。


元々昔からバス釣りでも非常にミノーイングが好きだった為、渓流でも使えるミノーを結構持っており、意外といけました。


また、最初から現在まで周りに渓流をやっている人は1人もおらず、何かを教えてもらったり、話を聞く相手もいない孤独な渓流アングラーです。


ある日、十津川で派手にズッコケた際、プロキャスターを折ってしまい、翌日も釣りだった為、とりあえずこちらのロッドを購入しました。


定価は6900円ですが、釣り具屋さんのトラウトロッドコーナーで特売4,000円のものを発見!

とりあえず、翌日の為に即購入。


↓それでは、レビューしていきます!


グリップ側から↓

グリップ部は約28.5cm


ティップ側から↓


ズバリ、エントリーモデルといった感じ。

特に装飾などもなく、塗装もされていません。

この辺りは、価格を抑える為に当然でしょう。

この価格でも、ダイワのロゴが入っているだけで少し良く見える気がします笑


グリップはEVA製です。

リールシート上部の手のひらが当たる部分は、ふっくらした盛り上がりがあります。

ダウンロックで握り易いです!

好印象なポイントです。


塗装はありません。

バット部にダイワのマークとLURENIST56UL
Dマークがあるのと無いのとでは、随分印象が変わるでしょう。

対応するルアーとラインのサイズについて記載。
この辺りも至って普通です。

グリップエンドからリールフットまでは約20cm


分割状態↓

ティップ側86cm

グリップ側88cm


普段ファインテールを使う私からすれば、グリップは少々長めに感じますが、トラウト用万能ロッドであることを考えると普通でしょうか。

特に使いにくさ等はなく、ワンハンドでも全然問題ありません。


むしろルアーフィッシングそのものが初心者の方には、キャスティング時にグリップ部に多少は左手を添えることが出来る為、扱い易いかもしれません。

(右利きの場合です)


渓流ルアーフィッシングでの使用感については、良くも悪くもなく価格相応です。

どちらかというと、スプーンやスピナーの様な巻物、ミノーなら軽めの物の方が得意でしょうか。


メーカーHPには、ミノーを中心に使うなら、こちらの56ULが最適と記載があります。


万能ロッド故のセッティングの難しさもあるかと思いますが、渓流でミノー中心にと言うならば、もう少し張りがある方が良いのではないかと感じました。


もちろん渓流でミノーといっても、2gのフローティングから5-6g以上のヘビーシンキングまで何種類かの重さがあります。


主に使用するのは、4g前後のヘビーシンキングかと思いますが、それには少しソフトです。


ヘビーシンキングでバシバシとトゥイッチはちょっとしんどいです。

もちろん出来ますが、ソフトなトゥイッチになります。


ジャークも得意ではなく、重めのダート系など、水の抵抗が大きいルアーなども相性が良くないです。


キャスティング後のティップのブレの収束はそんなに早くはありません。


管理釣り場での使用と両立させる為でしょうか。

些か中途半端な感はあります。


しかし、実売5000円少々ぐらいでネイティブトラウト向けのロッドが買えるのはありがたい!

しかも世界のDaiwa製です!


悪いことも書きましたが、有名メーカーから出ているトラウトロッドの中では、ルアーマチックも抑えて実売最安値ではないかと思います。


もちろん実用上の問題点は何もありません。


↓十津川村 滝川にて泣き尺アマゴ


↓十津川村 滝川にて、26cmの綺麗なアマゴ

リール:18フリームス2000XH

ルアー:リュウキ50sグリキン、アカキン


こちらの2匹はその後美味しく頂きました!


実際のファイトでは、これぐらいのサイズなら気持ち良く釣り上げられます!

バスも40cm程度なら大丈夫でした。


バス釣りでもダウンショット、ジグヘッドワッキー、ネコリグなどのライトリグは非常に使い易かったです!


バス用でショートロッドとして使うのは向いていると思います。

初めてやサブのショートロッドを検討中の方には良いと思います。


1/4ozぐらいまでなら使い易いと思います。

3/8ぐらいまでなら普通に使えます。


ルアーニスト56UL+20ツインパワー2000SHG


ツインパワーとは色合いが近くよく似合います。

純正のセットかと思うぐらいマッチします笑


ダイワ様、シマノ様がこの組み合わせを望んでいるとは思いませんが…笑


渓流では3ヶ月(約20回)ぐらい使用しましたが、私に沢山の魚を釣らせてくれました!


もう少しお高い、一般的な専用ロッドと比べると当然不満もありますが、この価格としては充分と思います。


渓流ではロッドを破損するような機会も多いと思うので、安価なこのロッドは、これから渓流でルアーフィッシングを初める方にとっては、良いパートナーになると思います!


気負うことなくガンガン使えます!


こちらはパックロッド版↓


    



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