1/4朝更新
心のストレッチ#1676
自分の意見が言えない人へ～罪悪感・ストレスから解放される話
反面教師で教員になった
私は大学を卒業してすぐ小学校の教員になりました。
教員を目指し始めたのは小6の時だったのですが
理由は3つあります。
①教員以外の職業をよく知らなかった
②年下の子に好かれる傾向があった（同年代＆年上は苦手だった）
③親や周りの大人にされて嫌だったことをしない教育者になりたいと思った
です。
具体的には
-話を最後まで聞いてほしい
-言葉にならない気持ちを汲み取ってほしい
-目立たない子にもサーチライトを当ててほしい
結局、小学校教員時代はそれを「自己犠牲しながら」実践したので
心の病気も悪化したし、子供を相手にすることが逆に嫌になってしまいました。
でも、友人やその後転職した先の大人のお客様などには
-話を最後まで聞いたり
-ヨガを通して自分の心へアクセスする方法を自然とお伝えしたり
-できるだけ平等に接することによって
自分のやりたかったことを叶えることができました。
正論よりも共感を求める
子供が大人に言われて嫌な言葉トップ３に入るのは
「〇〇しなさい」
『今しようと思っていたのに…分かってるよ』
ではないでしょうか。
テストで98点を取って
「あとこの一問を何で間違えたの？
ここをこうすれば良かったのにね。」
…当たり前だ。本人が一番分かっている。
言われなくても分かっている正論を言われるより
本人がどう思っているのかを聞き出し共感する関わり方が私は好きで
最近流行りの？正論を振りかざして論破する風潮には
同感できません。
ヨガは、自分自身がどう感じているかに気づき
自分で自分を受け入れたり共感したりすることで
自分や周り・自然とリラックスしてよい関係を築く方法のひとつです。
健全な自己主張と相互理解で、健康な心に
小学校教員の時に「自己犠牲」をしながら人と関わったと書きましたが、それは
人の意見だけを聞いて、自分の意見が何か意識しない・表現しない
ということでした。
これは、心理学的に言っても「うつ病」など心の病になりやすいタイプのひとつです。
そもそも、私がなぜこうなったのかというと、理由は２つあります。
①小さいころから、自己主張をする元気のいい友達が怖くて苦手で
友達と一緒にいると、声の大きい人の言いなりになってしまう自分もいて、それも嫌だった。
結果、ひとりでいる方が楽と思っていた。
②母親が感情的に自分の主張を通してくるので
コミュニケーションを諦めていた（自分の意見を普通に言えない）。
今、海外出身の人と交流するのが趣味で
自分の意見を言って、人の意見を聞くことを日常的にしています。
●自分の意見を言うことは、人の意見を雑に扱うことではない
（以前は、母親の影響か
人の意見を聞く=自分の意見が雑に扱われる感覚があった
人の意見は自分への攻撃というイメージが強かった）
●人の意見を聞くことと、自分の意見を言うことは、両立できる
●お互いの意見を出し合うことで、対等で健全なコミュニケーションが成立する
それで今、昔自分がされて嫌だったことを自分にも他人にもしないで
反面教師にもなった昔の崩れた精神状態も癒されたと感じています。
これから、レッスンや人とのかかわりにおいて
相手の話を最後まで聞きながら、自分の芯をぶれずに持ち伝えるという
活動を続けていきたいと思います。
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