フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
 
 
十代の頃から写真に対して
コンプレックスがありながらも、
Brooks Institute of Photographyに入学が決まり、
ようやくアパートにも入居でき、
クラスがスタートしました。
 

 

 

サンタバーバラへ引越し

 

 

 

 
 
 
写真を撮り始めた頃
 
 
 
ブルックス写真大学
サンタバーバラの山の上にあります。
 
なので、学校までは
車で通わなきゃならないのです。
 
ということは、
 
自動車の免許を持っていないと、
いやいや車を持っていないと、
入学許可が降りないのです。
 
 
面白いっしょ??
 
日本じゃ考えられないよね。
 
車を持っていないけど、どうすればいいですか??
 
なんて質問がありそう。
 
日本はみんな平等じゃなければならない
 
という考え方が根底にあるけど、
海外は全く違う。
 
車を持っていないのであれば、
自分でどうにかしてください!
 
そんな答えが返ってきます。
 
 
そのあたりはとてもドライで、
個人的にはそういう考え好きです。
 
 
 
まあ、カメラの機材も重いし、
ロケに行くにも、車じゃなきゃいけないような場所ばかりなので、
車を持ってなきゃ話にならないんですけどね。
 
 
 
なぜか、ブルックスのエントランスの前で撮った両親
 
 
 
ブルックスのシステムについてです。
 
この学校は
1年で6学期制。
 
 
7週間が1学期。
 
1週間休みで、また7週間みっちりやります。
そしてまた1週間休んで7週間。
 
夏休みと冬休みは3週間。
 
そんなシステムです。
 
なので、アメリカでよく聞く長い夏休みはありません。
 
夏休みもない学校なので、
3年間で卒業できるシステムなのです。
 
 
最初の7学期がLower Devision
1学期休んで、残り9学期がUpper Devision
 
日本で言うと、1,2年は一般教養的なものと専門の基礎的なもの
3,4年は専門分野、
そんな感じと思っていただければと思います。
 
 
 
1年に6学期あるなんて、
とても変則なように見えますが、
それには理由があり生ます。
 
1学期の7週間、
この7週間が超ハードなのです。
 
課題の量が半端なく、
その課題に対しての評価もめっちゃ厳しいのです。
 
 
1週目はまだ楽なのですが、
週が経つに連れて、
どんどんハードになっていきます。
 
まず、1週目のクラスから課題が出ます。
翌週のクラスの時にはその課題を提出。
 
課題の提出といってもまあまあ大変。
 
 
 
まずテーマが出されます。
 
そのテーマに対して、
自分で何を撮るか考え準備します。
(被写体が人やモノであればモデルになる人を探し、
撮影するモノを購入し、衣装・小物も用意し、
スタジオやライトなどの機材を予約する)
 
そして撮影し、
フィルムを現像し、
暗室でプリントするのです。
 
それを1週間でやならなければなりません。
 
 
 
課題の評価も厳しいので、
提出した課題がの点数がよくなかったら、
再撮影や再プリント、
さらに、また新しい課題が出るので
ひどい時は、
何週分もの課題が溜まり、
パニックするほど、
大変になるのです。
 
 
とにかくこの7週間を集中しなければ
簡単に落第してしまうのです。
 
 
7週間写真漬けになり、
そして1週間休んで次の学期のために充電する。
 
よくできたシステムだなと思います。
 
 
 
 
ちなみに日本の大学時代は、
写真の課題が出ても、
提出は1ヶ月後とか数週間ごとかで、
本当にゆるかった。
 
評価もゆるかったー。
 
 
なのでバンド活動ばかりやっていたのに、
日芸を卒業できたのですが・・・
 
 
 
 
まあ、
アメリカの大学は、
日本と違い、
入るのは簡単だけど、
卒業するのが大変!
 
というのを聞いたことがありましたが、
本当にその通りなのでした。
 
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
その前のストーリーはこちらからみてね!!
 
 
生誕から大学まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
フレズノ編
 

 

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