フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
10年間、写真のコンプレックスで、
写真を嫌いになりかけていたところ、
友人との出会いで、
"写真を上手くなりたい！"
と、ようやく本気で思い始め、
アメリカに渡るも、
日本人だらけだったフレズノでの語学学校に行き、
半年後、ようやく
TOEFLの点数が大学に入学できる点数に達し、
ブルックス写真大学の行くことがきまった！
というところが、前回まで。
読みたい方、読んでみて！長いけど。
サンタバーバラの友人宅で
今回からは
長い長ーいサンタバーバラ編
サンタバーバラはロサンゼルスから西に90マイル （約150km）のところにある、
超高級住宅地。
どのくらい高級住宅地かというと、
その辺に置いてある住宅売買のフリーペーパーには、
20億円や30億円の住宅が載ってたりするくらい。
一体誰が買うんだろう？？
と思うような超豪邸が並んでいるような場所もあり、
日本と違いアメリカの成功者は桁が違うと知ります。
UCSB(カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校)
という有名な大学もあり、
ここでは青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞した
中村教授もいるくらい、優秀な大学です。
そんな街に、私が行きたいと思っていた
Brooks Institute of Photography(ブルックス写真大学)
があります。
ちなみにサンタバーバラの人口は7万人くらい。
まわりの街と合わせても20万人くらいの小さな街です。
ブルックスに初めて行ったのは、
フレズノに行く前。
とりあえずサンタバーバラを見ておきたいと思い、
渡米後レンタカーを借りてすぐに見に行きました。
フレズノの語学学校に行っている時も、
旅行がてら2回ほどサンタバーバラを訪れました。
その頃のサンタバーバラの街の印象は、
なんて小さな街なんだろう！
と思うくらいで、
今のように
こんなにサンタバーバラが好きな街になるとは
思いもしませんでした。
初めてブルックスにTOEFLの点数を郵送した時、
自分で点数は足りないのはわかっていましたが、
学生課から、
こんな点数で入学応募してきたのは驚きです。
点数達してから応募してきてください！！
ときつく言われたのを覚えています。
まあ、そのおかげで、
必死に英語を勉強したのですが。
そして、9月にTOEFLの点数、たしか530点をようやく超え、
ブルックスのアドミニストレーションオフィスにアポを取り、
フレズノからサンタバーバラまで車で行って、
そこのリーダーと面接をし、
ようやく入学が決まったのです。
今でもその時の面談のシーンを覚えています。
超緊張しましたし、
"自分はこの学校に入りたいんだ！"
というのを強くアピールしました。
そして、1992年10月末、
いよいよ、
フレズノから、サンタバーバラへ引越し。
フレズノでのお別れ会！もう誰だか名前も覚えとらん！！
約400kmの道のりを、
U-HAUL(アメリカの引っ越し屋さん)のトレーラーをレンタルし、
愛車のオールスモービルに牽引(けんいん)して、
サンタバーバラ に向かいました。
みなさん、トレーラーってわかります？？
車の後ろに繋げるエンジンがなく、
タイヤがついている箱みたいなやつね。
まあトラックの後ろで牽引するのが普通だけど、
アメリカでは、キャンピングトレーラーなどを
一般車で牽引するのが一般的。
なので、引っ越しも
自分でトレーラーを牽引したりするのです。
私に撮って初めてのけん引車。
今まで運転したこともないんだから、
めっちゃ怖いです。
昼過ぎにフレズノを出発したのはいいのですが、
愛車のオールスモービルは、
思ったよりもパワーがなく、
なんと、ハイウェイの登りの急坂でオーバーヒートしてしまうのです！！
しかも、真夜中。
AAA(日本のJAFのようなもの)
にハイウェイから公衆電話でし、
(今と違い、携帯電話もない時代)
レッカーで近くの街まで運んでもらい、
修理をしてもらいました。
なかなかない経験を
ここでも体験！！
そして、明け方サンタバーバラ にようやく到着するのです。
サンタバーバラ初日から、トラブルに遭遇し
これから一体どうなるやら
と、この先を思いやられるのです。
とはいえ、
いつも、こういうトラブルを作るのは、
私の得意技。
学生の頃から、トラブルも多く、
５０をすぎた今も変わらず。
2020年のお正月の交通事故など、
いつも、ストーリーを作ってしまうのです。
2020年1月1日のブログ↓
あー、サンタバーバラ編1で、
まだ、サンタバーバラに着いてない・・・
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最後まで、お読みいただきありがとうございました。