フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
 
 
幼少の頃から、
"お前は、うちの後を継ぐんだよ!"
 
と、祖父母に言われ、
小中高の写真部、写真の大学、そして、広告写真の会社と、
写真の道を歩み続けます。
 
"自分には、写真の才能がない!"
 
と、写真をコンプレックスに思っているにもかかわらず。
 
 
しかし、アシスタント時代に、
ライバルとも言える友人たちに出会い、
負けたくないと言う感情とともに、
写真の面白さに目覚め始め、
もう一度、写真を一から学びたいと思い、
アメリカ留学を決意するのです。
 
 
と言うところが、
前回までの内容。
 
 
アメリカ留学中の愛車 Oldsmobile
 
 
 
 
カリフォルニア州サンタバーバラ
 
ロサンゼルスから、西に90マイル (約150km)のところにある、
高級住宅地。
 
軽井沢と葉山と田園調布を足して、5で割ったような、
(なんで5やねん!!)
お洒落で、治安がいい、スペイン風の街並み。
 
この街の山の上に、
Brooks Institute of Photography(ブルックス写真大学)
と言う、写真と映画専門の大学があります。
(残念ながら2016年に廃校となってしまいました)
 
 
私が大学生の頃、
 
"アメリカにブルックス写真大学というところがあり、
何名か、優秀な写真館の御子息たちが、ここを卒業している"
 
という話を、母親から聞いていました。
 
 
 
ササキスタジオで
 
初めて写真で負けたくない!
もう一度写真を勉強したい!
 
と思うようになってから
この学校に興味があったことを思い出し、
Brooks Institute of Photography(ブルックス写真大学)に入学するために、
1992年3月に渡米するのです。
 
 
とはいえ、
英語は超苦手。
 
高校の頃に、
LAに1ヶ月ほど、交換留学で行ったことはありますが、
ほとんど話せません。
 
入学するためにTOEFLの点数は、
全く足りず
まずは、語学留学からスタート。
 
 
渡米する前、日本の留学センターに行き、
 
"英語を学ぶために、
日本人の少ないところに行きたい"
 
と言ったところ、
カリフォルニア州のフレズノ
という場所の
IEIという語学学校を紹介してくれました。
 
というわけで、
サンタバーバラではなく、
まずは英語を学ぶため、
フレズノに行くことになったのです。
 
 
で、このフレズノ、
超田舎。
 
 
LAから車で4時間、
SFまでも3時間。
 
大きな街も、まわりにはなく、
少し離れると、畑しかありません。
しかも、
カリフォルニアでも、犯罪がめっちゃ多い街なのです。
 
"Oh my God!!"
 
 
まあ、英語が上達し、
TOEFLの点数が上がり、
ブルックスに入学が決まるまでの間だから、
我慢しよう!
 
と思いながら、IEIに通い始めました。
 
 
ところが、留学センターから、
日本人が少ない、と聞いていたのに、
クラスに入ってみたら、
7割が日本人!!
 
 
おいおい!!
 
 
騙されました。
留学センターに。
 
 
最初のクラスメイト
 
 
学校全体でも6割が日本人。
 
多分、ここ(IEI)と提携していて、
紹介することで、バックがもらえたんでしょう。
 
 
 
 
文句言っても仕方がないので、
この学校には、3ヶ月通います。
 
ステイ先は、
70才くらいのドケチなおばあちゃんのお家にホームステイ。
 
狭いベッドルームが2部屋。
 
ここに、IEIに通っている留学生が、
4名ステイしています。
 
でかいブラジル人、
自分が超優秀だと思っている韓国人、
超お金持ちのカタール人。
そして私。
 
この留学生のホームステイ代で、
このおばあちゃん、生活しているんですね。
 
 
 
このおばあちゃんはドケチなので、
夕食も超少なめ。
 
あまりにも少ない夕食に、
でかいブラジル人は、
足りない足りないと、
いつもぶつぶつ文句言ってました。
 
 
 
余談ですが、
このブラジル人が、
日本のお金と交換してくれというので、
ブラジルの貨幣クルゼイロと
日本円五千円分を交換してあげました。
 
 
数年後、クルゼイロは破綻。
私が、もらった、クルゼイロは、紙屑同然に。
 
彼に渡した5000円は、
何十倍の価値にもなったのを覚えています。
 
彼にとっては、ちょーラッキーだったのでは!
 
 
ホームステイが同じだったブラジル人
 
 
語学学校は日本人が多いし、
ホームステイ先のおばあちゃんはちょうドケチ、
という、留学後最初の3ヶ月でしたが、
何はともあれ、
 
今までで一番勉強した!
 
と思うくらい真面目に英語を勉強したのです。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 

 

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