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追記型記事 (2020年開始)現在2025/8/20
本日の 追記分は 8月26~27日
【第66期王位戦七番勝負第5局
徳島市「渭水苑」にて行われる
均衡を保っていた中 藤井王位の78手目の緩手を逃さず
そのまま永瀬九段が寄り切り 91手にて藤井王位投了
これまでの藤井将棋には珍しく早い終局となった
3勝2敗 次戦で決まるのか タイに持ち込むか熱戦必須
藤井王位の2日制のタイトル戦で連敗は初めてである
9月に始まる王座戦にも影を落としかねない事態に
獲得から現在まで 詳細は下記にて
===================================
【王位】は 藤井聡太棋士にとって二つ目のタイトルで
2024年に防衛した事により現役を退いた後に
【永世王位】を獲得する事になっている
名称は 伊藤園お~いお茶杯王位戦 呼ばれ
王位 と お~い を かけ合わせた まさにピッタリのネーミングだ
※ 但し 現時点では伊藤園がスポンサードを降りるらしく
来季のスポンサーが決まっていない状態だ
2020年 予選 を勝ち抜き
シード棋士4名を含む12名で 挑戦者決定リーグ を行い全勝で挑戦権を獲得
木村一基 元王位から4戦全勝でタイトル奪取
2021年 第62期王位戦
挑戦者は これまで対戦成績1勝6敗と苦手にしてきた豊島将之(元)竜王
第1局を落とすも、その後4連勝し タイトル防衛
2022年 第63期王位戦
またもや、豊島将之氏の挑戦を受けるも、既に苦手意識も無く
4勝1敗にて防衛
2023年 第64期王位戦七番勝負
5月18日
挑戦者決定戦に於いて 佐々木大地七段が羽生善治九段を破り
7月7・8日に第一局が打たれる
これにより 棋聖戦と合わせ 両者 「12番勝負」となった
7月8日 第64期王位戦
先手番 第一局が 7・8日に行われ
97手にて佐々木七段が投了 幸先の良いスタートとなった
7月14日
後手番 第二局 98手目にて 佐々木七段投了
藤井王位の2勝を受け 第3戦は 25,26日
その前に 18日には 両者 棋聖戦第4局が打たれる
7月26日
先手番 第三局
公式戦400局目となる今回 131手を以て 佐々木七段投了
これによりタイトル防衛にリーチがかかった
8月16日
後手番 第四局
85手にて藤井王位 投了
佐々木七段が一矢報い 藤井王位の3勝1敗となった
次回 第五局は 8月22・23日
8月23日
先手番 第五局
95手にて 佐々木七段が投了
4勝1敗で 藤井王位タイトル防衛
2024年 第65期王位戦七番勝負
7月6~7日
先手番 第一局
挑戦者 渡辺明九段
二日にわたった 局も 80手にて 千日手により
前後手番 交代で 指し直し
残り時間 藤井王位 1時間 渡辺挑戦者 2時間半
渡辺九段が優位に進め、あと一歩まで追い込むも
秒読みの中 粘る藤井王位相手に 突然の緩手により大逆転
136手にて 投了
藤井王位 永世称号を目指し 幸先よく先勝を飾る 棋譜
7月17~18日
後手番 第二局
惜しくも第一戦を落とした渡辺明九段が97手にて圧勝 棋譜
渡辺九段タイトル戦での対藤井勝利は
名人戦第3局以来431日ぶりの白星となった
1勝1敗のタイにて
次回第3局は 7月30,31日
7月30~31日
先手番 第三局
第二局に続き かな~り 白熱した闘いでした
111手にて渡辺明九段が投了 棋譜
一日目は互角のまま、
二日目は互角が続く中藤井王位の緩手でAI評価は渡辺九段に
2局目同様、渡辺元名人が圧勝するかに思えたが
その後一進一退が続く中、渡辺九段にも緩手が出て逆転
終盤、AI評価が波を描くように二転三転
時間的優位に進めていた渡辺九段であったが
まさかの緩手を放ち、とうとう秒読みに
そのまま藤井王位が寄り切った
8月19~20日
後手番 第四局
100手にて渡名九段投了 棋譜
藤井王位の3勝1敗 タイトル防衛にリーチ
50手過ぎた辺りから徐々に藤井曲線が描かれ
藤井完勝劇かと思いきや
渡辺九段91手目に最後の勝負手
「悪魔の2二角打ち」を放ち
対応を誤ると一気に逆転詰みが発生する際どい指し手でしたが
藤井王位それを読み切る見事な対処でした
次回第五局は 8月27~28日 神戸市「中の坊瑞苑」
藤井王位が勝てば王位戦5連覇で永世王位獲得となる
8月27~28日
先手番 第五局
97手にて渡名九段投了 棋譜
3局目までは渡辺九段がリードする場面が多かったが
最終的には4勝1敗にてタイトル防衛
これにより【永世棋聖】に次ぎ二つ目の【永世王位】を獲得する
2025年 第66期王位戦七番勝負
7月5~6日
於:愛知・小牧市の「合掌レストラン大蔵」
後手番 第一局 対 永瀬拓矢九段
棋聖戦から続く千日手が今回も成立し
両者連続3回の差し直し局となった
差し直し局は後先交代し
先手番になった永瀬九段が優勢に進める中
終盤に来て藤井王位が徐々に逆転し89手にて永瀬九段投了
藤井王位がタイトル防衛に向け先勝する 棋譜
7月15~16日
於:兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」にて行われる
先手番 第二局 対 永瀬拓矢九段
一日目は波風立たず互角の戦い
二日目互角の戦いは続き終盤に入り
永瀬九段が108手目でやや緩手かと思われる手を放ち
そこから藤井曲線が描かれる展開に
終盤一歩間違えれば逆転というスリル満点の勝負となった
131手にて永瀬九段投了 棋譜
藤井王位6連覇に向け前進す
7月29~30日
北海道千歳市の「ポルトムインターナショナル北海道」にて
第三局 藤井王位 後手番
一日目第二局と同じく波風立たず互角の戦い
二日目70手目過ぎた辺りから藤井曲線が描かれ
危なげなくそのまま押し切った
88手にて永瀬九段投了 棋譜
8月19~20日
藤井王位3連勝からの第四局は
福岡県宗像市の「宗像ユリックス」にて行われた
藤井王位 先手番
二日目80手目過ぎた辺りから永瀬九段徐々に優位に
その後危なげなくそのまま押し切った
130手にて藤井王位投了
永瀬九段一矢報い対戦成績は藤井王位の3勝1敗に 棋譜
8月26~27日
第五局 徳島市「渭水苑」にて行われる
均衡を保っていた中 藤井王位の78手目の緩手を逃さず
そのまま永瀬九段が寄り切り 91手にて藤井王位投了
これまでの藤井将棋には珍しく早い終局となった
3連勝の後、2連敗
9月に始まる王座戦にも影を落としかねない事態に
次戦は9月10~11日 静岡県牧之原市の「平田寺」で予定されている
王位戦
一般棋戦「産経杯」が準タイトル戦「早指し王位戦」を経て
1962年~
歴代タイトル保持者は15名
永世王位は4名
大山康晴、中原 誠、羽生善治、藤井聡太(現役)
永世〇〇
「永世〇〇」は現役を退いてから名乗れるが
ほんの一握りの棋士しか居ない
タイトルにもよるが
10期タイトル保持や連続5期など
大変厳しい条件をクリアしなければならない
これまでに「永世〇〇」称号を獲得したのは10名
(敬称略 茶色は引退、青色は現役)
木村義雄(名人)、米長邦雄(棋聖)、谷川浩司(名人)、
森内俊之(名人)、佐藤康光(棋聖)
中でも「永世〇〇」称号を複数獲得しているのは5名
大山康晴(名人、十段、王位、棋聖、王将) 永世5冠
中原 誠(名人、十段、王位、棋聖、王座) 永世5冠
羽生善治(名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将) 永世6冠
渡辺九段(竜王、棋王)
藤井聡太(棋聖、王位)
AI評価を見ながらの観戦なので
もし、それが無ければ
我々素人には全く理解出来ない攻防であり
二人の脳みそがどれだけスゴイのか
改めて名人&元名人のすごさが分かる一局であった
5局通じて 3戦目までは渡辺九段が押し気味に進めたものの
藤井王位の うっちゃり勝ちもあり藤井くんにとっては
かなり相性が良いタイトルかもしれない
他のタイトルでもそうであるが藤井聡太棋士の
通算戦績 2025.7.30 現在 414勝84敗 勝率:0.831
特に【王位タイトル戦】は 2025.7.30現在
通算33勝4敗 勝率:0.892
(タイトル戦は23勝4敗勝率:0.852)と
藤井聡太には かなり相性がいいタイトルである
また、現時点で永瀬九段との対戦成績は29勝9敗
こちらも 相変わらず相性は良いようだ
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