春から夏、やがて冬/歌野晶午 | ■晴日の読書手帖■

春から夏、やがて冬/歌野晶午

春から夏、やがて冬 春から夏、やがて冬
歌野晶午

文藝春秋 2011-10
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スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。

偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ。     [「BOOK」データベースより]

 

驚いたけど何か期待していたものと少し違ったかな。気持ちは重いけど、ストーリー的には軽い感じ。それに、あんなこと考え付くくらい頭が良かったら、そんなに何年もあのバカ男と一緒にいるかねぇ。

まぁそれはいいとして、とにかくひたすら悲しくやるせない気持ちになるラストだった。

     

本★★☆☆☆

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【過去に読んだ歌野晶午作品】

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

長い家の殺人

白い家の殺人

動く家の殺人

ガラス張りの誘拐

死体を買う男

さらわれたい女

ROMMY―そして歌声が残った

正月十一日、鏡殺し

ブードゥー・チャイルド

放浪探偵と七つの殺人 (講談社文庫)

安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫)

生存者、一名

世界の終わり、あるいは始まり

館という名の楽園で (祥伝社文庫)

家守 (光文社文庫)

・ジェシカが駆け抜けた七年間について

魔王城殺人事件

女王様と私

そして名探偵は生まれた

ハッピーエンドにさよならを

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (カッパ・ノベルス)