放浪探偵と七つの殺人/歌野晶午 | ■晴日の読書手帖■

放浪探偵と七つの殺人/歌野晶午

放浪探偵と七つの殺人 (講談社文庫) 放浪探偵と七つの殺人 (講談社文庫)
歌野晶午(うたの しょうご)

講談社 2002-08
売り上げランキング : 210234
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

...........................................................................................................................................................................

 

●ドア⇔ドア

●幽霊病棟

●烏勧誘

●有罪としての不在

●水難の夜

●W=mgh

●阿闍梨天空死譚    [以上七編収録]

大学の男子寮で殺人事件が発生。犯行時刻に外部からの侵入者はいなく、すべての寮生にはアリバイがあった―「有罪としての不在」や、“水難”とは何を示すか見きわめると、犯人がわかる?「水難の夜」など、さすらいの名探偵・信濃譲二が奇想天外な難事件の謎を見事な推理で解決する七つの傑作短編を収録。
                      [「BOOK」データベースより]

 

名探偵・信濃譲二シリーズの短編集。

様々な事件の現場にひょっこり現れては、サクっと謎を解いていく信濃譲二アッパレ(笑)

どれもこれも面白かったけど『有罪としての不在』は特に良かった。

『水難の夜』のちょっとしたトリック?も好き。

    

本★★★★☆

.....................................................................................................................................................................

【過去に読んだ歌野晶午作品】

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

長い家の殺人

白い家の殺人

動く家の殺人

ガラス張りの誘拐

死体を買う男

さらわれたい女

ROMMY―そして歌声が残った

正月十一日、鏡殺し

ブードゥー・チャイルド