正月十一日、鏡殺し/歌野晶午 | ■晴日の読書手帖■

正月十一日、鏡殺し/歌野晶午

正月十一日、鏡殺し (講談社文庫) 正月十一日、鏡殺し (講談社文庫)
歌野晶午(うたの しょうご)

講談社 2000-01
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●盗聴

●逃亡者 大河内清秀

●猫部屋の亡者

●記憶の囚人

●美神崩壊

●プラットホームのカオス

●正月十一日、鏡殺し

電波オタクの予備校生が聴いた不思議な隠語「カチカチドリを秋葉原で飛ばせ」の謎(盗聴)、猫マニアの恋人をもつサラリーマンに宿る殺意(猫部屋の亡者)、姑に対する憎しみをエスカレートさせる妻の心理を追う(表題作)等、日常の中に潜む恐怖を描く戦慄の7編。              [出版社/著者からの内容紹介]

 

物凄くレベルの高い短編集。どれもこれも面白い!

けど表題作って何処かで似た様な話を読んだ(聞いた?)ことがあるような気がする…けど思い出せないな。すっごく好きな話であることは確かだけど。

    

本★★★★☆

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【過去に読んだ歌野晶午作品】

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

長い家の殺人

白い家の殺人

動く家の殺人

ガラス張りの誘拐

死体を買う男

さらわれたい女

ROMMY―そして歌声が残った