ジェシカが駆け抜けた七年間について/歌野晶午 | ■晴日の読書手帖■

ジェシカが駆け抜けた七年間について/歌野晶午

ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫) ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫)
歌野晶午(うたの しょうご)

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カントクに選手生命を台無しにされたと、失意のうちに自殺したアユミ。ジェシカは自分のことのように胸を痛め、カントクを憎んだ。それから七年、ジェシカは導かれるようにそこへやって来た。目の前には背中を向けてカントクが立っている。ジェシカは側にあった砲丸に手を添える。目を閉じるとアユミの面影が浮かび上がる。死んだ彼女のためにしてやれることといえば、もうこれしかないのだ。                  [「BOOK」データベースより]

 

大きな仕掛けだが大掛かりな訳ではなく…あぁーなるほどね~と言った感じ。短編みたいな空気だな。

     

本★★☆☆☆

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【過去に読んだ歌野晶午作品】

葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)

長い家の殺人

白い家の殺人

動く家の殺人

ガラス張りの誘拐

死体を買う男

さらわれたい女

ROMMY―そして歌声が残った

正月十一日、鏡殺し

ブードゥー・チャイルド

放浪探偵と七つの殺人 (講談社文庫)

安達ヶ原の鬼密室 (講談社文庫)

生存者、一名

世界の終わり、あるいは始まり

館という名の楽園で (祥伝社文庫)

家守 (光文社文庫)