前回の続きになります。
今日で三学期が終わりましたので、綴る事ももう少しです。

長いのに読んで下さり、また応援下さった方々に、
心から感謝しております。
ありがとうございます。涙
息子、不登校児になる➀。
息子、不登校児になる②。担任から返却された驚愕の宿題プリント
息子、不登校児になる③。教頭の舌打ち。
息子、不登校児になる④。教育委員会に乗り込む。
息子、不登校児になる⑤。恐怖の別室への呼び出し。
息子、不登校児になる⑥。担任の人権侵害発言。
息子、不登校児になる⑦。コミュニケーション能力がない教頭。
息子、不登校児になる⑧。人の心を持たない教頭。
息子、不登校児になる⑨。突然、教頭現る。
息子、不登校児になる⑩。まさかの教頭の教育理念とは。
息子、不登校児になる⑪。教頭に課題を出す。
息子、不登校児になる⑫。生徒より自分をかばう先生達。
息子、不登校児になる⑬。校長登場。
息子、不登校児になる⑭。校長の欧米化。
息子、不登校児になる⑮。隠蔽された傷害事件。
息子、不登校児になる⑯。息子の手紙。
息子、不登校児になる⑰。お友達が分かってくれた事。
息子、不登校児になる⑱。スパイダー教頭。
息子、不登校児になる⑲。隠蔽を認める校長。

校長の突然訪問の後、
校長とは、一度も話していない。
私達と話すのは、〇〇先生。
校長も教頭も、

立場が悪くなったら理由をつけて逃げられるのだ。
社会ではありえないな、と思う。
しかし、公立の学校は可能なのだ。

〇〇先生と電話で相談の上、
息子は、リモートで勉強を暫くしていたが、
三学期の終わりまで、
週に三回午前中のみ、〇〇先生と二人で勉強する事になった。

始めは息子も不安があったが、
息子が好きな動物を〇〇先生が聞いてきて、
息子は、すかさず、

「ハムスター!」

と、答えた。
すると、次の登校日から毎日ハムスターを持って来てくれる様になったのだ。

息子と、〇〇先生と、ハムスター。

ハムスターにつられて、喜んで学校へ行く様になった。
その姿を見て、

「やっぱり集団の中で生活したい、
という気持ちがあると思いますよ!」


と、言われた…。
いやいや、ハムスターですよ…
と思った。

授業と言っても、他の子供達が4時間かけてする所を、
息子一人だと1時間もかからず終わってしまう。
一週間のうちに2日は休みなので、
先生はワークやプリント、読書カードなどを用意してきた。
教育委員会から指示された様だ。
それを提出する事で、出席として数えるそうだ。
私としては、出席日数なんてどうでもよく、
寧ろこれから学校がどうなるのか、の方が心配だった。
しかし、先生は、

「テストを受けて貰わないと、通知簿が付けれませんから!
ワークをやって貰わないと、出席になりませんから!」


と、いかにも自分が正しい!、という口ぶりで言うのだ。
テストは先生の為に受けるものである。
先生は、テストがないと生徒を評価出来ない、ととある本で読んだが、まさしくその通りの事を言ってくるなぁと思った。
私は、気にしなかったし、息子にもちゃんと話してあるので、
この言葉に惑わされる事はなかった。

「では、出席も通知簿もいりませんから!」

と、答えたら、先生はびっくりしていた。
こんな保護者今までいなかったのだろう。
こんなに傷つけてきた担任がつける通知簿が欲しい、
と思う人の方がおかしいと思う。

ワークは、終わらせても終わらせても、
次々新しいワークを渡される。
内容は三年生のもの限定だった。
ワークは、三冊、それに計算問題のプリントを50枚以上した。
勿論、他の子と同じ様に宿題もこなしている。

漢字ノートは、息子は見て覚えるタイプなので、
書くのが辛いらしい。
読書カードも、月80冊以上読む息子には、書くのが辛い様だった。

〇〇先生は、教頭や担任より聞いてくれるので、
書くのが辛い、と相談してみたら、と言ってみた。
 

帰宅した息子が、

「今日、

『書くのが大変だから、見て覚えてもいいですか?』

って聞いたら、先生なんて言ったと思う?


『書かないんだったら、成績落としますよ!』

って、言われてん…。」

それは、脅しです…。
〇〇先生は話を聞いてくれると思っていても、
やはり従来の公立小学校の先生なんだなぁと思った。
 

次に先生に会った時にその事を聞いてみた。
そして、成績なんてどうでもいいと。
勉強が好きになれば、誰でもやる様になるけど、
そのやり方では好きになるはずがない、と。

すると、先生は私に呆れたのか、
とうとう聞いてくれた、

「どうしたらいいでしょうか?」

と。
先生が変わった瞬間に、すこし希望が見えた。

私は、息子が嫌がったら、
「じゃあ、どうしたら出来るだろう?」
と、聞いて欲しいと伝えた。

子供は不思議で、さっきまで嫌がっていた事でも、
自分で考えた方法ならやる事を知っていた。
子供だって、自分がある。
人のやり方でやっているばかりじゃ、疲れてしまうのだ。

毎週毎週、先生はやり方、言い方を変えてくれた。
この先生は、校長や教頭の様に逃げない。
(逃げれないのか…)
それは、とても有難かった。

三学期も終わりに近づく頃、毎週、

「新年度は、どうしますか?」

と、聞かれる様になった。
どうするも、こうするも、来年度の先生すら分からないのに、
何をこちらが決めれるのだろう、と思った。
一応、今の担任の先生にはならない様にする、
と言われているだけで、校長も教頭もいるわけで…
見る度に、密室に連れて行かれたり、
手紙の隠蔽の件を思い出すだろう。

「新年度は、どうなりますか?」

と、聞いても、

「それは、
新年度にならないと決まりません。」


と、言うのだ。
でも、毎週毎週話し合いが持たれた。
先生は、自分達が欲しい答えが貰えるまで、
諦めないのだ。

息子の結論は、

「今の様に、
週三日午前中のみ〇〇先生と勉強を続けたい。」


と、言った。
私もそれには賛成だった。
何よりも安全である事を最優先したら、一番良い選択だと思った。
それを、〇〇先生に伝えた。
すると、

「それは確約出来ません。
今、学校には発達障害の子供達が増えていて、
私はサポートにつかなければいけません。
なので、今の様に〇〇君とマンツーマンという訳にはいかないです。」


と、言われた。
それでも、どうしますか?と聞かれる。
選択肢のない答えをせまってくる。

「分かりました。
では、行かないという選択肢も含めて、
新学期になって話しましょう。
すらら、という通信教育で出席認定している公立小学校もありますし、越境入学という方法もありますよね。」

と、言った。
先生は、ぎょっとしていた。
学校へ来る、という確約が欲しいのか、
来る、と言う様にせかして来た。

また話が通じない状態になったので、
教育委員会に息子と出向き、話す事にした。
もしかしたら…いや、絶対今までの事を教頭から報告されていたら、本当の事は伝えられていないだろう、とも思っていた。
こちらの我儘で学校へ行っていない、と思われるのも、
困ると思った。
だから、自分の口で教育委員会に説明しておきたかった。
私と息子は、アポイントを取って、教育委員会へ向かった。

ここまで読んで下さって、誠にありがとうございます。

読んで下さった方が、春のうららかなお天気を楽しめます様に願っております。


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