前回の続きになります。
息子、不登校児になる➀。
息子、不登校児になる②。担任から返却された驚愕の宿題プリント
息子、不登校児になる③。教頭の舌打ち。
息子、不登校児になる④。教育委員会に乗り込む。
息子、不登校児になる⑤。恐怖の別室への呼び出し。
息子、不登校児になる⑥。担任の人権侵害発言。
息子、不登校児になる⑦。コミュニケーション能力がない教頭。


朝の担任との電話での人権侵害な発言も伝えなければ、
いけないと思った。

「朝、担任の先生からお電話を頂いて、
息子が休んでいる理由をクラスのお友達に言うから、
その文を聞いて欲しいと言われました。
聞くと、『〇〇君は、心が弱いから休んでいます。』と、
言うと言われ、愕然としました。
先生は、自分がした事を反省もせずに、息子が悪いと思っている発言であると思います。
ましてや担任の先生なのに、受け持っている生徒の事を『心が弱い』なんて、ありえない発言をされました。」

私はこの時、まだ教頭は担任よりはましだと思っていた。
ましであって欲しい、という希望だったかもしれない。
こんな発言、誰が聞いてもおかしい、
と、すぐに反応してくれると思っていた。

「お母さん、僕ね、担任先生が電話している横で聞いていましたけどね、そんな風には言ってませんでしたよ。

『心が弱くなってる』

って言ってましたよ!」


お、同じやん…
ってか横で聞いてて注意しないとは…


何故か自信満々に言う教頭に呆れてしまった。

「…あの、『心が弱い』と『弱くなってる』の違いって何ですか?」

「えーっと、辛くて『心が弱くなった』っていう事です。」

「…では、教頭先生も息子の事『心が弱い人間』と思っているのですね。
分かりました。」

「いやいや、そういう訳ではないのですよ。」

「あなたの発言が全てですし、
クラスの子供達はそう受け止めます。
一体いつまで自分達の非を認めないのですか?
担任の先生の電話の横で聞いていたのに、注意もせずに、
素知らぬ顔で電話をかけてくるなんて…
私が怒っていたの分かっていたのに、なかった事にした。
自分たちが正しい、と思っているゆえの行動と発言ですよね。
息子が受けた心の傷なんて、何とも思っていないと思います。」

「いえいえ、学校に来て貰ったら、癒します。」


傷、裂かれるわーーーーーーー!!!!

「息子が激しく傷ついているのに、
私も一緒に学校へ行けなんて言ったら、
息子の安心していれる場所がなくなります。
行かせようとして、嫌で嫌で車に飛び込む可能性だってあると思いませんか?
息子は、先生のせいで心が弱っていますからね!!!

精一杯の反抗のつもりで、嫌味を言ってしまった。
そんな事を言いたくない、
でも何を言っても通じないのが歯がゆかった。

どうしても学校へ来い、来いと言われる、
電話もひっきりなしにかかってくる、
何故だろう、と考えた。

そして、答えが分かった。
きっと教育委員会に報告する為だ。
電話をすれば、
「ちゃんと話し合っていい方向へ向かっています。」
と、伝え、
息子が学校へ行けば、
「解決した」
と報告しようとしているんだ。

「そんな事しないでしょう。
では、一度、お母さんだけでも校長先生とお話する為に、
学校へ来て下さい。」


担任と教頭の電話攻撃のせいで、
かなり弱っていた私。
学校に行ったら、ストレスで倒れてしまうと思った。

「体調が優れないので、それは無理です。」

流石に体調の事を言えば、
『体調すぐれないのに、長々とお電話してしまいすみませんでした。お大事にして下さい。』
と、言うのではないのだろうか。
人間の心に訴えようと思った。

しかし、教頭。
私の考えの斜め上、宇宙まで行っている様で、

「では、私が送り迎えをしましょう!」


いい案とばかりに、ハツラツという教頭。
息子の傷を裂くばかりか、私にまで這ってでも来いという姿勢。
人間の心などなかった。

「無理です。今は連日の電話での酷い発言に、寝込んでいます。
それを伝えても『来い』だなんて…
私は、障害者手帳も持っていて発作も起きる病気です。
送り迎えの途中で、発作が起きて死んだら、
責任取って貰えますか?」

すると、即答で、

「それは、無理です!」

あそこまで無理を通そうとしていたのに、
無理なんかい!
…そこは普通に分かってて、良かったわ。


もう低レベル過ぎる所で、良かった、と思うくらい、
ただただ酷かった。

「じゃあ、行けません。
体調が悪いので、暫く休養させて下さい。

電話も掛けてこないで下さい。
宜しくお願いします。」

と、逃げる様に電話を切った。
ここまで言ったら、
「電話はかかってこないだろう。」
と、思った。
その夜も頭の中がもやもやして、
早々と眠ってしまった。

ここまで読んで下さってありがとうございます。
読んで下さった方が、素敵な一日を過ごされます様願っております。


初めて無農薬でりんご栽培に成功した木村さんのお話。
試行錯誤をし続けたが、成果が出ず、死のうと山へ入って…。
りんごの花が咲いた時、感動しました。

 

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