前回の続きになります。
☆息子、不登校児になる➀。
☆息子、不登校児になる②。担任から返却された驚愕の宿題プリント
☆息子、不登校児になる③。教頭の舌打ち。
☆息子、不登校児になる④。教育委員会に乗り込む。
☆息子、不登校児になる⑤。恐怖の別室への呼び出し。
☆息子、不登校児になる⑥。担任の人権侵害発言。
☆息子、不登校児になる⑦。コミュニケーション能力がない教頭。
☆息子、不登校児になる⑧。人の心を持たない教頭。
☆息子、不登校児になる⑨。突然、教頭現る。
☆息子、不登校児になる⑩。まさかの教頭の教育理念とは。
☆息子、不登校児になる⑪。教頭に課題を出す。
☆息子、不登校児になる⑫。生徒より自分をかばう先生達。
その日の夜、見知らぬ番号から電話があった。
出てみると、校長からだった。
「初めまして、校長の〇〇です。
すみません。担任の先生や教頭がお世話になってしまって…。
息子さんの心を傷つけてしまって、本当に申し訳なかったです。
バタバタした時でして、こんなに連絡が遅くなって申し訳ありません。」
おぉ！普通に話分かっている！
受け答えが、普通！！
私は、そんな小さな事に感動する程、
担任と教頭のやり取りに疲れていた。
「〇〇君は、
クラスに貼ってある自分の夢を書いてあるのを見ました。
『ブルーインパルスの操縦士になりたい』のですよね？
小学校低学年で、そんな事を知り、夢に持つなんて、
利発の子だと思いました。
字も綺麗にかけていて、絵も上手でした。
どうして、彼の良さを担任の先生は見てくれなかったのか、
私も悲しくてね。
しっかり、指導させて、反省させている所です。」
ここまで放置しておいて、息子の事を調べてきたのだな…
…騒動があって、すぐに電話を掛けてくるべきなのに、
忙しくてって、よく考えたら一ヵ月忙しいくて、
５分の電話もかけれないなんて、ないよなぁ…
教頭とは違う、違和感を感じた。
「お母さんが〇〇君をお姉ちゃんのクラスに入れたい、
という事が出来るかどうか考えました。
〇〇先生は、『お姉ちゃんの気持ちがどうか』という事を、
非常に考えてくれていましたよ。
そして、反対していたのですが、やっとオッケーを貰えました。
いかがでしょうか？
小学校の教務の先生で〇〇先生という方がいらっしゃいます。
誰からも好かれていて、私も信頼を置いている先生です。
その人と一緒に、お姉ちゃんのクラスに入ってみませんか？」
このクラスは、20人程の小さなクラス。
その中に、５人ほど発達障害の子がいる。
私が以前見た時も、授業中に寝転んだり、
窓の外を見たり、
外遊びが終わっても土管の中にうずくまっている子がいた。
その為、補助員さんが数人常についている学級だった。
「一緒にその先生と入る、という事は、どういう事でしょうか？
５年生の内容を一緒にするのではなく、
〇〇先生に３年生の内容を、その教室で教えて貰う、
という事でしょうか？」
「そうなります。
やはり学力も違いますし、公立ですので飛び級は出来ません。
息子さんは、賢いとは思いますが…」
「…こちらが提示した内容を飲んで下さったのは、
とても有難いのですが、
息子と〇〇先生のしゃべり声で、他の生徒さん達に迷惑を掛けるのではないでしょうか？」
「…それはあると思います。
担任の先生は、そこを一番懸念していました。
しかし、担任は努力します、と言っています。」
…そりゃいうでしょう。
言うしかない状況やん。
娘の先生は、誰より人の心が分かる人。
だから、大変なのに引き受けてくれたんだ…。
心の中から『ありがとう！』と思った。
「私と息子は、娘の先生やクラスの皆さんに迷惑を掛けたいとは、思っていません。
ただ、教頭先生や担任の先生に、
人気のない部屋に連れて行かれて、カーテンまで閉められ、
話し合いをした事がすごく怖かった様です。
だから、誰かの目がある中で、学校生活を送って欲しいと思っているだけです。」
「え、そんな事したんですか？
教頭からは、聞いていません。
それはさぞ怖かったでしょう。」
なんだってぇぇええええええええ
教頭め、自分に都合悪い事は隠したな。
校長との話の中で、話しながら、
教頭が伝えている部分と伝えていない部分を、
リサーチする事にした。（気持ちは探偵。）
伝えていない事
・教頭は、私が息子が賢いから飛び級させろ、と言っている。
（人気のない部屋へ連れて行った事は、内緒にしている）
・担任が、息子の事「心の弱い人間」と言った事、
教頭がその電話の横にいながら止めなかった事も内緒。
・舌打ちした事も内緒。
・計画書を作らなかった事。
伝えているっぽい事
・お母さん（私）、モンスターペアレンツ級。
・自分の息子に、公立の学力が合わない、と騒いでいる。
・担任の丸付け等は大まかには話している様だが、
息子の我儘で不登校になっている。
あいつーーーーーーーーー！！
別に小さい町のモンスターペアレンツ、と言って広まっても、
私は問題ないが、子供達に害があっては困ると、
伝えていないであろう内容を、手短に伝えた。
もう伝える気力もないほどに、疲れていたので、
触りだけを手短に伝えた。
「それは、それは、申し訳ありませんでした。
〇〇君だけでなく、お母さんにも辛い思いをさせてしまいましたね。
これからは、私と〇〇君を受け持ってもらう〇〇先生で、
お話させて頂くので、ご安心下さい。
教頭も担任も、今後一切〇〇君に近づく事を禁じます。
まず〇〇先生に会った事がないと思うので、
一度学校へ来て、お母さんの目で見て貰えませんか？」
うまいやん。
スマートな流れ。
校長も校長にしては、若い。
やり手だな、と思った。
ので、人間不信が爆発している私は、気を付けようと思った。
息子は、体育のみ学校で友達と一緒にやりたい、
という事を言っていたので、
次の体育の授業の時に、行く事になった。
約束を取り付けた校長は、意気揚々としていた。
教育委員会様に報告するのが、嬉しいのだろうと思った。
「お母さん、小学校、中学校時代は、きゃぴきゃぴしてらしたって、
昔の担任の先生がおっしゃっていましたよ。
生徒会までして、活動的だったんですね。」
…要注意人物３やな。
人の過去まで調べてくるとは、怖い…。
しかし、私は小さい頃から荒れた家で育っていたので、
冷めた人間だった。
毒舌ツッコミとずっと言われ続けて来たほど。
きゃぴきゃぴしていたのは、担任の先生だった。
もう教頭で、殆ど反撃する力もなくなっていたので、
やんわり違うと伝え、次の週の体育の時間に会う事になった。
ここまで読んで下さってありがとうございます。
読んで下さった方が、素敵な一日を過ごされる様願っております。
本物のお醤油、使っていますか？
スーパーで売られているお醤油は、
お醤油もどきで、原材料を見て貰えばすぐに分かります。
本当のお醤油に必要な原料は、たった三つだけ。
①大豆②小麦③塩
そして、手間暇をかけて作るのです。
以前のブログでも、詳しく説明させて頂きました。
☆本物の醤油。
我が家のお醤油は、こちらです。
ちゃんと蔵で熟成された醤油。
良かったら味わってみて下さいね。
無農薬、無添加で作られた野菜や加工品達が、
ここで手に入ります。
本物の醤油と、このお試しセットに入っている濃いお豆腐。
最高の組み合わせを味わって下さい。