今回、本当にあった事を書かせています。
今も解決には至っていませんが、
この町の学校について、ありのままを書かせて頂いています。
こんな話、どんなに想像しても、私には思いつかない内容です。
しかし、一部の人から、
「脳腫瘍だから、後遺症で話を作っている。」と、言われました。
とても悲しい言葉です。
私の病気とこの話は、関係ありません。
確かに内容は重いものになりますので、
読みたくない場合は、読まないで下さい。
お願い致します。
前回の続きになります。
☆息子、不登校児になる➀。
☆息子、不登校児になる②。担任から返却された驚愕の宿題プリント
☆息子、不登校児になる③。教頭の舌打ち。
☆息子、不登校児になる④。教育委員会に乗り込む。
☆息子、不登校児になる⑤。恐怖の別室への呼び出し。
☆息子、不登校児になる⑥。担任の人権侵害発言。
☆息子、不登校児になる⑦。コミュニケーション能力がない教頭。
☆息子、不登校児になる⑧。人の心を持たない教頭。
☆息子、不登校児になる⑨。突然、教頭現る。
☆息子、不登校児になる⑩。まさかの教頭の教育理念とは。
☆息子、不登校児になる⑪。教頭に課題を出す。
☆息子、不登校児になる⑫。生徒より自分をかばう先生達。
☆息子、不登校児になる⑬。校長登場。
☆息子、不登校児になる⑭。校長の欧米化。
☆息子、不登校児になる⑮。隠蔽された傷害事件。
☆息子、不登校児になる⑯。息子の手紙。
☆息子、不登校児になる⑰。お友達が分かってくれた事。
☆息子、不登校児になる⑱。スパイダー教頭。
帰宅後、疲れて寝ていたら、
子供達に起こされた。
「お母さん、校長先生が来ているよ!」
すぐには理解出来なかった。
ふと、何時か確認しようと思うと、16時半頃。
学校から、校長の携帯から沢山着信履歴が残っていた。
寝ぼけ眼だったが、取り合えず待たせる訳にはいかないので、
玄関へ走って行った。
そこには、校長と〇〇先生が来ていた。
教頭のアポなし訪問の話をしていたのに…と、思った。
「遅くなって、すみません。
寝ていたもので…」
「お母さん、お疲れの所すみません。
何度も電話させて頂いたのですが、応答がなかったので…
すぐに伝えさせて頂きたい事があり、
連絡がつかなかったのですが、来させて頂きました。」
子供達も私の近くに来た。
すると、校長は、
「今からお母さんとお話があるから、
あっちへ行ってくれるかな?」
子供に話せない内容なんだ…と思った。
そして、子供を蔑ろにする態度に呆れた。
息子は、悲しそうに少し離れた場所で遊んでいた。
「実はですね、〇〇君が渡した手紙を、
私の責任で回収させて頂きました。
読ませて頂いたのですが、
内容が教頭先生に聞いていたものと違いますし、
子供にはショッキングな内容だと思います。
これで、父兄の方が不安になられても困りますので、
まずは回収させて頂いた事をすぐに報告しようと思い、
連絡させて頂きました。」
私の心が崩れ落ちた。
涙がとめどなく溢れて来て、手で拭っても拭っても、
止められなかった。
そんな私に気が付いて、
息子が家の中からタオルを取って来てくれた。
その行為が、余計に涙を溢れさせた。
「すみません。すみません。」
何度も何度も謝る校長と〇〇先生。
〇〇先生も、
「生徒と一緒に読んだ時に、ちょっと内容に関して思う事がありまして、校長先生に相談させて貰ったんです。
その時には、もう下校の用意をしている時間だったので、
時間もなく、ちゃんと確認も出来なかったので、
取り合えず回収しよう、となりました。
私が一緒に読んでおきながら、こんなぎりぎりになってすみません。」
謝っている内容が、そもそもずれている、
という事に気が付かないのか。
わざとそうしているのか、もう分からなかった。
「息子が嘘を言っているというのですか?
息子は、本当の事を言っているんです。
私も手紙を書いた後、読んで、その内容にびっくりしました。
そんな怖い思いをしたなんて…と、思いました。
息子が素直に感じたままを書いただけです。
息子は、手紙を書く事も許されないのですか?」
「そんな事はありません。
しかし、文字に残してしまうのは…
保護者から、問い合わせがあっても困りますし…。」
「はっきり本当の事を言えばいいだけじゃないですか?
そして、改善に繋げればいいだけです。
謝るべき所は謝ればいいのです。
どうして、先生ばかりを守るのですか?
先生を信じて、息子は信じて貰えないのですか?」
怒りで震え、声が上手く出ない。
こんなに怒った事は、なかった。
「私の責任です。
申し訳ございません。」
「何に謝っているのか分かりません。
どんな責任を取って貰えるのですか?
どんな辛い思いをしても、
学校に従わなければいけないのですか?
子供の気持ちを育てる場所なのに、
結局は子供は信じて貰えないという事ですよね?
人権侵害の発言をされたって、
教頭先生は『そんな事は言ってません。』と、言いましたよね。
私達が声をあげなければ、今も、
クラスの子供達は、授業中でも先生がいない教室にいて、
怒られる時は密室に呼び出され泣かされて、
叩かれていたのですよ。
恐ろしい事だと思いませんか?
今中学生の修学旅行の話も、隠していますよね?
傷害事件ですよね。
今回のこんな事すら、
私達が言わなければ、それで終わらせようとしているのが、
この学校の方針なんですか?」
母が帰宅し、私の様子を見て、
一緒に話を聞いてくれた。
そして、冷たい声で言った。
「隠蔽する、という事ですか?」
「…隠蔽…になりますね。すみません。」
母も私も言葉を失った。
「しかし、もう一度手紙の内容を確認して、
渡していい内容でしたら、明日子供達に渡しますから。」
「子供達は、もう読んでいるんですよ。
それを校長先生が集めるなんて、
既におかしいと思っていると思います。
それに、内容を確認って何ですか?
もう読んで、まずいと思ったから隠したのですよね?」
それからは、話が平行線だった。
11月の後半だった。
私は慌てて玄関に出て来たので、コートも羽織っていなかった。
寒かった。
震えていた。
その震えが寒さからくるものなのか、怒りからくるものなのか、
もう分からなかった。
話がつかないので、帰って貰う事にした。
息子は、家の中に入ると、
「僕の手紙、渡して貰えなかったんだよね…」
と、すごくショックな顏で聞いてきた。
あっちへいってと言われても、聞こえていたのだ。
何て言えばいいのか分からず、胸がつまった。
「…そうだね、悲しいね。」
「校長先生すら僕の味方にはなってくれないんだね…」
うっすら涙目になっていた。
「大丈夫、お母さんは何があってもあなたの味方だからね。」
この言葉しか出てこなかった。
ここまで読んで下さって、誠にありがとうございます。
読んで下さった方が、素敵な一日を過ごせる様に願っております。
寒くてにんじんジュースを暫く止めていたのですが、再開しました。
にんじんにレモンを入れて絞るのが大好きです。
にんじんジュースについては、こちらの記事を参考にして下さい。
☆癌に効果的なジュース。
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