2020年元旦のご挨拶

　新年明けましておめでとうございます。

　零和２年、２０２０年ですね。

　冒頭のイラスト、ついさきほど娘の作ったものができましたので、仮のものと差し替えました。

　最後の「大統領」（『マンガで冒険』の「がらんどう星の冒険」に登場する重力の星の大統領）は、娘のたっての要望で入れました。わが家ではこの大統領がミオくんより人気があります。

　年末、ちょっと忙しくて、記事の更新が滞っていました。

　今年はがんばって更新するつもりですので、よろしくお願いします。

　１年前の３月に始まった『さりと１２のひみつ』のweb連載も、残すところあと２回となりました。次の第１１話「オーロラのひみつ」は、すでに編集に送ってありますので、１月のどこかでwebに公開されると思います。現在、最終話を作成中です。

　思えば、web連載もほんとうにひょんなきっかけで始まりました。

　ミオくんと科探隊のマンガ本『いきいき物理マンガで実験』『いきいき物理マンガで冒険』の出版後、娘に頼まれて、小学生が主人公のミオくんの話をブログに書き始めました。

　その第１作が「レッドムーンのひみつ」で、第２作が「オーロラのひみつ」でした。

　第１作が好評だったので、小学生向けの記事って必要とされているんだなあ・・・と思っていた矢先、『いきいき物理マンガ』シリーズを作った日本評論社の編集の方から連絡があり、今度日本評論社のウェブサイトを立ち上げることになったので、「レッドムーンのひみつ」をモチーフにしたマンガの連載をお願いできないかと打診がありました。

　web連載ということで、カラーマンガとして連載することになりました。前作ではうまく扱えなかった色の表現も、可能ということで、web連載の『さりと１２のひみつ』は特に色表現にこだわって作成しました。

　第１話はそのままブログ記事の第１話「レッドムーンのひみつ」をマンガ化しました。第２話以降は、当初ブログで記事を書き、それをマンガ化する予定だったのですが、予定通りにはいきません。結局、第２話以降は過去記事を元に、さりの新しい冒険物語として書くことになりました。

　今回完成した第１１話「オーロラのひみつ」は、ブログ記事では第２話だったのですが、最後の話として取っておきました。『さりと１２のひみつ』の後半はさりと小学生の仲間の物語に変更されているので、今度webで公開される「オーロラのひみつ」も、その形式になっています。ブログ記事とはそのへんが変わっていますので、ご了承ください。

　最終回は、科学的にものを考えるとはどういうことなのかをテーマにしようと考えています。今、構想を練っていますので、少々お待ちください。

　また、最近、ＮＨＫの番組「チコちゃんに叱られる」を家族でよく見るようになったのですが、理系ネタの時に怪しげな番組構成になっていることが多く、このブログでもときどき、それについて書くようになりました。

　いちばん最近の記事で、鏡の左右が逆になることについての話題について、少し書きました。「チコちゃん」でその話題が「その答はわからない」というもやもやした結論になったのが影響したのか、その番組放映のあった金曜・土曜に、ぼくのブログ記事「鏡はなぜ左右だけが逆になるか」へのアクセス件数がふだんの１０００％になったとのアクセス解析が送られてきました。

　みなさん、気になったんですねえ・・・

　こちらについては、前にちょっと書いたように、マンガ『さりと１２のひみつ』の「鏡の国のひみつ」全ページとともに、詳しい解説記事を何回かにわけてここに掲載する予定です。少し、お待ちください。

　なお、『さりと１２のひみつ』については、ちょっとうれしい企画も持ち上がっています。まだお知らせはできませんが、正式に決定することがあれば、このブログで紹介することができると思います。

　その日がくるのを待ちたい・・・新年のお願いが、ひとつ増えました・・・

　では、また。