新年明けましておめでとうございます。
本年も本ブログをよろしくお願い致します。
ひきつづき、科学と科学教育の記事、そしてオリジナルのマンガ／イラストを描いていきます。娘のサキのイラストもご愛顧くだされば幸いです。
昨年は新型コロナパンデミックで、たいへんな一年になりました。
かつてのスペイン風邪パンデミックは、収束まで二三年かかりました。まだまだ油断はできません。
事態を科学的に判断できなかった国では、事態が深刻化しています。日本もたいへんな事態になりましたが、国民一人一人の衛生習慣が徹底していて、トップの失態にもかかわらず、被害はそれらの国ほどひどくなっていないようです。
しかし、新型コロナは変異種を次々つくりながら変化しています。今のところ、なぜかアジアでは被害が少なく、欧米では被害が甚大になっていますが、その原因が社会環境要因にあるのか、生物学的な要因にあるのか、その他の要因にあるのかは、まだわからない状況です。
一時期、デマによって、トイレットペーパーなどの紙製品が店頭から消え、生活に支障がでたこともありました。石油ショックのときと同じか、と暗い気持ちになりましたが、店頭での買い占めを一括して「本当に必要な人のための分を残してあげましょう」と、大人たちを制止した高校生のエピソードに救われました。
「今時の若者は・・・」というのはいつの時代も変わらない年よりのぼやきですが、総じて、若者の方が倫理観も根性も年寄りより優れていますよね。
ぼくが大腿骨を骨折してリハビリしていた二ヶ月間、入院先で、なんだかんだといってはリハビリをサボるのは、おじさん、おじいさんばかり。若い人たちはだれもが真摯にリハビリに取り組んでいました。
えらそうな口をきくおじさんたちの実態はこんなものなのですから、若い人たちはおじさんたちの説教は話し半分に聞いておけばいいんじゃないでしょうか。
おっと、話があっちの方へいってしまいました。
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