今回は「駅」レビューのJR編、第2弾は根岸線です。
その前に根岸線の路線データについて記述します。

では、スタートします。なお、順番は駅番号順に並べております。ちなみに、各駅よりバスで行ける駅に関しては当路線及び乗り換え路線で行ける駅を省略しています。
【全体マップ
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※京浜東北線・横浜線の快速はいずれも根岸線内は各駅に停車する。
OFN 【JK-01】大船駅


横浜市と鎌倉市の境目にある駅で、駅舎は鎌倉市側にある。そのため、当駅は根岸線で唯一横浜市内区間に含まれていない。東口と西口で趣きが異なるが、周囲に高層ビルがないため首都圏の中でも郊外の都会といった感じを受ける。東口は流石にターミナルとあって栄えており、商店・工場・教育施設とバラエティ豊かな街並みが広がる。対して西口は柏尾川が流れているだけで何もないどころか駅前まで森林が迫って残っており、行った事がある人ならその凄まじい落差が分かるはず。
駅コンコースには何と10本分の上り列車発車時刻を表示するLED案内装置がある(根岸線を除く)。あまりにもスケールがでかいので当駅に来たら一度は見といた方がいいだろう。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- 大船ルミネウィング
- アトレ大船
- グランシップ(GRAND SHIP)
- 大船観音
- 芝浦メカトロニクス横浜事業所
- 住宅電気工業横浜製作所
- 大船中央病院
- 大船松竹SC
- 鎌倉芸術館
- 鎌倉女子大学
- 鎌倉湖
- 日比谷花壇大船フラワーセンター ほか
【JK-02】本郷台駅


栄区総合庁舎下車駅。栄区では唯一の鉄道駅であり、駅前の「あーすぷらざ」がシンボルとなっている。現在は官民が入り混じった街になったが、戦前は第一海軍燃料廠が設置されていた(ただし、遺構はわずかしか残っていない)。根岸線の三大「●●台」の西側に位置し、その中でも当駅周辺が最も自然が残る。
当初は「新大船駅」となる予定で、現在でも「新大船」を名乗る施設が残っている。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- いたち川
- あーすぷらざ(地球市民かながわプラザ)
- 横浜栄共済病院
- 横浜市栄公会堂
- 栄スポーツセンター
- 鎌倉女子大学岩瀬キャンパス
- 本郷ふじやま公園
- 飯島市民の森 ほか
【JK-03】港南台駅


港南区の中心となる半地下駅で、根岸線の三大「●●台」の中央にして最も栄えた街が広がる。ただし、元々は駅を設置する予定がなかったそうで、ルートを当初より北にずらした際にちょうど住宅開発していた地域と重なり、急遽建設が決まったという。幹線道路に囲まれて整理された街並みで、横浜横須賀道路のIC名にも当駅の名称が付けられた(ただし、当駅からだと日野ICの方が若干近い)。
ちなみに、この駅は個人的に下車した事がない。地元の方とかで「港南台はこーなんだい」というのがあれば是非コメントを(笑)。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- プチール港南台
- 港南台バーズ
- 港南台中央公園
- 横浜市南部病院
- 横浜女子短期大学
- 横浜市営バス港南営業所
- 円海山
- E16 横浜横須賀道路【3】日野IC ほか
【JK-04】洋光台駅


根岸線の第2次延伸時における終着駅で、駅建設と同時に開発された街が広がる。駅前公園内の「横浜こども科学館」がシンボルで、幼い頃に行った記憶がある。根岸線の三大「●●台」の東側に位置し、「ハマの山の手」を売りにしていた時期も。海から昇る朝日が綺麗だった事からこの駅名となり、この噂を聞いたのか1970年代に実施された宅地分譲で倍率が5000倍に達したという伝説がある。
当初は「矢部野駅」となる予定で、駅上部の跨線橋や西側にあるトンネルにその名残がある。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- はまぎんこども宇宙科学館(横浜こども科学館)
- 日野公園墓地
- 磯子カンツリークラブ
- 円海山
- E16 横浜横須賀道路【4】港南台IC ほか
【JK-05】新杉田駅


ここが1970年代に開業した「新しい」杉田駅。駅の東西で大きく雰囲気が異なり、西側は国道16号を中心とした新旧が入り混じった住宅街で、東側は湾岸道路を挟んで東芝とIHIの工場が広がる。開業時は単独駅だったが、平成になって金沢シーサイドラインが開通した事で八景島シーパラダイスへの北ゲートとして機能するようになり便利になった。ただし、恋人との待ち合わせの際に「新杉田、もう過ぎた?」って言ったらトラブルの可能性があるので気を付けよう。
当駅から「元祖」杉田駅までは500mほどの商店街(上の写真)となっており、連絡定期券(京急との乗継)が利用できるため人通りがかなり多い。
【駅周辺施設】
- らびすた新杉田
- 東芝横浜事業所
- IHI横浜事業所
- 横浜市磯子スポーツセンター
- 横浜市新杉田公園
- 杉田臨海緑地
- 京急バス杉田営業所 ほか
【JK-06】磯子駅


磯子区総合庁舎下車駅。街自体は新杉田駅に似た構図だが、当駅の方が建物が全体的に高く公的機関も点在するほか、国道16号を挟んで丘陵地がすぐ迫る。なお、本来の磯子の中心地は当駅よりやや東側にあるのだが、開業時の横浜市長だった飛鳥田一雄氏が自宅付近に鉄道駅がないとの事で現在の位置に設置させたという噂があるらしい。
根岸線の第1次終着駅であった名残もあって、京浜東北線からの直通電車は半数が当駅で折り返す。決して「磯子へ急ごう」とは考えてないと思うが。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- 磯子駅前ビル
- JR東日本磯子運輸区
- アット磯子
- 日清オイリオグループ横浜磯子事業場
- 東京ガス根岸LNG基地
- 東京ガスLPGターミナル
- 旭紙業横浜工場
- 東京電力南横浜変電所
- JERA南横浜火力発電所
- ISOGOエネルギープラザ
- 横浜市南部水再生センター
- 磯子中央病院
- 大岡川分水路
- 横浜市営バス磯子営業所
- 久良岐公園 ほか
【JK-07】根岸駅


根岸線の路線名の由来となった駅で、駅南側にあるENEOS根岸製油所とそこに繋がる大量の留置線が最大の特徴。さらに、当駅から東は本牧へ繋がる貨物線があり、ここから両方向へ数多くの貨物(主に石油タンク)が全国へ運ばれる(逆のケースも多数)。肝心の駅前はこじんまりとした感じだが、三渓園が最寄りであり米軍根岸住宅も近いためバラエティ豊かな客層が乗降していく。
ちなみに、ユーミンの曲で有名な「山手のドルフィン」は当駅を最寄りとする。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- ENEOS根岸製油所
- 根岸森林公園(旧横浜競馬場)
- 米軍根岸住宅
- 横浜プールセンター(マンモスプール)
- マリコム磯子
- 磯子・海の見える公園
- 横浜市電保存館
- 本牧市民公園
- 三渓園 ほか
【JK-08】山手駅


横浜を代表する高級住宅街「山手エリア」に位置する駅で、駅前の静寂さだけなら他の神髄を許さない。両端がトンネルとなっており、その閉塞感が逆に当駅の魅力となっている。商店は「大和町通り」に集中しており、そこから本牧通りを越えると地名の「山手町」へ至る。
ちなみに、山手線は戦後「やまてせん」に呼び方を変えたが、当駅開業後からしばらくして「やまのてせん」に戻している。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- 横浜外国人墓地
- YOKOHAMA COUNTRY & ATHLETIC CLUB(YC&AC)
- 善行寺
- 根岸森林公園
- 根岸共同墓地(山手ペットメモリアル)
- 本牧山頂公園 ほか
【JK-09】石川町駅

中村川と首都高に挟まれたところにある駅。自分の地元近くの地名が「元石川町」となった全ての元凶。山手のトンネルを過ぎていよいよ横浜市街へ入っていく感じを受け、実際に当駅から先は終点の大宮まで平坦な大都会の風景を通っていく。みなとみらい線開業前は港ヨコハマの南ゲートとして4万人/日を超える多くの利用客で賑わいを見せたが、現在は1日2万人台まで減少して女子生徒の利用が主となっている(キリスト教系の女子校が多いのが背景にあり、「乙女駅」の異名もある)。また、日本三大ドヤ街の1つである「寿町」は当駅を最寄りとする。
2016年には副駅名が設定されたが、この名前が「元町・中華街」って……。横浜高速鉄道から苦情は来なかったのだろうか!?
【駅周辺施設】
- 中村川
- パークスクエア横浜
- 横浜中華街
- 横浜元町商店街
- 横浜中央病院
- 横浜家庭裁判所
- 横浜スタジアム
- 山手イタリア山庭園
- 山手公園 ほか
【JK-10】関内駅


中区総合庁舎下車駅。当駅付近が本来の横浜市街地となっており、主要な行政施設が分散して置かれている。歴史的な建造物も数多く、北口から始まる馬車道商店街はその象徴的な存在である。ただ、駅周辺はほぼ隙間なく建物に埋め尽くされている上に道も多いため初めて来た人は確実に迷う(夜になると特に女性は注意が必要かもしれない)。横浜スタジアムの最寄駅であり、発車メロディは他の駅がIKST化された現在でも横浜DeNAベイスターズの応援歌である「熱き星たちよ」が使われている。
横浜市営地下鉄ブルーラインは、正式には当駅が1号線と3号線の接続駅とされている。
【駅周辺施設】
- BASEGATE横浜関内(横浜市旧市庁舎)
- スタジアム横バル街
- THE LIVE Supported by 大和地所
- ワンダリア横浜
- OMO7横浜 by 星野リゾート
- 横浜公園
- マリナード地下街
- 横浜メディア・ビジネスセンター
- イセザキモール
- 関内ホール(横浜市市民文化会館)
- 馬車道
- 大通り公園
- 横浜BUNTAI(横浜文化体育館)
- 横浜中華街 ほか
【JK-11】桜木町駅


横浜市総合庁舎下車駅。実は元祖「横浜駅」であり、駅自体は明治5年に開業している。駅を降りると東側はランドマークタワーが目の前に見え、動く歩道を歩いてひたすら通路を進んでいくとみなとみらい駅へたどり着き、最終的にパシフィコ横浜へ至る。西側は主に野毛地区の古くからある繁華街で、これは京急の日ノ出町駅まで続く。野毛山動物園も遠くはないが、下から上がると坂がかなりきつい。かつては東急東横線の終点があり、その思い出を歌った「桜木町」という曲が存在する。
横浜線は基本的に当駅発着となり、両側のホームで共用する中線で折り返す(京浜東北線の桜木町発着も同様の措置を取る)。
【バスで行ける駅】

【駅周辺施設】
- 大岡川
- CIAL桜木町
- YOKOHAMA AIR CABIN
- コレットマーレ
- 横浜クロスゲート
- 横浜ランドマークタワー
- 日本丸メモリアルパーク
- 汽車道
- ぴおシティ
- 横浜にぎわい座
- ちぇるる野毛
- 掃部山公園
- 伊勢山皇大神宮
- 成田山横浜別院 ほか
YHM 【JK-12】横浜駅


ここは昭和3年開業の3代目「横浜駅」。開業から100年近くが経過したにも関わらず一度も完全な状態になった事がないため、日本の「サグラダファミリア」と揶揄されている。鉄道事業者が6つ乗り入れる唯一の駅で、実質的に小田急以外の神奈川県の鉄道が全てこの駅に集まっている。東口と西口では大きく雰囲気が異なり、東口はそごうとスカイビルを中心とし、国道1号を挟んでみなとみらい地区・ポートサイド地区へ行けるようになっている。また、ベイクォーターからはシーバスが出ており横浜中心部へ「ワープ」する事が可能。西口はやはりダイヤモンド地下街(現在は相鉄ジョイナスの一部とされている)はかなり有名だが、全体的に繁華街・ビジネス街的な感じが強い。
案内上では当駅が京浜東北線と根岸線の境目となり、3番線の海側には根岸線の0kmポストが置かれている。
【バスで行ける駅】
※横浜駅はとにかくキリがないのでこの写真で。
【駅周辺施設】
- 相鉄ジョイナス
- JR横浜タワー
- 横浜高島屋
- 横浜ベイシェラトンホテル
- ハマボール
- ルミネ横浜
- スカイビル
- そごう横浜店
- アソビル横浜
- 横浜ベイクォーター
- かながわ県民センター
- 沢渡中央公園
サグラダファミリア ほか
以上です。根岸線は鉄道初期区間の横浜~桜木町を生かしている関係で開業当初から京浜東北線と一体化された運行になっており、E233系では「京浜東北・根岸線」として案内されます。また、横浜市南部を回り込む「逆Cの字」ルートを取っているのも特徴ですが、計画段階では金沢シーサイドラインを国鉄が建設して田浦から横須賀線へ入るプランも考えられていたそうです。
今日はここまでです。なお、次回は京浜東北線か横浜線のどちらかを公開する予定ですが……お楽しみに(笑)。
京浜東北線へつづく
【横浜線
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