こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。
日本刀って基本は斬る。ですよね。あとは刺す。つまり突きですね。
古代ローマやバイキングの剣も斬るのが基本なんでせうがやたら重量感があって叩くとか殴るみたいな印象も強いですね。『スパルタカス』や『グラディエーター』みたいな剣です。
その後騎士道とフェンシングが登場してああいった野蛮ぽい剣は姿を消したのではないかと推論しますが実際のとこどうなんですかね。
それはさておき日本刀と西洋刀の決定的な違いとは?そうです。日本刀は片刃ですが西洋刀は“もろ刃の剣”なんですね。つまりみね打ちができません。ここが大きく異なる特色です。
で、スコットランドでも伝統的にもろ刃の剣が受け継がれていました。しかも両手で柄を持つタイプです。大きいね。後年サーベル型になり片手で持てるように変化したみたいです。
*両手持ち型* *サーベル型*
それらスコットランドの氏族たちの剣を「クレイモア」といいます。
そしてその名を冠したスコッチも流通しています。
『クレイモア』 Claymore 880~980円位
ちょっと外で飲む機会が訪れましてそこに置いてあったボトルがこれでした。
gonzalezのほかにウィスキーを飲る人がいないらしく独占状態でウハウハです。
先ず開栓。香りはどうですかねえ。ふん、まずまずかな。特にアルコール臭がとがっていることもなさそうです。ストレートで味わうのもうっかり忘れて早速グラスの氷の上にトクトクと。
みんなが揃ったところでちょっと口に含みますと…?。一瞬何だかわからない香りが口腔に立ち上り鼻孔へと抜けていきます。こりゃあ何だろう。ともう一口。
でも夢のように捕えることができません。むう。これは一体…小癪な。このワシを試す気かっ。「美味しんぼ」の世界みたいになっちゃいました。
カラメルみたいに甘苦い感じ。ハーブとはちょっと違う。独特の風味が面白いです。
全体的にはコクはさほど無くライトです。ソーダで割るとそれなりに飲みやすく別段変な味はしません。やはり後口に甘苦みが残りますね。
あれこれ試しながら1/3ほど空けたところでお開きに。後ろ髪をひかれつつボトルを後にしました。
さてさて珍しい風味のスコッチに巡り合えて得した気分です。ストレートかオンザロックスでの一口目に立ち現れる香りが独自の世界を構築しています。これもブレンディングの妙と言へるでせう。
極めて美味い、という銘柄ではありませんがいつかは自腹での購入もありかと思います。
ちなみに地雷で「クレイモア」ってのがあります。↓
散弾銃のように小さな鉄球が沢山飛散する殺傷能力高い対人用です。これは喰らいたくないですね。飛散ならぬ悲惨な最期となりかねません。おあとが宜しいようで。
では本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
格安スコッチ探訪記過去記事
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