前回の記事

 

‐『アメリカの衰退』はアメリカ人自身が知っている‐

 

 

・『仮想敵国』を作り上げ 飯を食う人々

 

 

2020年6月18日(木曜日) 『産経新聞』記事より

 

‐そんなに隣国が嫌ならアジア人やめろや(でも欧米は君たちを「人間扱い」しないだろうよ)‐

 

絶えずアメリカ例外主義に従属し、彼らの言う『暴力的peaceful』を持ち上げては、かつて植民地支配を行なった隣国バッシングする浅ましい新聞社は、この国では珍しくはない。

 

『英語メディアで濫用されるpeacefulという言葉』

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12603968884.html

 

周辺国との歴史対立の過程で、「愛国」「保守」“仮面”をかぶりつつ、実際は西側MSM(メイン・ストリーム・メディア)の受け売り記事しか書けない哀しさは、日本が『独立国家』ではない証左だろう。

 

この間、朝鮮半島情勢が良好だと思えたのは、実は「表面的」な部分だけであって、「本質的」には越えなければいけない壁が立ち塞がっていたということです。

例えば、アメリカと韓国、アメリカと日本などの関係は、その「本質的部分」がガッチリとリンクしているので、「表面的」に多少のズレが生じたとしても、本質的部分における壊滅的な悪化は容易には起きません。

朝鮮が韓国に問いただしたのは、結局のところ「本気で統一をする気持ちがあるのか?」という本質的な部分であったということでしょう。

この二年間に韓国は、それに手を付けず放置し、引いては軍事演習さえも再開し、とどめとなる「風船飛ばし」を止めることをしなかった。

「보기 좋게 날려 보내자요.(全世界が見えるように吹き飛ばしましょう)」

朝鮮の行動を理解することは、そう難しくはないと思います。

 

かっちんブログ「堅忍不抜」 『南北朝鮮が置かれている現状況は実に深刻です 5 (「本気で統一をする気持ちがあるのか?」)』記事より

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12604962898.html

 

拙ブログで、赤字で示させて頂いたところを補足すると、日韓両国はいずれも「アメリカの植民地」であり、いわゆる『駐留米軍』というのは、アメリカの覇権とビジネス(そこで発生する利権)によって運営されています。

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編12(日韓軍事基地化と南朝鮮単独選挙の強行)‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その1‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その2‐

 

加えて、我々が住む北東アジアの戦後史を見れば、所謂『米日韓トライアングル体制』について、事の深刻さがなお一層うかがえる。

 

‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える 最終章(日本自主化のプロセスと東アジアの平和樹立)‐

 

‐韓国に進出した日本の独占企業の話 最終回(日米独占資本の「相違」と平和国家の欺瞞)‐

 

‐シリーズ『日米同盟』の正体 最終回(米日韓の断ち切れぬ軛)‐

 

さらに、英語ブロガーMichikoさんの記事で、韓国のカンジョン村における『海軍基地建設』も、先のイージス・アショア計画と同じく、アメリカの「対中国」姿勢が強く表れた結果で、文在寅大統領それを食い止めるべく建設を中止し、いわゆる『親日派』の朴正熙大統領の娘であった朴槿恵氏が大統領権力の座についていたころに、反対する地元住民にちらつかせた巨額のスラップ訴訟を取り下げました。

 

文在寅、観覧式直後に済州島海軍基地の地元民に謝罪

 

そういう意味では、文大統領は本当に頑張っておられるし、『アメリカの植民地』という「大きな制約」の中で、少しづつながら「骨抜き化」政策を実行してこられた。

 

「南北共同事務所爆破」の真因をなぜ報道しないのか

 
 

「「ビラ散布」は歴史的に何度も確認されていた「南北合意」の重大な違反行為です。

韓国政府は6月11日になってそのことを初めて認め「対応」を表明しましたが、それを「ビラ散布」(5月31日)直後に行っていたら、少なくとも金与正談話(6月4日)を受けて直ちに行っていたら、その後の展開は違っていたでしょう。あるいは「合意」に基づいて事前に禁止措置を講じていれば、そもそも今回のことは起こらなかったでしょう。

 

 

 

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara

 

同 『南北朝鮮が置かれている現状況は実に深刻です 6 (南北共同事務所爆破の真因をなぜ報道しないのか)』記事より

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12605089434.html

 

 

2020年6月25日早苗月増大号 『週刊新潮』記事より

 

「地域を不安定化させる破廉恥なビラ散布」(5月31日)「これに反対する金与正談話」(6月4日)「それを受けた韓国政府の対応」(6月11日)の時系列を経て、『南北共同連絡事務所爆破』へと至りますが、こうした物事に、ダサい植民地週刊誌「韓国は主権国家かーッ!?」と発狂しておられるが、そもそも御仁らの国はロシア人から「米国植民地」として見られているのはご存知であろうか?

 

‐ロシア人は『植民地日本』をどう見ているか(RT誌・Michikoさんレポートより)‐

 

 

・『属国』にしか置かない THAADと同じ「危険なミサイルシステム」

 

 

 

2020年6月18日(木曜日) 『日刊ゲンダイ』記事より


『SouthKoreaTHAADprotest』

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12308633643.html

 

 

『South Korea: Protesters clash with police over deployment of US THAAD missiles』

 

Ruptly

 

https://www.youtube.com/watch?v=US1dyxBqouE&feature=emb_title

 

この動画は、韓国アメリカの『THAADミサイル』配備に、抗議する数百名の市民らが、慶尚北道警官隊らと衝突する映像(2017年9月6日)です。

 

そうした反対にも関わらず、警察が現場を鎮圧したあと、4つの追加インターセプターランチャーが、木曜早く基地に到着し、それらはソウル近くのオサン空軍基地から、10つの米軍の車両で運ばれてきました。

 

400名近くの人が、コミュニティの管理ビル前に集まり『THAADミサイル配備への抗議』を行い、自国警官隊との膠着状態は、ソウルの南東300キロ星州郡の米軍基地“ミサイル配備予定地”で発生しました。

 

警察が群集を蹴散らそうとしたため、住民の負傷者が報告されています。

 

また抗議者たちは、管理ビルに侵入しようとしたと報告され、ミサイル配備の現場では、一部のデモ者たちが、自分の体をチェーンでトラックにつなごうとして、数人のデモ者たちと警察官は、もみあいで負傷し、病院に運ばれました。

 

こうした惨状を目の前にして、米国下院の元議員法律家マイケル・パトリック・フラナガンは、RT(ロシア・トゥデイ)誌に「配備を心配する地元民を責められない」としながらも、「北朝鮮の脅威」が増強している中では、追加のTHAADランチャー配備は正当化されると言いました。

 

「もしも、私が、隣に住んでいる北朝鮮の侵略を防ぐための防衛システムを持っていたら、この兵器のために、私は攻撃の対象になってしまうから、私は非常に心配するだろうと思う」とフラナガンは言い、「悪いと思う」が、ランチャーは「どこかに置かなければならないんだ」と言いました。

 

「どこかに置かなければならないんだ、そしてわれわれは、韓国と、地域全体と、日本を守る、ひいてはアメリカをも守る、北朝鮮は今や、長距離ミサイルを持っている」と述べました。

 

いや、あなたの国では置かないでしょ。そんな危険な兵器は・・・。

 

彼らアメリカ人の「決まり文句」はいつも同じです。

 

近隣の脅威から守るんだ、「守られているお前らアジア人」はいちいち口を挟むべき問題ではないとして、自分が勝手に『平和の守護者』として、しかしやっていることは、誰よりも健康被害を害し、このTHAADミサイルの恐ろしさは、強力な電磁波で、環境被害や人体への影響があるというのに、地元の人たちは、そうしたことについて抗議をしているのにも関わらず、米軍司令官「健康にまったく影響がない」などと一蹴しました。

 

 

『Stop flying Osprey over our houses』

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12316024003.html

 

お仲間の西欧NATO同盟諸国や、世界一偉いイスラエルには、こういうモノは絶対に置かないし、オスプレイのような超危険なヘリも、それ以外の『同盟国』では当たり前のように飛ばす。

 

ゆえに、私たちは「植民地人」なのです。

 

‐韓国の「GSOMIA破棄」についてのツッコミどころ‐

 

 

2019年8月14日(水曜日) 『東京新聞』記事より

 

そして今回、日本版THAADとも言うべき『イージス・アショア』問題は、終局的に「取りやめ」となりました。

 

 

 『イージスアショア配備見送りの件、その本当の理由は』記事より

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12604896183.html

 

しかし、“戦後75年以来の宗主国”との絡みにおいて、「絶対このままでは済まない」と思います。

 

‐岸信介と在日米軍‐

 

 

『CIA Records - Name Files CIA Name Files - 2nd Release』Kの章より

 

https://www.archives.gov/iwg/declassified-records/rg-263-cia-records/second-release/name-files.html

 

 

『2018.8.13「日本の戦後について(1)」大西つねきの週刊動画コラムvol.39』

 

大西 つねき

 

https://www.youtube.com/watch?v=oEmujh_EcIw

 

CIAに支援された一党優位体制にはじまって、そのレール上でしか「争えない」無力な野党勢力しかり、これこそが日本の国益を棄損する“最大の障害”であるのにも関わらず、それらの根本的問題を解決する政党が、2019年の参議院選挙国政政党となった、山本太郎率いる『れいわ新選組』しか存在しない事実です。

 

 

<参考資料>

 

・Cluttered talk blab blab blab 『英語メディアで濫用されるpeacefulという言葉』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12603968884.html

 

・同 『イージスアショア配備見送りの件、その本当の理由は』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12604896183.html

 

・同 『文在寅、観覧式直後に済州島海軍基地の地元民に謝罪』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12411664914.html

 

・同 『South Korea THAAD protest』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12308633643.html

 

・同 『Stop flying Osprey over our houses』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12316024003.html

 

・かっちんブログ「堅忍不抜」 『南北朝鮮が置かれている現状況は実に深刻です 5 (「本気で統一をする気持ちがあるのか?」)』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12604962898.html

 

・同 『南北朝鮮が置かれている現状況は実に深刻です 6 (南北共同事務所爆破の真因をなぜ報道しないのか)』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12605089434.html

 

・2020年6月25日早苗月増大号 『週刊新潮』記事

 

・2020年6月18日(木曜日) 『日刊ゲンダイ』記事

 

・Youtube動画 『South Korea: Protesters clash with police over deployment of US THAAD missiles』

 

https://www.youtube.com/watch?v=US1dyxBqouE&feature=emb_title

 

・同 『2018.8.13「日本の戦後について(1)」大西つねきの週刊動画コラムvol.39』

 

https://www.youtube.com/watch?v=oEmujh_EcIw

 

・2019年8月14日(水曜日) 『東京新聞』記事

 

 

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