【新シリーズ】ミニ四駆コース試作2型初号コース製作04即席コンパスで半円を描く | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

製作が、翌年の令和2(2020)年以降に持ち込まれた

 

様子に関するレポートをしています。

 

先回より

 

令和3(2021)年初頭から構想開始

 

試作2型

 

通称「ベーグル型」コース

 

450mm(45cm)四方の正方形という

 

比較的小さなボードを組み合わせることでも

 

ミニ四駆コースを構築できるのではないか

 

ということで

 

新たなコースレイアウトを設計し

 

製作開始しました。

 

(曲線部分を即製コンパスと鉛筆で描く)

 

即席コンパスも製作

 

材料の切り出し

 

設計図


 

一応満足できる床部分の準備ができましたので

 

 

続く工程は

 

即製(即席)コンパスと鉛筆とを使った

 

曲線引き

 

です。

 

 

5種類の半径を描くため

 

様々な縮尺に対応したサイズの「穴」を空けており

 

 

起点となる床の端部分と

 

目的の半径ポイントとに空けていた穴に

 

それぞれ鉛筆を差し込み

 

 

次々と90°角の弧を描いて行きます。

 

 

そのばしのぎ、の連続ではありましたが

 

我ながら、順調、順調、と自己満足

 

 

ボードのサイズが違っていても

 

起点が同じで

 

半径が同じであれば

 

180°の半円が出現可能です。

 

 

コンパスを使っているウチに

 

明らかに不用な部分の存在が邪魔に感じましたので

 

 

コンパスに必要な部分を除いて

 

カットしたのも、現場対応のひとつ。

 

 

その間にも

 

家の者に対しては、

 

また、別のミッションを指示

 

(おそらく、直線か曲線の「壁」部材の切り出しをお願いしていたと思います。)

 

 

実用性が増した

 

即席(即製)コンパスで

 

曲線部分を引き続き、引きます。

 

 

この写真でも明らかなように

 

<ひと>一人ではなく、複数の<ひと>で

 

協力しながら製作することで

 

共有

 

共感

 

を得られるものと確信します。

 

 

紐で固定する部分がない、この曲線部材は

 

レーンチェンジ用に組み立てる部材です。

 

 

線を引きながら気付きました。

 

”曲線部材を切り出すために、捨てる部分が何と、多いことか”

 

と。

 

 

レーンチェンジ用曲線を成立させるためには

 

 

90°角の弧の形をした部材を

 

4点

 

製作する必要があります。

 

 

ミニ四駆が180°回頭した結果

 

隣のレーンに針路変更が完了するため

 

 

レーンチェンジ用の半円を2セット

 

すなわち 

 

90°×2=180°という、二つの部材の結合体を

 

2セット製作する必要があります。

 

 

そうか

 

結局は

 

曲線部分の部材は

 

45cm角の床部材を

 

6枚

 

使用することになることに気付いた次第です。

 

 

設計図面を描いているだけでは気付かない

 

事実

 

実際に製作することで気づくことも

 

少なくないことを

 

実感しました。

 

 

 

 

 

試作2型初号コースの製作をしています。

 

次回もお楽しみに!!

 

 

 

 

・・・・・おさらい・・・・・

 

ミニ四駆コース自作シリーズ

 

コロナ禍の影響が更に強まった

 

令和2(2020)年シーズン

 

 

これまでのスタイルから

 

ガラっと変化したコースも製作していたこと

 

わかる<ひと>は覚えて頂いて居ることでしょう。

 

 

2レーン周回

 

立体レーンチェンジ・平面レーンチェンジ

 

により無限周回実施可能なレイアウト

 

1型試作ゼロ号コース

 

量産型初号コース

 

量産型2号コース

 

まで製作を実現させたのが

 

令和2(2020)年夏までのことでした。

 

しかしながら

 

何かが足りない。

 

もうすこうし製作負担が減らないのか

 

そのようになんとなく考えて居て

 

数か月

 

年が改まり

 

令和3(2021)年初頭

 

思いついたコースのイメージが

 

コレでした。

 

 

名付けて

 

ベーグル型コース

 

それから

 

収納時のコンパクトさも考慮しましたら

 

450mm(45cm)四方の正方形という

 

比較的小さなボードを組み合わせることでも

 

ミニ四駆コースを構築できるのではないか

 

ということで

 

新たなコースレイアウトを設計しました。

 

 

急に思いついたため

 

コンパスが近くになかったため

 

鉛筆2本を輪ゴムで固定した即席コンパスにて

 

設計図を急遽書きあげていき

 

 

仕上がった図面がコチラ

 

5種類もの半円を描く必要がありました。

 

 

カーブ専用ユニットで用いる3本の半円半径と

 

レーンチェンジ兼用カーブユニットにて用いる2本の半円半径です。

 

 

 

半径210mm

 

半径210+115=225mm

 

半径210+115+115=340mm

 

以上がカーブ専用部分で必要な半径となり

 

 

 

直径(210+210+115)÷2=(420+115)÷2=535÷2=半径267.75mm

 

直径(210+210+115+115+115)÷2=(535+115+115)÷2=765÷2=382.5mm

 

という2本の曲線が

 

レーンチェンジ兼用カーブユニットで用いる半円半径となります。

 

 

この段階で気づいたのは

 

45cm角の正方形ユニットは

 

直線部分×2

 

90度曲線部分×2

 

のみで成立することが出来ることです。

 

続きまして

 

またしても、空いた段ボールを解体し

 

この長大な段ボール板から

 

ミニ四駆コース製作に必要な部材を切り出します。

 

 

悩ましいのは、

 

箱の「扉」部分が中途半端に切れていることなのですが

 

450mm=45cm四方の正方形

 

幅50mm=5cmの壁部分

 

のみを切り出すことさえできれば大丈夫なので

 

 

発明協会さん定番のカッターにて

 

次々と部材を切り出して行きます。

 

 

段ボールは波打った紙を両端の紙で貼り合わせた複合素材ですので

 

直線部分に相当する部材は

 

横線になるような部材切り出しも実施しました。

 

 

幅5cmで切り出しているのは

 

結果的には

 

直線部分に相当する部材のみでした。

 

 

いずれにしましても

 

ミニ四駆コースを成立させるための

 

床材ユニットは揃いました。

 

 

コース全幅は45cm×2=90cm

 

コース全長は45cm×4=180cm

 

ということで

 

畳1畳分である182cm×91cm

 

とほぼ同等のサイズのコースを仕上げて行きます。

 

 

曲線部分については

 

5種類もの異なる半径の半円を描く必要がありますので

 

 

床パネル部分などの切り出しではみ出た

 

端材を縦に繋ぎ合わせ

 

即席コンパスを製作しました。

 

5種類それぞれの半径となるポイントに

 

穴を空けて行きます。

 

 

分かる<ひと>にはもうお分かり

 

「千枚通し」

 

という文房具を使って穴を空けます。

 

鉛筆やペンの先が程よく出る位の穴を空けます。

 

 

こうしてできた即席コンパス

 

 

床面に対して

 

半円を描くイメージの図です。

 

 

続きまして

 

床面となる45cm四方のボードにつきまして

 

 

材料費を浮かすため

 

100金で購入した紐(ひも)にて

 

ボードごとを接続するため

 

仮止めテープを貼って補強しておき

 

千枚通しで穴を空け

 

100均の紐で結びつけます。

 

 

8枚のボードをお互いに結びつけるため

 

10か所で紐により結び合わせるため

 

20か所の補強

 

20か所の穴あけ

 

を実施していました。

 

 

このように紐による結びつけをした状況を見て居りますと

 

結び合わせた板同士の合わせ目

 

隙間が若干、多いことが気になりましたけれども

 

 

遠目であれば

 

まぁ

 

一体的な「板」として機能していそうなので

 

作業を続行します。

 

 

 

令和3(2021)年シーズンになっても

 

Covid-19の影響は続行

 

その中で製作した

 

自作ミニ四駆コース

 

試作2型初号機

 

についてのレポートを実施しています。

 

 

次回も

 

ミニ四駆コース自作の「旅」レポート

 

お楽しみに!!

 

 

・・・・・おまけ・・・・・

 

 

ミニ四駆コース自作量産型2号完成! | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)2020-05-05

 

公開してから、早、4年もの月日が経過しようとしている話題ですが

 

我がニッポンを代表する玩具の一つである

 

ミニ四駆

 

 

レーン幅11.5cm

 

コース壁の高さ5cm

 

を基本として、2024年3月現在、主に2種類、都合4セットのミニ四駆コースを自作しました。

 

試作1型零号

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない) | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

 

 

平成最後の年である

 

平成30年の3月頃

 

量産型1号を製作し

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

それを改良した

 

量産型初号機

 

 

 

何方(どちら)かのyoutube動画は

 

 

令和元(2020)年の初夏

 

量産型2号コースを製作しました。

 

 

基本設計は試作型、量産型1号と変わりませんが

 

入手した段ボールのサイズの関係もあり

 

幅900mm強、長さ500mm強のパネルを4枚使いました。

 

 

量産型前提で組み上げる中で新発見だったことは

 

カーブ部分の壁貼り合わせでした。

 

前年の夏

 

鹿威しを製作するために導入していた

 

グルーガンの存在がヒントとなり

 

 

なんということでしょう!!

 

あれだけ苦痛であった

 

曲線部分のテープ貼りから解放され

 

 

次々と壁部分が構築されていきました。

 

 

床と壁との接着強度は未知数ですが

 

曲線部分の構築自体が

 

非常にスピーディに構築可能となりました。

 

 

それでも

 

このレイアウト製作上

 

重大な問題が発生

 

 

試しに、坂道部分を

 

コースに置いてみようとしたのですが

 

サイズが合いません!!

 

 

そりゃそうです。

 

壁となる厚紙も1mmほどの厚さがありますから

 

厚紙4枚=4mm程度の余裕をもたせなければ

 

上手く入らないのが、当たり前。。。

 

直線コース部分の幅を1mm広く

 

坂道ユニットの幅を1mm狭く

 

設計するべきでした。。。

 

 

立体部分の占有スペースが確定しますと

 

やっぱり最後の手段

 

坂道部分と1階床部分の壁同士を

 

テープ止めして、での

 

その場しのぎ

 

 

中途半端なミニ四駆コースとなってしまいましたが

 

それでも何とか完成し

 

若干の調整の後

 

右回り・左周りともに、上手くマシンが止まらず進み続けました。

 

 

出来栄えはいかがでしょうか

 

 

以上が

 

量産型2号コースまでの様子でした。

 

 

 

この記事のシリーズ

20181223ミニ四駆コース自作への道1

 

20181224ミニ四駆コース自作への道2

 

20181225ミニ四駆コース自作への道3

 

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない)

 

ミニ四駆コース自作への道5 材料費ゼロを目指せ(2019.2.6)

 

ミニ四駆コース自作への道6 床面を極める(2019.2.13)

 

ミニ四駆コース自作への道7 コーナーを傾けるには(2019.2.20)

 

ミニ四駆コース自作への道8 バンクパーツ完成間近(2019.3.6)

 

 

ミニ四駆コース自作への道9 バンク部分完成!(2019.3.13)

 

ミニ四駆コース自作への道10 量産型第一号の製作へ1(2019.3.27)

 

ミニ四駆コース自作への道11 量産型第一号の製作2(2019.4.3)

 

ミニ四駆コース自作への道12 量産型第一号3(2019.4.17)

 

ミニ四駆コース自作への道13 量産型第一号4(2019.4.24)

 

ミニ四駆コース自作への道14 量産型第一号5(2019.5.1)

 

ミニ四駆コース自作への道15 量産型第一号6(2019.5.8)

 

ミニ四駆コース自作への道16 量産型第一号7(2019.5.15)

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成(2019.5.22)

 

 

<コース概要>(発砲ボードバージョン)

 

発砲ボード一枚のサイズ

幅60cm×長さ90cm

なので、三枚を併せて

幅90cm長さ180cm

 

・曲線作成

コース外周の外経は88cmの直径のため

半径44cm

 

コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm

 

コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm

 

・直線作成

ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには

 

コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置

 

コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置

 

・平面レーンチェンジ部分

壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫

ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保

 

・立体交差の坂道部分(二組作る)

(1坂道部分)

型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。

(2坂道壁部分)

一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果

床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し

(3床面部分)

A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)

 

上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成

 

・立体交差二階床面部分

A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保

一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着

 

以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。

 

 

坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。

 

 

坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。