以前ブログで紹介した日帰り手術を受けられた患者さんの手術レポート。
非常に詳しくて、その後、手術を受けられた患者さんが参考にされ、非常に喜んでおられました。
13ページに渡る超大作でした。
手術を検討中の方は是非参考にして下さい。
この患者さんは完治し、治療を終了しています。
だけど手術を受けられた患者さんには「術後検診」として3回、来て頂いています。
手術を受けてから3か月後、6か月後、1年後の3回です。
排便管理を怠らず続けておられるので、診察しても何も異常はありませんが念のためチェックに来てもらっています。
痔は治っても便秘は治ってないので、坐薬は続けて頂く必要がある。
それをマイナスにとらえない。
痔を治したのにちゃんと出せない
ではなく
痔がなくなって扱いやすくなった肛門に感謝しつつ、これからまた痔にならないために大切に扱ってあげる。
それが次なる痔を防ぐ。
痔という病気は治ったら通院が終わります。
肛門科は卒業できる科。
卒業後、どんなトイレ生活を送っているのかは卒業生によって違うかもしれない。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないけど、「痔を治したら便秘を忘れる」人は時々いる。
毎日スッキリ排泄していたのに、いつしか坐薬が面倒になり、使う頻度が減って、全然使わなくなって、また肛門に便をいっぱい溜めて受診される患者さんも、悲しいことに時々おられます
自分のスッキリ感はあてにならない
ということを診察で痛感することもしばしば。
だから治ったあとの年に1回のオシリ健診はとても意味があると思っています。
また悪い習慣に戻ってしまっている患者さんもおられるから。
大変だった脱肛が無くなったから、オシリがスッキリして便秘も治ったと錯覚してました・・・
と言われる患者さんもおられますが、よーく考えてみて。
手術しなければならないほど立派な脱肛を作るには、相当、出口に便を溜めて生きてきたはず。
10年、20年溜めてきた人が多いので、その出口便秘は簡単に治らない。
大きないぼ痔(痔核・脱肛)が無くなって、オシリがスッキリしたと思っていたら、出口は便まみれ・・・ということも
だから坐薬を入れても便が出ない状態になるまで続けて下さいね。
それにしてもこの患者さん。
文章といい、感じ方といい、新たな分野を創り出しておられますね。
まさしく肛門スピリチュアルと呼ぶにふさわしい
今回のブログも素晴らしいです
診療所のセラピードッグ「ラブ」
左側がラブです
手術患者さんとは
お付き合いが長くなるため
ラブは1年経っても覚えています
お会いできるのを
楽しみにしてますよ
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
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便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
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