昨日の続きです。
群馬県から日帰り手術を受けられた患者さんの手術記録。
今日は術後4〜7日目まで。
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＜４，5日目＞
朝はあわてずに出し切って、時間休をいただいて出勤しました。
円座を用意してくれた同僚に感謝でした。
職員室だけには座布団を準備したのですが、いろいろと移動多いのでありがたかったです。
肛門の感覚は麻酔でまだまだふんわりしていますので、朝必ず出し切ってから出勤しました。
また、今まで壁
となっていた痔核がないので、出したいと思ったら、するっと出てきてしまいます。
さすがに漏らしたらつらいなぁと思ったので、出し切ること優先にしました。
痛み止めは定時に飲み続けていました。
4日目の朝、顔と目がはれてむくんで別人のような顔になりました。
これはしばらく続きました。
早くみのり先生のコールセンターに℡すればよかったのですが、漢方薬に含まれる「甘草（カンゾウ）」が原因とわかりました。
これがつらくて、5日目の大事な業務も終えられたので、６，7日目は仕事を休むことにしました。
結局、2週間はお休みをいただくことになりました。
糸がとれるまで、糸がとれて慣れるまで、これがやはり2週間くらいとすると、お休みできる環境ならばお休みした方が安心感があると思います。
＜６，7日目＞
むくみがあまりにも辛くて、職場は休みました。
あとこのあたりから痔核のにおいも気になりました。
自分だけの空間ならばそこまでつらくはないですが、外出となると気を遣います。
セパ軟膏が大事ですが、それでフタをしてもかなりのにおいでした。
家にいられてよかったと思いました。
痛み止めも3回になりました。
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オシリの経過は順調だったのですが、漢方薬で身体がむくんでしまい、オシリよりもむくみがしんどくて仕事をお休みされたんです
オシリに限らず何か異変があった場合は必ずお電話して下さいね
電話が繋がらない時間帯はメールでも構いません。
困ったら相談して下さい。
漢方薬で身体がむくむ人はたまにおられます。
以前ブログでも書きました↓
漢方の中に入っている「甘草（カンゾウ）」という成分が原因なのですが、これが入っていない漢方薬って非常に少ないんですよ。
だから甘草でむくみが出る人は、必ず医師に伝えて処方してもらって下さいね。
このむくみは漢方を中止すれば徐々にひいて元通りになりますのでご心配なく
手術を受けてから2週間は痛いのが普通ですが、この患者さんの場合、術前が痛すぎて術後は元気そうにされていました。
排便の時に脱肛して戻すのに30分かかっていたから、その作業が無くなっただけでもトイレ生活は快適だったようです。
戻さなくてもいいから楽〜
とおっしゃっていました。
結局、むくみがしんどくて仕事をお休みされましたが、術後1週間くらい休めると随分楽でしょうね。
日帰り手術を受けられる患者さんは仕事を休めない方が多いので、基本的に「金曜日手術→3日後の月曜日出勤」というパターンがほとんどですが、可能なら休みを取られた方がオシリも体も楽だと思います。
患者さんが書いておられる「ニオイ」。
これはくくられた痔核が壊死していく時に放つニオイです。
何とも言えない腐敗臭･･･
服の上から臭うことはまずないですが、トイレで下着を下ろしたときにはニオイます。
だからしっかりと軟膏を塗ってナプキンを当ててもらっていますが、それでも気になる場合は下着に香水を付けたり、トイレに消臭スプレー持ち込まれると良いでしょう。
ニオイは術後7日目くらいから気になり始めて、1週間くらいでおさまります。
その期間だけニオイ対策して下さいね
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬の苦手な患者さんも
ラブだけは大丈夫
初めて犬に触った
という人が多いです
まさに癒し犬です
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お読み頂けると幸いです。
