群馬県から日帰り手術を受けられた患者さんの手術記録。
今日は術後4週間後〜5週間。
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◎術後4週間後〜5週間
・”軟こうを奥までぬろうマッサージ”
マッサージのために入れた指を動かすのが、この週のテーマでした。
生傷も徐々に膜がはってきているので、痛みもかなり減ってきています。
私は4つくくりましたので、傷の範囲が広かったのだと思います。
でも、4週目の通院で前方の生傷のみで後は膜がはっていると!!
一ヶ所の痛みに減ってきたのです。
そのためか、肛門の指の滞在時間を増やして回していくのも、できるようになりました。
やわらかい感じがあります。
もちろん、日によって肛門の力の入り具合もかわりますので、一喜一憂せずに、そのときできたことを喜びました。
ポステリザンも残さず、すべて入るようになりました。
・身体が快復してくると、ついつい効率重視になりますが、自分のペースは全くスローなマイペースなので、ルーティンでケアすることがむずかしいなぁと実感しています。
朝はとくに遅刻してはいけない!!とあせりがちです。
幸い、年休(有給)も時間でとりやすい職場なので、便通ケア、肛門ケア第一にしようと決めました。
とはいえ、ほとんど朝おくれることなく、出勤できています。
術後2週目以降は朝、遅れなくてはいけない日は0でした。
・坐剤は残っている感じがあれば何回入れてもいいようです。
多いときは3回入れています。
基本は1,2回です。
最初から入れる時と、1回目は自然に出て、2回目に入れる時があります。
朝2回出すのが主流です。
ただ、これもいろいろな時があるので、これが定番!と決めずに、すっきりできたらOKと思ってます。
・ついに走れるようになりました!!
・効率・常識の頭の声に惑わされるな。
マイペースな身体の声を聴け!!と自分に言い聞かせています。
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手術してからちょうど1ヶ月経った頃。
この頃が一番傷がひっつきやすいんです。
だから痛くても出血があっても、容赦なくグリグリと軟こうを傷口に塗って下さい
ここをサボると傷がくっついて治ってしまい、つっぱる肛門になってしまいます。
一見キレイに治ったように見えるし、早く治ったと患者さんも勘違いしがち。
でもダメなんです。
見た目はキレイでも使い勝手の悪い肛門になってしまうので、ひっついた傷を剥がして、またそこに新しい上皮が再生してくるのを待ちます。
この「傷剥がし」は痛いので、できればそうならないように、しっかりと軟こうを肛門の中に塗って下さいね
この患者さんのように術後1ヶ月くらい経つと余裕で普通に走れるようになります
もちろん個人差はありますが、日帰り手術で行っている分離結紮術は出血のリスクがほぼゼロなので運動制限不要なんですよ。
以前、スポーツ選手の方が受けられて、手術翌日、試合に出られて素晴らしい成績をたたき出しておられました
痛みさえなければ運動だってなんだってできます。
安静にする必要全くないので、何でもしてください。
スポーツジムに通い続けた患者さんもおられますし、ジョギングもできますよ。
手術直後から運動OKですので、どんどん動いて下さい
動いた方が傷の治りが良いです。
この頃の様子を患者さんがブログに書いておられました↓↓
続きは明日
診療所のセラピードッグ「ラブ」
久々に大好きなドッグランに
行ってきました
いっぱい走ったよ
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