こちらの話の主人公Cさんの余談です。
私の大切なママ友K子さんを
犬呼ばわりした事がきっかけとなって
幼稚園中の人を敵に回すことになったCさんでしたが
実はK子さんの一件があってからあることが発覚したんです。
それはK子さんが暴言を吐かれる前に
Cさんからもっと酷い暴言を吐かれていた人がいた事。
それは、無口で超大人しいママとして有名なYさんでした。
Yさんにはすでに2人の女の子がいたんですが
3人目を妊娠した時、初めて酷いつわりを経験したそうなんです。
するとそれを小耳に挟んだCさんが
Yさんにコッソリとこんな暴言を吐いたんだそうです。
あなた3人目なんですって?
やだわ~!
犬猫じゃあるまいし!
しかもつわりが酷いなんて最悪じゃない!
上の2人もまだ小さいっていうのに
ホント子供が気の毒よね~!
だから言ってるのよ!
そんな犬猫みたいに子供をつくるからだって!
しかもCさんの暴言はそれではなかったと言います。
子供を2人も産んだのに
両方とも女の子だなんて
あなたって一体どこまで役立たずなのかしら?
正真正銘の負け組よね!
私のように男の子を一人産んでれば
完全な勝ち組になれたのに
哀れなもんだわ~!
こんな信じられない暴言を吐かれたというのに
大人しいYさんはそのことを誰にも言えず
一人でずっとショックを受けていたんだそうです。
それを聞いた時、自分が言われたわけでもないのに
はらわたが煮えくり返りそうになりました。
私は初めて妊娠した時つわりが酷すぎて
意識不明の重体になった人です。
お医者様からは
「もう少し放っておいたら間違いなく死んでいただろう」
と言われたほどの酷さだったんです。
まさに命がけで子供を産んだのに
女の子だったということで
「おめでとう」と言って貰えず
「役立たず」と罵られた経験があったからです。
男のを産んだら偉くて
女の子を産んだら役立たず
男の子を産んだら勝ち組で
女の子を産んだら負け組だなんて
おいおい、
今って一体
何時代なんだよ!
と叫ばずにいられません。
「もうとっくに死んでるよ?」妊娠悪阻で入院した私に医者が下した検査結果