私が娘を妊娠中に死にかけたことについては

こちらの記事で書かせて頂きました。

 

「もうとっくに死んでるよ?」妊娠悪阻で入院した私に医者が下した検査結果

 

 

この時、私の担当医だった先生が

つわりで死にかけた私の姿を見て

 

「つわりじゃ死なない」ってよく言うけど、そんなこと嘘だな。

治療が全くできなかった時代は多くの女性がつわりで命を落としたんだと思う。

医療がこれだけ発展した今だってこうやって死にかける人がいるほどなんだから。

 

しみじみとそう言ったものですが

医者がそう言わずにいられないほど厳しい状況の中でも

私は堕胎という選択を一度も考えることなく

まさに命がけで子供を産もうとしていたんです。

 


この時、私とお腹の子の命を支えていたのは点滴だけ。
 
重度の妊娠悪阻で、あまりの辛さに毎日涙が枯れるまで泣いていて
細い糸一本でやっと命を繋いでいる状態の私に対し義両親(舅姑)は
 
「何も食べないで毎日薬漬けで気持ちが悪い!」
「病気の子供か障がい児が生まれるに決まってる!」
「生まれてからでは遅いからおろせ!」
 
と、毎日のように罵声を浴びせかけていました。

でもこの時だけはなぜか元夫が
 

子供は絶対に堕胎させない。

もし障がいのある子が生まれても俺が責任を持つ

 

と、自分の両親に対して

毅然とした態度で断固反対したんです。

 

それでお腹の子の命は守られたのでした。

 

 

 

 

そしてその数ヶ月後、

永遠とも思われた長いつわり生活が

やっと終わりをつげました。

 

真ん丸によく太ったキューピーのような

女の子を出産したからです。

 

 

 

 

でも「子供が生まれた」という連絡をもらって病院に来た姑は

子供の顔をよく見ることもなく、

「お疲れ様」でも「ありがとう」でもなく

 

 

ふん!

五体満足だっただけまだマシだけど

女の子じゃせっかく生まれたって意味ないわ!

それにブサイク!女の子だっていうのに!

全く、本当に何の役にも立たないダメ嫁ね!

〇〇君!(元夫の名)帰るわよ!

 

 

と、私に罵声を浴びかけると無言で突っ立っていた元夫を連れて

サッサと家に帰ってしまったのですが舅に至っては

「生まれたのが女の子じゃわざわざ病院に行く必要なんかない」

と言って来ることさえしませんでした。

 

 

そりゃ会社経営しているということがあるから

「絶対に後継ぎが欲しい」という気持ちは分かるけど、初めての子なんですよ。

 

しかも棺桶に片足突っ込むほどの目に遭いながら命がけで産んだ子なのに

いくら男の子を期待していたからってそこまで言う?

 

ホント、「今って一体何時代なんだよ!」っていう感じで

呆れてしまいます。

 

 

 

多分普通ならこういう場合

あまりの悔しさに号泣するところなんだと思いますが

約10か月間に及ぶあまりに壮絶なつわり生活から解放された嬉しさと

「自分が望んでいた女の子が生まれた」という喜びでいっぱいで

「悔しい」とか「腹立つ」とか、そういう気持ちには全くなれませんでした。

 

 

 

 

でも、姑が「ブサイク」と言い切ったその子は

みるみる内に超絶カワイイ赤ん坊になり

超絶カワイイ赤ん坊から、超ハイパー級の可愛い女の子になり

元夫の家族全員を家来にしてしまうことになるのです。

 

 

 

5秒で1億2千万円の買い物をした2歳の娘

 

 

 

そして、自分の両親に逆らうことができない元夫があの時だけ

「子供は絶対に堕胎させない」

もし障がいのある子が生まれても俺が責任を持つ」

と断固反対した理由も、後に知ることとなったのでした。

 

 

 

 

 
 
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