ただ、目の前にいる人を喜ばせたい
今日は、知的障害者さんの施設に、慰問に行って来ました。こちらの施設には、3回目の訪問。すでに見知った顔も多く、楽しみにしていてくれるのが、とっても嬉しい・・・。実を言うと、最初に依頼があった時には、迷ったのです。利用者のみなさんと、どう接したらいいのかわからなくて。変に特別視してもいけないし。自分が自然体で接することが出来るのか、自信がなかったのです。私、自然体ですよ〜と、無理に普通を装ったら、簡単に見透かされそうで。でも、行ってみたら、そんな心配は全くの杞憂でした。むしろ、裏表のない彼ら彼女らの姿に、ホッとしている自分がいました。あるシンガーの方が、言っていた言葉。「お年寄りと子供の前で歌うのが、一番怖い。なぜなら、彼らにはなんの利害関係もないから、とても反応が正直だから」そういうものかと思って、ちょっと驚きました。私は、一般のお客さまの前で歌うよりも、お年寄りや子供の前で歌う方が、ずっと楽でのびのびしているなぁと、自分でも思うから・・・。反応が正直な人たちの前で歌う方が、楽なんですね〜。無理に褒められたり、良くもないのに良かったって言われる方が、疲れる。。。だけど・・・どんなお客さまの前で歌う時も、本当は同じなんです。ただ、目の前にいる人たちに、楽しんでもらいたい。喜んでもらいたい。そこだけに、全力を注ぐ。結局、もう本当に、それだけなんだなって、最近強く感じるのです。利用者のみなさんが描いてくれた絵を、お土産にいただきました。感謝💕