台風が過ぎ、義母の新盆も無事終わり、少しほっとして。
夏の暑さはまだまだ続きそうですが、お盆が過ぎると、なんとなく夏も終わりという感じがして来ます。
このところ、自分の歌を録音しては聞いてみる、ということを繰り返しています。
自分の歌を聴くというのは、なかなか勇気のいることで、わかっちゃいるけどやりたくない。。。
今回は必要に迫られてのことなんだけど・・・、やってみると、驚くほど発見がありました。
このところ、自分と向き合うことの重要性を感じていたのだけれど、これほど自分と向き合う作業は少ないかもしれません。
まだまだ改善の余地のあるところばかりで、聴きながら一人赤面したりして(^_^;)
でも、良い部分もあるし、以前に比べたらだいぶ良くなったと、自分を褒めてあげたくもある。
そして面白いことに、自分の歌をじっくり聴けるようになると、他人が歌っている歌についても、細かく感じることが出来るようになってくる。
歌というのは、息だから・・・
息というのは、「生き」なんだなぁと、改めて感じる。
ちょっとした心の変化が、息には出るから・・・
それはちゃんと歌にも現れる。
歌から、ちょっとでも意識がそれると、やっぱり気の抜けた声になる。
一流と呼ばれる歌手の人たちは、本当に少しも意識をそらさず最後まで歌い切っている。それが、手に取るように感じられる。
歌って、誰でも気軽に歌えるけれど、突き詰めればこんなに奥が深いものもない。
だから、恐い。
けれど、こんなに面白いこともない。
今日も自分の歌を求めながら、人生を旅している。