本来はAORアーティストではないはずなのに・・・たった1曲でもAOR調の曲を演奏しているために、
本当はAORアーティストになりたかったんではないだろうか?といぶかしがるコーナー
「アンタ、本当はAOR演りたかったんだろ?」
本日取り上げるのは、ダイアー・ストレイツの皆さんである

ダイアー・ストレイツは、1976年にロンドンで結成されたロック・バンドである。
結成メンバーは、ギター&ボーカルのマーク・ノップラーと弟のギター担当のデヴィッド・ノップラーを中心に、
ベースのジョン・イルズリー、ドラムのピック・ウィザースの4人組だった。
当初はカフェ・レーサーズというバンド名で活動を開始したが、
ほとんどのメンバーが他に仕事を持ち、その収入でバンドを続けるという生活をしていた
当然、全員が金欠状態に陥り、そのメンバー達の状態を友人にからかわれたことがきっかけでバンド名をDire Straits(差し迫るほどの困窮)として活動を続けたのである
そのかいあって1977年にVertigo Recordsと契約
1978年にはトーキング・ヘッズのツアーでオープニング・アクトを務め、
1978年にアルバム「Dire Straits」(邦題:悲しきサルタン)をリリースしてデビューしたのだった。
若干重めのサウンドは流行の音とは違っており、発売当初はセールス的に苦戦する
しかし、ラジオ局でシングルの「Sultans of Swing」がかかり始めると人気に火が付き、
この曲は全英チャート8位の大ヒットを記録する。
また、ヨーロッパ各国とアメリカでチャートを駆け上がり、全米チャートでも4位の大ヒット曲になったのだった
結局、アルバムも全米チャート2位、全英チャート8位と好成績を上げてバンドは一気に成功したのだった。
1979年にはセカンド・アルバム「Communiqué」をリリースし、こちらも全米チャート11位、全英チャート5位と成功する。
しかし、1980年に、サード・アルバム制作中にデヴィッド・ノップラーが脱退してしまう。
この後ハル・リンデスとアラン・クラークが加入したバンドは5人態勢となったのだった。
1982年のアルバム「Love over Gold」では初の全英チャート1位を獲得
しかし、これまたメンバー・チェンジの波が押し寄せる
ピック・ウィザースが脱退して、テリー・ウィリアムズが加入
ハル・リンデスが脱退しガイ・フレッチャーが加入したのだった。
そして新しいメンバーで1985年にリリースした5枚目のアルバムが「Brothers in Arms」であった
このアルバムは全米・全英チャートをはじめとして世界各国で1位を獲得。
特にシングル「Money For Nothing」は、MTVを皮肉った内容にも関わらず、MTVを中心に大ヒット!全米チャート1位となったのであった
彼らの最大のヒット作になったばかりでなく、世界的にセールスを伸ばし歴史的なヒットを記録したのだった
メンバー・チェンジを繰り返しながらもUKロック・バンドの雄としてキャリアを積んだダイアー・ストレイツの皆さん・・・
大ヒットにも恵まれ、成功の道を歩んだのだが、ソングライターもつとめたマーク・ノップラーのセンスによるところも大きかったであろう
そんなビッグ・バンドの彼らもメロウ極まりない曲も演奏している・・・
特に「Brothers In Arms」では、ヒットした「Walk Of Life」もキャッチー魅力的なのだが・・・
なんといっても「Your Latest Trick」の美しさに心奪われてしまうのである。
全英チャートでは26位まで上昇した1曲だ。
う~ん・・・イントロから流れる心地よいトランペットとサックスのメロディーとジャジーな音色が素敵だ・・・
このサックス・ソロはジャズ・サックス奏者のマイケル・ブレッカーによるものである
このよくできたサックス・フレーズは、香港のテレビ・ドラマシリーズで使用されたりと愛されたのである
UKロックの隙間にジャジーな香り漂いまくるメロウな名曲は、我々を恍惚の地へと誘ってくれるのだ!
そんなわけでダイアー・ストレイツの皆さん!
「アンタら、本当はAOR演りたかったんだろ?」
このジャジーなサウンド・センスをもっと前面に押し出して聴きたかった!

本当はAORアーティストになりたかったんではないだろうか?といぶかしがるコーナー

「アンタ、本当はAOR演りたかったんだろ?」
本日取り上げるのは、ダイアー・ストレイツの皆さんである


ダイアー・ストレイツは、1976年にロンドンで結成されたロック・バンドである。
結成メンバーは、ギター&ボーカルのマーク・ノップラーと弟のギター担当のデヴィッド・ノップラーを中心に、
ベースのジョン・イルズリー、ドラムのピック・ウィザースの4人組だった。
当初はカフェ・レーサーズというバンド名で活動を開始したが、
ほとんどのメンバーが他に仕事を持ち、その収入でバンドを続けるという生活をしていた

当然、全員が金欠状態に陥り、そのメンバー達の状態を友人にからかわれたことがきっかけでバンド名をDire Straits(差し迫るほどの困窮)として活動を続けたのである

そのかいあって1977年にVertigo Recordsと契約

1978年にはトーキング・ヘッズのツアーでオープニング・アクトを務め、
1978年にアルバム「Dire Straits」(邦題:悲しきサルタン)をリリースしてデビューしたのだった。
若干重めのサウンドは流行の音とは違っており、発売当初はセールス的に苦戦する

しかし、ラジオ局でシングルの「Sultans of Swing」がかかり始めると人気に火が付き、
この曲は全英チャート8位の大ヒットを記録する。
また、ヨーロッパ各国とアメリカでチャートを駆け上がり、全米チャートでも4位の大ヒット曲になったのだった

結局、アルバムも全米チャート2位、全英チャート8位と好成績を上げてバンドは一気に成功したのだった。
1979年にはセカンド・アルバム「Communiqué」をリリースし、こちらも全米チャート11位、全英チャート5位と成功する。
しかし、1980年に、サード・アルバム制作中にデヴィッド・ノップラーが脱退してしまう。
この後ハル・リンデスとアラン・クラークが加入したバンドは5人態勢となったのだった。
1982年のアルバム「Love over Gold」では初の全英チャート1位を獲得

しかし、これまたメンバー・チェンジの波が押し寄せる

ピック・ウィザースが脱退して、テリー・ウィリアムズが加入
ハル・リンデスが脱退しガイ・フレッチャーが加入したのだった。
そして新しいメンバーで1985年にリリースした5枚目のアルバムが「Brothers in Arms」であった

このアルバムは全米・全英チャートをはじめとして世界各国で1位を獲得。
特にシングル「Money For Nothing」は、MTVを皮肉った内容にも関わらず、MTVを中心に大ヒット!全米チャート1位となったのであった

彼らの最大のヒット作になったばかりでなく、世界的にセールスを伸ばし歴史的なヒットを記録したのだった

メンバー・チェンジを繰り返しながらもUKロック・バンドの雄としてキャリアを積んだダイアー・ストレイツの皆さん・・・
大ヒットにも恵まれ、成功の道を歩んだのだが、ソングライターもつとめたマーク・ノップラーのセンスによるところも大きかったであろう

そんなビッグ・バンドの彼らもメロウ極まりない曲も演奏している・・・

特に「Brothers In Arms」では、ヒットした「Walk Of Life」もキャッチー魅力的なのだが・・・
なんといっても「Your Latest Trick」の美しさに心奪われてしまうのである。
全英チャートでは26位まで上昇した1曲だ。
う~ん・・・イントロから流れる心地よいトランペットとサックスのメロディーとジャジーな音色が素敵だ・・・
このサックス・ソロはジャズ・サックス奏者のマイケル・ブレッカーによるものである
このよくできたサックス・フレーズは、香港のテレビ・ドラマシリーズで使用されたりと愛されたのである

UKロックの隙間にジャジーな香り漂いまくるメロウな名曲は、我々を恍惚の地へと誘ってくれるのだ!

そんなわけでダイアー・ストレイツの皆さん!
「アンタら、本当はAOR演りたかったんだろ?」
このジャジーなサウンド・センスをもっと前面に押し出して聴きたかった!

