「CD化してくれてありがと~」
好アルバムのCD化に対して、「ワッショイ!」の掛け声とともに賞賛するコーナー(のグループ編)ドキドキ
「CD化サンキュー・ベリー・ワッショ~イ!」

本日取り上げるのは、フリーウェイの「Freeway」である音譜



う~む、ストーンヘンジみたいな、なんとも奇妙なジャケでございますなぁ~ブタ

この何とも言えない味ジャケの1枚をリリースした、これまたよくあるグループ名のフリーウェイは、
キーボーディストのジョン・ホッブスとプロデューサーのテリー・メルチャーによるプロジェクトである。

ジョン・ホッブスはカリフォルニア州ロングビーチ出身のキーボーディストで作曲家である。

また、テリー・メルチャーは、ニューヨーク州のニューヨーク市出身のミュージシャンでレコード・プロデューサーだ。
なんと女優・シンガーのドリス・デイの一人息子であり、ドリスの最初の夫でトロンボーン奏者のアル・ジョーデンを父に持つ星
後に、ドリスの3番目の夫、プロデューサーのマーティン・メルチャーの養子となったのであった。

テリーは残念ながら2004年に他界しているが・・・1960年代のサーフィン・サウンドの頃から活躍し、バーズ、レイダース、ビーチ・ボーイズなどをプロデュース。
ソロ・アーティストとしてアルバムをリリースしたり、特にビーチボーイズとはつながりが深く、ブルース・ジョンストンとデュオのブルース&テリーを結成して活動したり・・・
また、エクイノックス・プロダクションやエクイノックス・レコードのオーナーとして音楽界に貢献した人物なのである晴れ

そんな2人が、元ラトルズのリック・ファター、ジム・セイター、元キング・クリムゾン、キャメル、サーカスのメル・コリンズらセッション・ミュージシャンの協力のもと、
フリーウェイ名義で制作したアルバムが1979年の「Freeway」であるドキドキ
ロンドンでレコーディングして(だからストーンヘンジなのか?)Deccaからリリースされ、結果的に彼らの唯一の作品となってしまった1枚だクマ
しかし、「I Love The Music」「(Maybe)I'm In Love」など時代背景もあってなかなかのポップス作品に仕上がっているのであるわんわん

「Sarah Girl」は、そんなアルバムからのハイライトというべき1曲である。
 


うん!軽やかでメロウドキドキ
カリフォルニア、ニューヨーク、ロンドン・・・様々な土地の空気を内包したAORであるぶちゅー

さて、このアルバムも、ここ日本で2002年に世界初のCD化が果たされている!
ワッショイ!しっぽフリフリ

そんな意外な(?)大物が組んだユニットのサウンドを、ビーチボーイズと重ね合わせて聴きたいものだ馬

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