こんにちは。多聞です。
今日は「実体を探す」
という話をしてみたいと思います。
私たちは、
目の前に現れているものは
よく見ています。
ただ、それを生み出しているものは、
意外と見ていないものです。
今日は、
そんな目には見えにくい
「実体」を探す話を
してみたいと思います。
【影の話】
ある人がいました。
その人は、
影をとても細かく観察する人でした。
影がどのような形をしているのか、
誰よりもよく知っていました。
そんなある日、ふと思いました。
「もしかしたら、自分には
影を変えることができるのでは?」
それから、自分の望む形に
影を変えようと努力し始めました。
しかし、どれだけ影をつかんで
変えようとしても、
思い通りにはなりません。
それでも、その人は諦めませんでした。
もっと一生懸命に影を見つめ、
どうすれば影を変えられるのか、
そればかりを考え続けました。
ですが、どれだけ努力しても、
影は自分の望む形には
変わりませんでした。
その人は、
一つだけ見ていないものがありました。
自分がそれほど変えたいと
思っていた影を生み出している
「実体」です。
この話に出てくる影は、
目の前に現れた「結果」です。
結果は、とても見つけやすいものです。
だから私たちは、
すでに現れた結果を見ながら、
それを変えようとします。
影に実体があるように、
何かの結果が現れたのであれば、
その結果を生み出した原因も
あるはずです。
ところが私たちは、
ときにその原因を見つめることなく、
結果だけを変えようとしてしまいます。
「なぜ私は、
似たような人間関係を
繰り返しているのだろう。」
「なぜ環境を変えたのに、
似たような苦しみが
またやってくるのだろう。」
「なぜお金をもっと稼ぎ、
欲しかったものを手に入れたのに、
心は満たされないのだろう。」
もしかすると私たちは、
これまで「実体」ではなく、
「影」ばかりを変えようと
していたのではないでしょうか。
目の前で起きていることを
変えようと一生懸命に
なりながらも、
それを生み出しているものが
何なのかは、
見ようとしていなかった
あるいはその実態を見ることに
気づいていなかったかもしれません。
どれだけ影をつかもうとしても、
当然影をつかむことはできません。
影を変えたいのであれば、
まずその影を生み出している実体を
見つめる必要があります。
影を無理に変えようとするよりも
まずその影を生み出しているものが
何なのかを見つめる必要があります。
もしかすると、
私たちが探していた答えは、
影ではなく、
その実体の中にあるのかもしれません。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます![]()

