こんにちは。多聞です。
今日は、自分を癒すことについて
書かれた本を読んでいて、
ふと昔の自分を思い出したので、
そのことについて書いてみたいと思います。
私はかつて、自分自身を
ひどく責め続けていた時期がありました。
過去の自分を赦した日
今から10年ほど前のことです。
約3年間、私は自分を責め、
自分を恨むような日々を
過ごしていました。
自分の人生を良くしたいと
思って下した決断が、
逆に自分をどん底へ突き落としてしまった。
当時の私は、そう思っていました。
「あのとき、なぜあんな
選択をしてしまったのだろう」
毎日のようにそう考え、
その決断をした自分自身を
責め続けていました。
心がひどく荒れていました。
世の中で何か悪いことが起きると、
それがもっと大きくなって、
いっそのこと自分も何もかも
一緒になくなってしまえばいい、
と考えることさえありました。
雨が降れば、
「もっと大きな洪水になって、
自分も一緒に流されてしまえばいい」
そんなことを思うような状態でした。
そんな日々を過ごしていた中で、
3年ほど経った頃、
それまで以上に大きな困難が訪れました。
人生の岐路に立たされるほど、
本当に苦しい時期でした。
今振り返って思うのは、
その苦しい現実だけでも
十分につらかったのに、
当時の私はさらに
自分まで自分を責め、
自分の心を傷つけ
続けていたということです。
外の世界と戦いながら、
自分の内側でも
自分自身と戦っていたのです。
そんな中で絶望する日々を過ごし、
あるときふと思いました。
「もしかすると私は、
自分で自分を苦しめ
続けていたのかもしれない」
そう思ったとき、
もう一つのことに気づきました。
ここまで自分を
追い詰めてしまったのなら、
ここから自分を救い出すのも、
やはり自分なのではないか。
そこで今度は、
自分を救うために、
こんな言葉を自分自身に
かけるようになりました。
「私を責め続けていた、
あの頃の私へ。
私はあなたを赦します。」
「あのとき、苦しみの中で
愚かな思いを抱いてしまった私も、
すべて赦します。」
もちろん、最初から心から
そう思えたわけではありません。
何度そう言っても、
心のどこかでは
まだ昔の自分を責めていました。
それでも繰り返しているうちに、
少しずつ「赦したい」
という気持ちが、
本当に「赦している」
という気持ちへ
変わっていきました。
そして今振り返れば、
自分を救うための
歩みが始まったのも、
ちょうどその頃から
だったように思います。
過去の自分を赦すことは、
簡単ではないかもしれません。
今の自分が気に入らないからといって、
その原因を探し続け、
過去の自分を裁き続けても、
心はなかなか楽にはなりません。
もし、今でも後悔している選択や、
どうしても好きになれない
過去の自分がいるのなら、
一度、その頃の自分を
責めることをやめてみてください。
過去の自分を赦し始めると、
不思議なことに、
少しずつその自分を
理解できるようになります。
人生では、自分の力だけでは
どうにもならないことも起こります。
けれど、そのようなときであっても、
自分まで自分を見捨てる必要はありません。
今の自分を深く傷つけることができるのも、
そして再び立ち上がらせることができるのも、
時には自分自身なのだと思います。
過去の自分を赦すこと。
それは、自分を愛することでもあります。
そして、自分への愛が少しずつ満ちてくると、
やがて今ここにいる自分への感謝も生まれてきます。
自分が自分に向けるものが、
少しずつ自分の世界を
形づくっていくのだと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
