こんにちは。多聞です。

 

私は以前、

過去の自分を許すことができたからこそ、

その次の段階へ進めたことがあります。

 

「過去の自分を許す。」

 

言葉にすると簡単ですが、

実際にはなかなか難しいことです。

 

私たちは、

過去の傷ついた経験を

心のどこかに抱えながら

生きていることがあります。

 

そして、それと似たような

出来事に出会うと、

今起きていることは

過去とは違うにもかかわらず、

あの頃に感じた無力感や感情が

再びよみがえってくることがあります。

 

 

  自分を責めることが癖になっていた

 

私にも、

過去のある出来事がきっかけとなり、

長い間苦しんだ時期がありました。

 

でも私は、

その出来事が起きた原因を、

いつも自分自身の中に探していました。

 

つまり、

自分に向けて非難の矢を

放っていたのです。

 

そんなふうに

自分を責める時間が長く続いたせいか、

何か壁にぶつかったり、

物事がうまくいかなかったりすると、

 

「自分が悪かったんだ」

 

と、真っ先に考える

癖がついていました。

 

過去の出来事についても

同じでした。

 

いつも頭の中では、

こんな言葉が繰り返されていました。

 

「私はあそこへ

行かなければよかった」

 

「自分が間違った決断をしたから、

あんなことになったんだ」

 

そんなある時、

一つのことに気づきました。

 

「これもなんだ」

 

何かが起きると、

まず自分を攻撃すること。

 

自分を責めること。

 

そうやって考えること自体が、

長い間繰り返してきた

心の癖なのだと気づいたのです。

 

そこで私は、

自分を攻撃し、

自分を責め続けるこの癖を、

もう手放そうと思いました。

 

  過去の自分をもう一度見つめる

 

すると自然に、

過去の自分をもう一度見つめる

時間を持つようになりました。

 

自分では愚かな決断をしたと

思い続けていた、

あの頃の自分です。

 

そして、ふと

こんなことを思いました。

 

「本当に、

あの時の私は

責められなければならない人

だったのだろうか?」

 

今の私が知っていることを、

あの頃の私も

知っていたのか。

 

今まで経験してきたことや、

今の自分の考え方を基準にして

過去を振り返れば、

あの時の選択は

愚かに見えるかもしれません。

 

しかし、

あの頃の私は、

あの時に知っていたこと、

そして自分にできることの中で

選んでいたのです。

 

そこで、

もう一つ気づきました。

 

過去の自分を責め続けることもまた、

長い間身につけてきた

考え方の癖だったのです。

 

そのことに気づいた後、

私がしたのは、

過去の自分を

許すことでした。

 

「今の私が、

今も過去の自分を責め続け、

苦しめ続けているから、

その影響を今の自分まで

受けているんだ」

 

そんなことに気づきました。

 

私は過去の自分を

罰しているつもり

だったのかもしれません。

 

けれど実際に、

その罰を受け続けていたのは、

今を生きている

自分だったのです。

 

「もう、

過去の自分を許そう」

 

そう思い、

自分を許すための時間を

持つことにしました。

 

  幸せに生きることを自分に許す

 

 

すると、

それまでとは少し違う

人生の景色が見え始めました。

 

過去の自分を許すということは、

単に

 

「あの時の行動はそれでよかった」

 

と言うことだけではありませんでした。

 

これまで生きてきた

自分そのものを、

もう否定しないということでも

あったのです。

 

そして、

自分をこれ以上罰しなくてもいいと

思えるようになると、

少しずつ別の考え方が

できるようになりました。

 

「私も、

自分が望む人生を

生きていいのではないだろうか」

 

振り返ってみると、

自分を責め続ける心の奥には、

こんな思いが

隠れていました。

 

「私は、

こんな自由な人生を

生きる資格なんてない」

 

自分を責め続けていたからこそ、

幸せを望むことさえ、

自分に許していなかったのかもしれません。

 

自分を責めることをやめていくと、

その考えは少しずつ

反対のものへと変わっていきました。

 

「私は、

自由で幸せな人生を

生きていい」

 

つまり私は、

自分自身に、

自分が望む人生を生きることを

許せるようになりました。

 

もし過去の出来事のために、

今も自分自身を

下へ押さえつけていると

感じることがあるなら、

一度、

過去の自分をもう一度

見つめてみてはどうでしょうか。

 

もしかすると私たちは、

今の自分が知っていることを

基準にして、

過去の自分を必要以上に

厳しく裁いていることが

あるのかもしれません。

 

過去の自分も

自分なりに精一杯やろうと

していたのではなかろうか。

 

今振り返れば、

十分ではなかったと思える

行動だったとしても、

その時の自分にとっては、

それが精一杯の選択だったと

気づくこともあると思います。

 

もしそう思えたなら、

過去の自分を責め続ける代わりに、

こんなふうに声をかけてあげても

いいのではないでしょうか。

 

「あの時の私は、

あの時なりに

最善を尽くしていたんだね」

 

過去の自分も、

今の自分とは別の誰かではありません。

 

精一杯生きながら、

今の自分までつないできてくれた、

自分自身の一部です。

 

そろそろ、

その頃の自分を受け入れて、

許してあげてもいいのかもしれません。

 

そして、

自分を罰することを

少しずつやめながら、

今の自分にも、

幸せに生きることを

許してあげてほしいと思います。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございますニコニコ