カルナータカ特集 / スリマンガラム ( Sri Mangalam )【祖師ヶ谷大蔵】

カルナータカ料理を19年間に渡って作ってきたというマハリンガム大将。普段はチェッティナードゥ料理を出している祖師ヶ谷大蔵にて珍しくカルナータカ・スペシャルを提供するとのことで、2024年03月20日、ディナー・タイムに訪問。

スペシャルの他にレギュラーのミールスも提供していたため、スタッフさんたちは大変そうだった。

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左から、soppu saaru (青菜と豆の煮込み汁)。青葉は大根葉を使うものが多いようだ。rasam の一種とする人(←自分)もいるし、sambar の一種と考える人もいる。今回のはどっちとも違う料理に思えたけど。

真ん中は、公式アカウントの表記だと ulli masara (玉ねぎのマサーラー) となっている。masara は masala の表記ゆれか何かかな。食べてみるとかなり酸味の強い chatni (ペイスト状のツケダレ) みたいな感じ。さっぱり分からなくて調べまくったがそれでも分からない。しかもランチ・タイムに行った人の写真を見てみると、別料理のように見えてしまうくらいに違う。それに、そもそもカンナダ語だと玉ねぎは irulli で、ulli はマラヤーラム語(ケーララ州)だもんな。

右は、veg sagu (野菜の煮込み)。グレイヴィはタミルの thengai kurma みたいな感じかな。野菜は色々ミックスで、人参やグリーン・ピーズなどが入っている。ドーサやイドゥリなどのティファン類に合わせることが多いようだ。

カルナータカ料理、というかカンナダ語もさっぱり分からないので調べるのが大変だ(笑)。

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知っていた料理の一つが kosambari (豆野菜サラダ)。お～、これこれ。緑豆と胡瓜の食感を楽しむヤツ。タミルだと kosumalli だったかな。

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vegetable pulao (野菜入り炊き込みご飯)。単体で食べても吉。もちろんちょっとお代わりした。

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vegetable pulao に Coorgi chicken (コダグ地方の鶏肉のスパイス煮込み) を掛けたところ。コダグ地方の人はヒンドゥーやムスリムとは違う独自の食文化を持ち、飲酒もして豚肉料理も食す。有名なのが Coorg pandi (コダグ地方の豚肉のスパイス煮込み) だ。

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今回の目玉とも言える mudde oota (練ったシコクビエの団子)。練り時間が結構長くて手間がかかる。ネパールのディードと同様、噛まずに飲み込むのが正式な食べ方らしいが、慣れないと難しいかもな～。マハ大将が手でボール状に固めながらお代わりを配りまくっていたので、遠慮せずお代わりをいただき、予想通りお腹にずっしり(笑)。