元号が変わり、令和初の天皇誕生日だというのに、一般参賀が中止になってしまったりと、色々複雑な心境である。一刻も早く例の伝染病が収束することを願う。
 
と言っても落ち込んでばかりはいられない。そろそろ禁断症状が出始めたので、2020年02月23日(日)、メッチャオイシイ南インド料理を食べに経堂に向かう。
 
あれ?マハさんを含めてシェフが3人いるぞ(←事情はよく分からない)。
 
まずは prawn varuval dry (海老の玉葱マサラ炒め) を。マハさんのドライ系のノンヴェジ料理、大山時代から非常に気に入っている。onion masala に加え、マスタード・シードやカレーリーフの威力も見逃せない。
 
別アングルからも。
 
そしてドライ系をもう一丁。egg pepper dry (ゆで卵の黒胡椒炒め)。インドにはヴェジタリアンが多くいるが、欧米の定義とはちょっと異なり、ラクト・ヴェジタリアン(乳製品までOK)や、ラクト・オヴォ・ヴェジタリアン(乳製品と卵までOK)、という人が結構いるので、後者にはこの料理も受け入れられている。決して black pepper が突出した尖った味なわけではなく、心地良い程度に効いていて嬉しくなってしまう。
 
別アングルからも。
 
この日合わせた炭水化物は elumichai sadam (レモン・ライス)。南インドの代表的な米料理だ。
 
お皿に盛ってみた図。マハさんのはしっとり系だった。しっとり系でもパラッパラ系でも、腕のある人が作ると本当に美味しいな。もう何年も前に京都のタルカでいただいた小此木さんのしっとり系レモンライスを思い出した。
 
もちろん porotta (精製粉多層ブレッド) もお忘れなく。サックサクの仕上がりでメッチャオイシイ。こんなのが自分で作れたらいいのにな。
 
ご厚意でちょっと味見させていただいた karuvadu thokku (干魚のセミ・ドライ・カリー)。それほど酸味は強くなく(トマトの酸味だけかな?)、逆に辛味は強め。ご飯のお供に最高な感じ。kuzhambu かな?achar かな?よく分からないので聞いてみたら thokku とのことだった。thokku も定義が難しく、kuzhambu っぽいものから achar っぽいものまであったりで、もう訳が分からない(笑)。
 
〆は hot masala chai (スパイシー・ミルク・ティー) で。忙しいのにマハさんがわざわざ厨房から出てきてエア・ブレンドしてくれる。有り難や~。
 
近日中にTVでも紹介されるようなので、またお客さんが増えると思うけど、増え過ぎて鬼行列になって入れなくなっちゃうと困るなあ。
 

あ、そう言えばメニューに載っていないアイテムが突如登場したりすることもあるので、公式SNSはちゃんとチェックしておかなきゃ。先日は thirukkai meen kuzhambu (エイのサワー・カリー) とか出てたし。

 

ごちそうさま。
 
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※参照過去ログ