スギ花粉が大量に飛散する悲惨なシーズン。つい数日前までスギ花粉のほとんど存在しない地方に滞在していて、薬を飲む必要すらなかったが、東京に戻ってきた途端に目は開けられなくなり、鼻は詰まりっぱなし。新型コロナウィルス対策もいいが、政府は花粉症の国民を対象に様々な減税及び免税あるいはお見舞金支給などの措置を講じるべきですよ。
インド料理が花粉症対策になるわけではないが、またマハさんのミールスを食べたくて、花粉が飛ぶ中をヘロヘロになりながら訪問。テレビ番組で取り上げられた影響があるだろうなと思い、少し時間をずらして行くと、ベストのタイミングだった。
レギュラーの物とは少し内容の異なるノン・ヴェジ・ミールスがあるので、すかさずこれを。
この日の厨房はマハさんとラメさんのコンビ。
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まずはオプションの salty mor (バターミルク)。言うまでもないが、ミルクにバターを溶かしたものではないので要注意。食事前、食事中、食後にチビチビやるのが好き。
やはり好きなのでついついオーダーしちゃう parotta (精製粉の多層薄焼ブレッド)。この日は先日より少しオイリーな仕上がり。クラッシュもしていなかったように思う。手作りはブレが出るのが面白くて良いところ。
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chicken dry (汁気のない鶏肉カリー)。ドライのはずなのだが、汁気は相当あるじゃん(笑)。kaplasi (ブラック・ストーン・フラワー) が香る、オーソドックスな南インドのチキン・カリーだ。
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Karaikudi chicken curry (カライクディ地方の鶏肉カリー) と keerai kootu (青菜と豆のココナッツ・ミルク煮)。
Karaikudi chicken curry は、chicken dry よりもずっとシャバシャバで、思ったよりも地味なスパイス使い。keerai kootu に使われている青菜はよく分からなかった。
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rasam (スパイシー・サワー・スープ) と sambar (樹豆と野菜のカリー)。
この日の rasam はトマトとタマリンドのオーソドックスなスタイルで超好み。
sambar には murungakkai (ドラムスティック) や kathirikkai (茄子) などが入り、挽き立てと思われるコリアンダー強めの爽やかで大好きなタイプ。うひょ~。
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マハさんのお気遣いでつけてくれた thayir (ヨーグルト) と urugai (漬物)。urugai には固形の具材は見当たらなかったが、この酸っぱ辛いドロドロだけでも全然イケる。
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デザートや ponni rice (インド小粒米) と appalam (豆粉薄煎餅) を含む全景画像もご査収下さいまし。
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デザートの semiya payasam (ヴァミセリのココナッツミルク煮)。
自分が入店する前は混んでいたらしいし、自分が入店した後も次々にお客さんが入っていた。シェフの腕に加え、テレビ出演が相当影響しているなこりゃ。まあ、コロナウィルス騒ぎで飲食店が軒並みガラガラな昨今、頼もしいことなので喜ぶべきか。と言いつつも、次回もすんなりと入店できるといいな。
ごちそうさま。
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※参照過去ログ