マイクロの不定期さくら とお知らせ
マイクロエースといえば一癖も二癖もある製品を世に出してきたイメージがあると思いますが今回はそんなマイクロエースらしさがいっぱいのこちらA-5260 A-5261 EF58-86+44系客車 臨時特急「さくら」Twitterをご覧いただいている皆様ならご存じかと思いますが、去年の横浜ぽちフェスでジャンクとして入手。お値段16,000円と比較的安価に入手できました。青大将のNゲージと言えばKATOの「つばめ」「はと」がお馴染みですがこちらは同時期に運行されていた臨時(不定期)列車の「さくら」。マイクロエースでは「つばめ」も発売していますが、こちらは運行開始日の編成がモチーフで展望車は「つばめ」によく入っていたマイテ39ではなく丸屋根のマイテ58なのが特徴。スロ54の台車が間違っていることでも知られている製品ですね…「つばめ」は食堂車がオシ17、2等車がスロ54の一方で「さくら」は2等車がナロ10、食堂車は三軸ボギーのマシ29というラインナップ。リベットありのボディなのに何故かリベットのない107が印刷されています説明書にも「実写と異なります」と記載がありますが、リベット付きの車もいなかったか…?と思い調べてみると、101がリベットありだったようです。じゃあ101を印刷すればいいじゃないかと思うのですが、調査不足なのか何か理由があるのかどっちなんでしょうか…それはそれとしてプラ製品では貴重な三軸ボギー食堂車をいうことで製品化は嬉しい所。後にKATOからマシ38やスシ48も発売されましたがいずれも一回きりの生産で終了している状態です。マイクロは銀河鉄道999の製品にも含まれていますが今のところセット販売のみという状態。最近単品売りのニッチな客車シリーズ(?)が流行っていますのでそのうちマシ29も発売されないかなぁ~と期待しています笑こちらもプラ製品では唯一の完成品、スハフ43です。はつかりや大井川の同形式も発売されています。GMのキットもありますがやはり完成品があるのは有難いですよねサボや表記類も印刷済みですが、全体的に少々スケールオーバーかな、と思います当時のマイクロエースの中では割と普通ですが…古くは戦前の3、4列車に日本初の列車愛称として「富士」とともに登場した「櫻」。戦況の悪化に伴い一旦消えたものの、戦後に「つばめ」「はと」の救済臨時列車として再登場。後に不定期列車に昇格した「さくら」は電車特急「こだま」の登場で運行を終了しましたが、翌年にブルトレの愛称として復活し、2005年まで長崎行きブルトレとして活躍したのは記憶に新しいかと思います。さらに九州新幹線の全線開業で新幹線の愛称として再登場し、「富士」がブルトレ廃止後再度愛称として採用されていない現在、現存する愛称では日本一歴史ある愛称名となっています。最後におしらせ。ブログ開始時からプロフ欄に不定期投稿と書きながら毎週月曜に投稿していましたが、本投稿以降は完全に不定期投稿に移行いたします。その代わり内容は充実させていきたいと思いますので引き続きよろしくお願い致します。