キャロル♀ 2001.5~2009.11.8 8歳半 神経麻痺・関節・老衰
2009年11月8日(日)、キャロルは寝た格好のまま息をしていませんでした。外出好き、活動的なキャロルが歩けなくなって5日程度。ぴゅあみたいに、これ以上寝たままも可哀想。。「ようやく、まろんと逢えるね」と思って、あまり涙は出ませんでした。キャロルは2001年、月に帰ってしまったぱーるの後添えとして、うちに来た女の子。鷺沼のペットフォレストの売れ残りの子でした。元気がいいけれど、人の良さそうな表情で愛想がいい。迫って迫って、当時一人だったぴゅあと同居。ぴゅあともすぐに仲良くなり、うちにもすぐに慣れてくれました。後に追い出してしまったのですが・・・2003年4月にチャーが他界。6月にボビー他界。そしてまさかのキャロルまで、食欲不振等で入院。避妊手術も同時に行いました。そしてこの頃、ぴゅあに飽きてしまったのかケージの中で追いかけたり、毛を抜いたりする行動が出てきて別居。キャロルはすぐに、ぴゅあの息子のまろんと同居を開始します。キャロルとまろんは、本当に仲がいい夫婦になりました。いつもべったりくっついていて、うらやむほどの仲で。いつも水切りかごに、ぎっしりと二人で入っていました。また、この頃よりキャロルは太ってきました。毛並みは柔らかく、女の子のくせにガニ股でしたがいつもキラキラした目をしていて、行動的な子でした。いつも、ひょうひょうとしたというかあっけらかんとした性格。まろんとは3年ほど、仲良く暮らしました。2006年春にまろんが他界。いつも元気なキャロルでしたが、この時はどうしたらいいか分からないような顔をしたり落ち着かなかったり、まろんが病院から帰ってきた時などは、悲しそうな落ち込んだ表情をして心配でした。みんながお別れに顔をなめたりしてもキャロルはトイレから中々出てこなかったり。2006.03.01帰ると、一応明るい目をして迎えてくれます。食事も普通に食べます。ただ、まろんがいたころは、まろんの食べる勢いがすごかったので、対抗してたけど。また、二人で一枚の野菜を両側から食べたりしてたけど。ただ、落ち着くとこんな感じ。あったかい場所に、二人の水切り籠をどかしてしまって寒い場所に寝ています。キャロル、お前は変わり身が早いうさぎだろう?お見合いしてみるか?まだ、そんな気持ちじゃないよね。まろんと過ごしたのは、2年半位でそんなに長かった訳じゃないけどきっとすごく楽しかったんだろうね。でも、キャロルはいつまでも落ち込むような子じゃありませんでした。まろんが逝ってから数日後・・・キャロルがあまりに寂しそうなので、くりむと部屋で出してみました。目を細めて、くりむに寄っていきます。お腹の下に頭を入れたりして。くりむはちょっと狼狽気味。びっくりしてます。ドキドキしてます。初めて手を繋いだような中学生あたりの男の子のようです。キャロルは年上、バツイチ、未亡人のせいか全く平気で「仕掛けます」二人で、ケージに駆け込んで・・・まろんの部屋なので、まろんに悪くてくりむの部屋に移ってもらいました。くりむはドキドキです。ひたすらキャロルは舐めてます。くりむの耳の間辺りが、びっしょりになってます。時々、くりむはどうしたらいいか分らず飛び上がりますが、また頭を差し出したり。くりむは相手を舐めるということを知らないようです。キャロルはお構いなしに、くりむを舐めてます・・・で、二人を部屋に戻しました。キャロルは名残惜しそうですが、くりむはまだドキドキしていて、疲れてしまったみたいです。あんなに暗い顔をしていたキャロルですが試しに紹介したくりむを追いかけて追いかけて頭をびっしょりになるまで舐めたりして。。。あのくりむが、どうしたらいいのか分からないような困った顔をして、キャロルの言うがまま、されるがままになっていたっけ変わり身の早さにも驚かされましたが顔にも覇気が出て、元気になりました。まろんの時と同様に、二人でべったりです。友好的なキャロル、よくくりむを残して外出に出かけました。たまにくりむに怒られてもいました。子ウサギを喜んで自宅に迎えたり人がいい性格でした。キャロルの男性遍歴・・・ぴゅあ、まろん親子、そしてくりむ??試しに、チビボビーを合わせてみましたが、お互いに全く無視でした。ずっと誰かと一緒に暮らして来たから寂しいのか。。。キャロル、でもまろんのことを忘れた訳じゃないよね?一人になると、やっぱり水切り籠には入らないもの。。。2008.7.26ところがこの直後、キャロルはまたくりむに飽きます。やはり3年の同居でした。キャロル、前にはぴゅあ相手に同じことをしました。3年経つと男に飽きる女??誰かいなきゃダメなくせに。。。毛を抜いたり、追いかけまわしたり・・・一番最初に付き合った、ぴゅあは4月にグレーを亡くして一人でした。寂しかったのか、ぴゅあもまた応じてしまいます。しばらくは一緒に住みましたが、やはり相性が悪いのか最後は一人暮らしに落ち着きました。でもやはり寂しそうな目をしていました。キャロルは誰かと一緒じゃないとダメみたいです。キャロルは誰にでもフレンドリーで・・・チビボビーとも、遊びに来たnanoくんとも。性別関係なく、怒るということがありませんでした。男の子うさぎは、よくこんなキャロルを心配そうに見ていました。そんなキャロルも9歳。結膜炎がになって、目のふちがはれてしまいました。 (2009年10月6日)10/22 元気足腰も綺麗1月に入ると、キャロルが突然に足腰が弱りました。トイレにいつものように飛び乗ろうとしても倒れてしまう。何で?どうして?と自分でも怯えてるみたいで顔つきも変わってしまいました。毛並みも急に悪くなって。表情も変わります。他、下痢やソアホックにも悩まされます。11/2の画像食欲はありますが,もう壁を作らないと倒れてしまいます。お風呂はしょっちゅう。元気にたくさん食べます。でも、毛がどんどん薄くなっていく。痛みを感じる神経もダメみたいで薬を飲む。全部11/4の画像後ろ足が、どうしても脱臼してしまいます。綺麗だったのに、お尻も汚れてしまって。11/8 生前最後の画像です。まだ一生懸命にキャベツを食べています。ただ、目に元気が無かった。翌朝、8時過ぎにはキャロルは息をしていませんでした。タオルの間で、寝た時と同じ格好で虹の橋へ。ほんの数日で老け込んだ印象でした長く一緒に暮らしてきた、みんなとお別れです。夫婦だったくりむも、悲しそうな目をしてます。チビは誰にでも優しい。出歩くのが好きだったキャロル。歩けなくなってしまったことは、どんなにかショックでつらかったでしょう。綺麗で男の子にもててたキャロル。年をとってからもずっと女の子でした。あまり気にしない性格だからって3階に住んでもらったりしたよね?寂しかった?ごめんね、キャロル。いつもこっちを覗いていたよね。なでた時の背中の毛、つやつやで綺麗だったよ。キャロル、まろんもぴゅあもみんなそっちにいるでしょう?寂しくないよね。あんまりあちこちにいい顔して、喧嘩したらダメだよ。キャロルは目のぱっちりしたいつも軽い足取りで走ってる子だったよね。キャロル、またみんなで遊ぼうね。