2020年10月22日(木)

ゆきこは、昼はたくさん食べて調子も良さそうだったとのこと。
毛づくろいも自分で手足など、きちんと綺麗にして。だから、最後の日になるなんて思わなかった。

ゆきを軽くお風呂に入れて、櫛を入れて綺麗にした。
ソアホックの治療をして包帯を巻き
昼にたくさん食べていたので、

一旦、寝かせた。

ゆきの包帯をした足がピクっと動き、もう片方の足が伸びを
した様に見えた。

リラックスしたときによくやっていたから。調子がいいんだ、と思っていた。

今思うと、あれがゆきこの最後の動きだったのかも知れない。
その後すぐ、薬を飲ませようと覗くと、ぐっすり
寝ているようだった。

あまりによく寝ているので、そっとしておいた。
あれはもう、ゆきこは月に向かっていたの?
もう分からない。

あんなに一人で逝かせるのは嫌だと思っていたのにゆきが旅立ったことに、一緒の部屋にいて気が付かなかった。

 

2013年2月16日、店頭にデビューした初日のゆきこを迎えに

行った。2月10日に突然亡くなった、ゆきの生まれ変わりと信じたかった。


小さく、ちょっと毛が長いゆきこ。
本当に生まれ変わりが来たみたいで

嬉しかった。

 

 

2013年02月17日

昨日は疲れてしまって、「大丈夫かな?」と思い
恐る恐る、朝覗きましたが、ペレットも野菜も牧草も完食。
登れないだろうと思っていたロフトにも、小さな●があったので
きっと夜中に元気になったんでしょう。

ゆきの赤ちゃんを思わせる感じの子です。女の子らしい、と言うことでうちに来ましたが、まだ小さいのでよく分かりません。
顔は女の子なんだけどな。。。
 

 

ゆきこは順調に成長した。走り回ったり、野菜を振り回して
食べたり。元気な女の子。

 

 

ゆきこみたいな、やんちゃで忙しくて激しい子は初めて(笑)
飛び出してきて、まずスプレー。
私の周りを全速力で5周位して、一人でものすごいスピードで
玄関の方に走って行ってしまいます。

 


戻って来ないので見に行くと、ベッドにもぐりこんで

そこらじゅう汚してたり(-_-;)
掃除すれば、「縄張りに入ってきた!」とばかりに怒るし
油断してると「チク」っと噛むし。。。
でも慣れて無い訳では無く、歩くとついて歩きます。
 

 

 

2013年12月24日

ゆきこは「おっかない」女の子に育ちました。
ケージの掃除、野菜をあげる等、ケージに手を入れると

「ブー!」と怒ります。
で、私の手を両手ではたきます。
外で遊んでいる分には、普通にじゃれてきて優しいのですが。

 

ゴロンと横になって、足がゆらゆら浮いていて・・・
無防備だけど、それだけ信頼していてくれたんだね。

 

 

うさぎのぬいぐるみにまたがってたので、慌ててひっくり返して見てもやっぱり女の子だし・・・
こんな女の子は初めて・・・思春期のせい?



臨界に達すると、コロンとひっくり返る。

 

 

服を作って野川に行ったり
活発なゆきちゃん。
この頃に避妊手術をしていれば、あんな子宮になることは無かったのに。
健康なゆきちゃんのお腹を切るのが

怖かった。
ごめんね、本当にごめんね。

 

 

「ゆきちゃんは、綺麗な女の子」
「ゆきちゃんさ~・・・」
「ゆきちゃんいいな、綺麗で」
「ゆきちゃん、長くいてくれてありがとうね。」

良くお話したよね。
分かったような顔して聞いてくれた。またお話したいよ。

 

 

 

出血があり、9月30日に手術が決まって
遊んであげた、ゆきが普通にいた最後の写真。

 

12月で8歳と高齢で大分迷ったのですが、子宮に血が溜まり

時々出血したり貧血や発熱などが続き、摘出しないと

治りません。野菜はよく食べますが、本調子で無い様子は

よく分かります。
もしかしたら、麻酔をかけたまま…と言うリスクもありました。


ゆきこが麻酔から覚めてくれるか、本当に心配だった。
でも、ゆきちゃんは時間はかかったけれど帰ってきてくれた。本当に嬉しかった。また遊べると思っていたのに。

 

 

中々麻酔から醒めずに心配しましたが、起きて野菜も食べて、

今日は点滴も外れて普通に動いていました。
子宮は2箇所が腸と癒着し、破裂寸前のボコボコで
真っ黒な酷いものでした。これだけのものを抱えて、よく普通に過ごしていたな、辛かっただろうに…

と改めて雌うさぎの避妊手術の必要性を感じました。
悪いものは全部取ってもらいました。

 

こんな点滴の状態でも野菜を食べていたゆきこ。
翌日は一旦良くなるも、熱が出てきてしまう。


三日目に退院して家へ戻った時は、自分で�トイレにも行ってつまずいたりしていた。だから新しいケージも買ったのに・・・

それから一週間は40度以上の熱との闘い。だるそうに横になるゆきこの耳を保冷剤で冷やす。
点滴は毎日。抗生物質と整腸剤、胃の薬。翌週からは、ステロイドも。

手で踏ん張るため、じん帯が伸びてしまった。

最初は立っていたけれど、その為に寝たきりに。
そんな中でも、一生懸命に野菜を食べてくれた。



だから色んな野菜を買ったんだよ。
大根葉、チンゲン菜なんかが水っぽくて食べやすかった?
梨もバナナも食べてたよね。

 

でも、腺癌・播種・浸潤性のガンなんてひどすぎる。
こんなにいい子なのに。

 

ここ1週間は熱も下がり、よく食べて動きも良くなっていました。

母が来てくれていたのですが、

今日はカリカリも野菜も

沢山食べてお腹の調子も治り

あちこち毛づくろいまで

していたのに。
私が帰宅し、お風呂に入れて軽く櫛を入れてあげて

寝かせました。で、そのまま静かに息を引き取ったみたいです。

ゆきこが逝ってしまったことを、すぐ側にいながら

気が付かなかった。

本当に静かでした。
悲しいし、寝たきりになって可哀想だったけれど、

ガンで苦しむこと無くて良かった。

きっとジャックが迎えに来てくれてますね。

8年間、一緒に居てくれて有難うね、ゆきこ。

 

 

2020.10.25

ゆきこと最後のお別れをしました。フワフワのゆきこに

はもう触れません。
最後の抱っこです。
揺りかごに寝かされたゆきこは、お骨になって戻って来ました。
今はジャックと並んで部屋にいます。
動物が亡くなる度に、私が死んだら本当にまた会えるのかな?

と考えます。部屋が広くなりました。リックとクーロが遊びたそうです。


綺麗なゆきこちゃん、
ゆきちゃんは幸せだったかな?

ガンで苦しむことは無くてよかったけど
もう少し一緒にいたかった。

いつか必ずお別れはくるけれど
寂しいよ、ゆきちゃん。

ジャックが迎えに来たの?


 

 

 

待っててね、みんなで待っててね。
死んだら無になるなんて信じたくない。
またみんなで遊びたいよ、会いたいよ。