09.8.23(日)15:30、闘病中のぴゅあが
野菜ジュースを飲みながら、静かに息を引き取りました。

春位より、腎機能の低下・ソアホック治療を続け、
最後は苦しむことなく一緒に最後を迎えることが出来ました。

ぴゅあ、お疲れさま。
そして、ずっと一緒にいてくれて有難う。

 

2000年の秋位・・・
先代のグレーが亡くなり、新しい女の子を
チャーのお嫁さんにするために、女の子を捜しにホームセンターに行きました。

そこで、二人とも女の子・・・
ということで、2008年4月に月に帰った2代目グレーとぴゅあを迎えました。

画像は、当時ネコと遊ぶぴゅあ。
まだ小さかったね。

小さい頃は、先住のチャー♂と
幼馴染のグレーと同居。
よく3羽で遊んでいました。

 

やがて大きくなり、ぴゅあはローズという子との間に「まろん」という息子をもうけます。
まろんは、ぴゅあより先に月へ帰ってしまうのですが・・・

うさぎも長生きすると、色々あります。
ぴゅあも様々な、出会いと別れがありました

グレーはチャーと夫婦になり、ぴゅあは
キャロルとしばらく一緒に過ごします。
しかし、キャロルはぴゅあの息子のまろんと
好きあうようになってしまい・・・

その頃、チャーを亡くしたグレーがいました。
寂しいもの同士、幼馴染だし一緒にさせると非常に仲のいい夫婦になりました。

 

 

この頃(2005年~2008年)が、ぴゅあにとって
一番幸せな日々だったんではないでしょうか。

いつも二人でベッタリと一緒。
ぴゅあは優しいので、喧嘩をすることもなく
グレーはぴゅあを頼るようにして
一緒に暮らしていました。

 

 

これはグレーとの最後の夜の写真。
グレーは、この時すでに頚椎を損傷。数時間後に病院へ
運ばれることとなります。



グレー亡き後、やはり独り身のキャロルと再度暮らしてみるものの、上手くいかず老後を静かに一人で暮らす生活が始まります。

 

2009年1月の画像。

まだ毛も綺麗。一人で歩けるし
ケージの中で「飛び越える」なんてことも普通に出来た頃。
ソアホックの治療だけをしていました。

 

2009年4月の画像。

寄りかかるような態勢が多くなりましたが、普通に食べて普通に過ごしていました。



 

 

2009年05月31日

 

ぴゅあの食があまりに細くなってきて、痩せてしまったので

また病院へ連れて行きました。

もしかしたら、奥歯が伸びて固いものを噛む時に

舌が痛いのかも。。。ということで、診てもらうと

「もしかしたら、そうかも」位の歯の生え方とか。

麻酔をして切ってもらうといいんですがちょっと麻酔に耐えられるかどうかって感じなので

少し、痛み止めを与えながらたくさん食べてもらうことに

しました。

 

2009年06月06日

歯が舌にあたってるのかも、ということで痛み止めをもらっていたぴゅあですが、どうも口の中が

痛いから食べないという感じでも無いので再び病院へ。

食べないというか、1年かけて食べる量が減ったという感じだし、痛いとか食べたいのに

食べられないという風には

見えないのです。

 

改めて血液検査をすると、腎機能が低下してました。

加齢による腎機能低下なので、治るということはありません。

週に2~3回の、人工透析をすれば延命が出来るという位。

それをやれば、もっと食欲が出るかも・・・ということでした。

 

飼い主に選択権があります。

ぴゅあは、本当はどうしたいのでしょう。

週に数回、車に乗せられて針を刺されに行ってももう治るということはありません。

考えましたが、自然に任せることにします。

いつか、尿毒症とか何か苦しみを伴うことが訪れるかも。

そうしたら、苦しみを和らげることはします。

もっと若くて病気、ということなら透析はするけれど

今はそれなりに食べてるし、ゆっくりと過ごさせてあげようと

思っています。

それが自然な姿なのかも。。。

私が仮に「もう治らない」という病になったら

苦しみたくは無いけど、延命はして欲しくない。

だから、ぴゅあにもそうしようと思ってます。

 

本人(本兎)の気持ちとか、考えが知りたいです。

 

2009年06月21日

ぴゅあは滅多にこのように横にならない子でした。

体がきついのでしょうか。

野菜は、大根葉・にんじん葉・キャベツを好んで食べます。

ペレットはお湯で柔らかくしてあげるとつまみます。

リンゴは大好きです。

ただ、食べるスピードが遅くとにかく時間をかけて食べます。

この態勢からは一人で起き上がるのが大変なので起こしてあげます。

寄りかかれるように、ケージの隅にはタオルを丸めて敷いたりしてます

 

 

2009年6月の画像。
どうにか立っていますがすぐに転んでしまいます

 

 

2009年07月01日

 

ぴゅあですが、相変わらず野菜を3枚・リンゴ・にんじん・

バナナなど少量ですが食べてくれてます。

ゼリーのお菓子を見せると、ヨロヨロですが飛び出してきて欲しがります。

ただ今日は帰ると横になっていて、一生懸命に起きようとしたので手で起こしてあげましたが、

四足で立ってもフラついて倒れてしまい水切りカゴに入れてあげると、寄りかかって立っていました。

足の力がどんどん無くなっていくみたいです。

 

「どうしてこうなってしまうんだろう」

「前みたいに動けない」

 

こんなことを考えてるような、驚いた顔をしています。

もし自分だったら、怖い。。悲観してしまう。

ぴゅあはそれでも、頑張って立とうとします。

どうしてそんなに頑張るんだろう。

立てなくなったって、どうにか床ずれにならないように

色々考えてあげるのに。。。ゆっくりしたっていいのに。。。

 

 

2009年07月12日

 

あの腎臓の数値で、普通に食べて普通に暮らしてるのは驚くようなこと、本当ならもうダメになっていて当然と言われました。

食べても太らないで痩せてしまうし、どんどん足の筋力が落ちて

今は横になっていることも多くなりました。

 

2009年07月16日

前足を曲げたまま、少し進む。後ろ足はもうほとんどだめ。

お風呂には毎日

 

2009年07月20日

ぴゅあの方は、ケージに薄いスポンジを貼り付けておでこで体重を支えても痛くないように。

また、水切り籠の周りにも厚手のスポンジを。

水の位置を下げ、ペレット入れは夏用のコースターに固定し

コースターも、いつもぴゅあがいる低い位置に固定しました。

前はお湯でやわらかくしたペレットしか食べませんでしたが

最近は、普通に食べます。

 

水切り籠の中で殆どを過ごします。出ようとして、後ろ足がひっかかってしまったことも多く

今は自分からは出ようとしません。

オムツや体を吊るす器具も考えたのですがまだ立っていられる時間も長いし、ちょっと可哀想かな

とも思えて、今は辞めました。

寒くなって、お風呂が負担になったら考えようかと。

 

2009年07月22日

ぴゅあの介護は続いています。

大体、家に帰ってから1時間はうさぎのお世話になります。

そのうち、30分以上はぴゅあとの時間。

まず起こしてあげて、足腰を拭いてあげます。

で、カゴの牧草を綺麗にしてぴゅあを立たせて落ち着いたら、野菜を1枚ずつ差し出して食べるのを待ちます。

野菜、リンゴ、バナナ、ペレットと手から食べさせて

最後に水のボトルを口元に持っていって、飲み終わるまで待って。

 

2009年07月29日

お灸スタート


 2009年08月03日

ぴゅあですが、食欲が大分増して

目の感じが元気になったように思えます。

持ち上げた時も、背骨辺りは痩せて骨があたる感じが

前からしていたんですが、腰とかお腹の辺りは

一時より丸くなったように思えます。

目のふちや、鼻や口の周りもピンク→茶色に

顔色が悪くなっていたのも、少し改善されたかも。

 

毎日、真っ先に見てあげることも

大人しいぴゅあにとっては、大きなことなのかも知れません。

 

 

2009年7月

あちこちに頭をつけて寄りかかるため
クッションを作るようになりました。
まだ支えがなくても、一人で立っています。

また、この頃より野菜ジュースを飲むようになりました。

 

 

2009年8月10日
この頃になると、かなりクッションとクッションの幅を狭くしないと立っていられない。

でも、一生懸命にニンジンなど食べていました。

お風呂と野菜ジュースが毎日でした。

 

 

2009年08月20日

 

画像中:あごを乗せる場所が欲しいぴゅあ。こんな感じですが

おいしいものが欲しい時は、転ぶのに走ろうとします。

 

2009年8月22日

生前の最後の画像です。
立っているのがつらそうで、横になってしまいます。
目にも元気が無いように見えました。

 

 

2009年08月23日

 

先ほど、ぴゅあが虹の橋に向かいました。

昨日はちょっと食欲も落ちてしまって・・・

目に元気が無くなったようにも思いました。

それでも野菜ジュースも飲んだし、リンゴやおやつも食て。。。

まだ、あったかい。

いつもは立っているのに、どうにも力が入らないらしく横になっていたぴゅあ。

おやつをあげたら、やっと噛んで

飲み込むという感じでした。

野菜ジュースをあげてみよう、

ということで抱っこして、あげている最中・・・

急に大きな口をあけて、大きな息を始めて両手をピン!と伸ばし。。。

フーっと息を吐いて、頭が後ろに垂れ下がってしまいました。

いつも聞いてしまう、最後の声も無く静かな最後でした。ぴゅあらしい・・・

でも、好きなものを食べて飲んで、直後に虹の橋に向かったんだね。

 

ぴゅあ、本当にお疲れさま。

ぴゅあは頑張り過ぎだよ。
人間なら、とっくに寝たきりなのに最後の最後まで頑張って・・・

ぴゅあは大人しい優しい子だったね。
あんまりアピールしなくて、、ひっそりと暮らしていたから、あまり構ってあげなかったかも
知れない。

グレーがいなくなって寂しかったよね。
もっと一杯、遊んであげれば良かった、元気なうちに。

いつか仕事から帰った時に、ぴゅあが横になって動かなくなってたらどうしよう、といつも思っていた。
でも、ぴゅあと最後の最後は
一緒に時間を過ごすことが出来たね。

ぴゅあ、グレーに逢えた?
今頃はまた一緒に、飛んだり跳ねたり昔みたいに遊んでいるよね。
痛くないよね、一杯食べられるよね。

ぴゅあ、本当に長い間
一緒に過ごしてくれて有難う。
ぴゅあ、忘れないでね。

 

 

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ぴゅあに最後の挨拶をする、くりむとキャロル